連携に13市で協定運運用 他【新千葉新聞】
- 2024/10/5
- ニュース
新千葉新聞2024年10月5日発行
連携に13市で協定運運用
パートナーシップーフアミリーシップ制度
新たに加入 木更津・君津・富津市等
千葉県内9市で締結されている「パートナーシッブーファミリーシッブ制度に係る都市間連携に関する協定」に、このほど、新たに木更津市・流山市・君津市・富津市の4市が加入した。
これまで協定に参加していたのは、千葉市、市川市、船橋市、松戸市、習志野市、柏市、市原市、浦安市、袖ケ浦市の9市(市制施行順)。
協定運用開始のに10月1日(火)から13市に拡大され、連携協定により、制度利用者が協定に加入している自治体間で転入・転出する場合の手続きが簡素化され、負担軽減を図ることができる。
つまり、制度利用者が13市内で転出入する場合、転出元の自治体(協定締結都市)に宣誓証明書を返す必要がなくなり、転出先の自治体では独身を証明する戸籍謄本などの提出を省略できる。
木更津市では、令和5年4月1日に「パートナーシップーファミリーシップ一に宣誓度」を開始し、これまでに8組の宣誓があった。
君津市では、今年4月1日に「パートナーシップーファミリーシップ宣誓制度」を開始し、これまでに4組の宣誓があった。
冨津市では、性別にとらわれない多様な生き方を認め合い、あらゆる立場の人々が個性と能力を十分に発抑することができる社会の実現を目指すため、今年10月1日にパートナーシッブーファミリーシップ宣誓制度を開始した。
同宣誓制度は、日常生活で協力し合うことを約束した2人がパートナーシップの関係にあることを宣誓する制度。
2人に子どもや親がいる場合、ファミリーシップも宣誓できる。
婚姻制度とは異なり、法律上の効果が生じるものではないが、大切なパートナーや家族と一緒に人生を歩み、誰もが自分らしく輝けるよう市が応援するもの。
「パートナーシップ」とは、お互いを人生のパートナーとし、日常生活において経済面、生活面、または精神面で協力し合うことを約束した関係のこと。
「ファミリーシッブ」とは、パートナーシップの関係にある二人またはどちらかの子どもや親などとともに家族として暮らしていくことを約束した関係のこと。
江川の陸上競技場を開放
午後3時~6時迄 11月9日(土)まで
運勣するのに最適なスポーツの秋に、トラックでのランニングや芝生でのストレッチ、ちばアクアラインマラソンに向けたトレーニングなど、陸上競技場で気軽に運動を楽しんでもらうため、O-ENCE SPORTS FIELD(オーエンズ スポーツフィールド)陸上競技場(江川総合運動場、写真、木更津市江川959-1)を期間・時間限定で無料開放する。
開放川間は10月1日~11月9日(土)までで、時間は午後3時~午後6時まで。
ただし8日、9日、13日、26日は午後5時~午後6時まで。
11月3日(祝)及び11月9日(土)は午前8時30分~午後6時まで。
利用方法は使用前に管理事務所窓口で受付(事前申し込み不要)。
誰でも利用できる。
照明はないので、利用時の怪我や荷物の紛失に注意を-とのこと。
中学校の制服リユース
ワイシャツ、ジャージ、体操服なども
『おさがりの輪 木更津』 協力者等を募る
~自分の不要品が誰かの役に立つ!~使わなくなった中学校の制服をリユースしませんか?と、市民有志で結成されている『おさがりの輪 木更津』が呼びかけている。
「リユース」とは、一度使用したものを捨てずに、繰り返し使うこと。
捨てようと思っていたものを欲しい人に譲って使ってもらうこと。
この活動に関心のある人、制服を提供してくれる人など協力者及び、登録者を募っている。
同運動は今年3月、中学生を持つ母親有志5人が集い、「成長が早く制服が小さくなってしまった」「捨てるのはもったいないね」などのつぶやきから、リユースを試みた。
まず教育委員会の了解をとり、子どもの在籍校である清川中、岩根中、木更津第一中の協力を得て、学校連絡アプリsigfyでも活用して今年3月、卒業生を対象に、「不要な制服を是非譲ってほしい」との手紙などを配布した。
その後、
▽2月30日午前中、東清公民館・清川中学校
▽30日午後、文京公民館・木更津第二中学校
▽4月7日午後、岩根公民館・岩根中学校で、
それぞれ対面で制服等の受け取りを実施した。
その後は1か月間各公民館での窓口でも預かりを行った。
寄贈品総数は200枚を越えた。
これまでに寄贈された制服等は、この秋に、来年度中学校へ入学する小学6年生(希望者)に配布される予定。
回収対象の衣類は「制服」「ワイシャツ」「ジャージ」「体操服」「ヘルメット」「指定カバン」など。
「おさがりの輪 木更津」の発起人は有志八人、代表は櫻井鞠衣さん(清川市保護者)。
このほかに長谷川さん・渡邉さん(木更津第二中学校保護者)、安藤さん(岩根中保護者)。
後援は木更津市教育委員会、オーガニックアクションパートナーズ登録も行っている。
参加・協力申し込み、問い合わせはQRコードを読みとるか、「おさがりの輪木更津」で検索。
免疫細胞の抗腫瘍効果
DNA研究所など がん治療法の可能性
公益財団法人かずさDNA研究所(木更津市かずさ鎌足2-6-7)は9月19日、岡山大学と共同で、免疫細胞の脂質代謝を調整することで、がんの増殖を抑える機能が強化される仕組みを明らかにした。
発表内容は次の通り。
「この数年の薬や治療法の大きな進歩により、がんは治る疾患になってきたが、依然として日本人の3~4人に1人はがんで亡くなることも知られている。通常、外科的な切除や抗かん剤治療、および放射線治療などが適用されるが、新たに免没チェックポイント阻害薬や分子標的薬を組み合わせた治療が取り組まれている。しかし、これらの治療法には、特定の腫瘍にしか効果がないなどの限界がある。
最近の研究で、免疫細胞の一種であるTh9細胞がマウスの腫瘍に対して強い抗がん作用を持つことが明らかになったが、その詳細な働きについてはまだ十分に解明されていなかった。
そこで本研究では、Th9揶胞の機能制御メカニズムを解明し、がん治療への応用を目指した。その結果、Th9細胞が作り出す脂肪酸の合成を阻害することで、がん抑制効果が向上することを発見した。
また、脂肋酸合成を阻害したTh9細胞と免疫チェックポイント阻害薬を併用すると、がんがほぼ完全に消失することも確認された。
この研究成果は、悪性黒色腫に対する新たな治療法の可能性を示しており、代謝をターゲッ卜にした新しいがん免疫細胞療法の実現が期待される。」
研究成果は国際学術雑誌「Cellular&Molecular Immunogy」において、8月26日にオンライン公開された。
地球環境を衛星画像で
木更津高専 公開講座に中学生
木更津工業高等専門学校(木更津市清見台東)でこのほど、中学生が参加して、公開講座「地球環境を衛星画像で解析しよう!」が開かれた。
中学生2人が受講。
地球規模の環境変化や災害の監視に利用されている本物の術星観測画像を使って、環境変化の解析に取り組み、積極的に質問もしていた。
同校では、地球観測技術に興味を持つ生徒が増えてくれるようにと、今後も分かりやすい解説ができるように教材を工夫して取り組んでいくとしている。
3チームが県大会出場
ろうきん旗少年野球君津地区ブロック大会
「第40回千葉県少年野球選手権大会(ろうきん旗争奪)君津地区ブロック大会」が、9月29日、富津市ふれあい公園球技広場で開かれた。
君津地域四市の各代表チームが出場。
熱戦の結果、畑沢コンドルズ(木更津市)、根形スターズ(袖ケ浦市)、大和田少年野球クラブ(君津市)の3チームが勝ち上がり、県大会出場を決めた。
大佐和BC(富津市)は3位决定戦で惜敗した。
県大会(千葉県少年野球連盟主催)は11月2日(土)、3日(日)、4日(月・祝)、9日(土)、10日(日)、16日(土)、県内の15地域・48チームが出場し、ナスパスタジアム(成田市)はじめ、当地城の木更津市江川第1球場、同第2球場、袖ケ浦市今井球場、ふれあい坂田公園球場などで行われる。
君津地区ブロック大会の結果は次の通り。
▽畑沢コンドルズ11-4大佐和BC
▽根形スターズ9-2大和田少年野球クラブ
▽(3位決定戦)大和田少年野球クラブ6-4大佐和BC
※以上の勝者3チームは県大会出場。
読書を心の糧にして
君津地方読書感想文 優良賞の34人
君津地方教育研究会学校図書館部会主催[第70回読書感想文コンクール君津地方審査会](9月20日、君津教育会館)の入選者続き、優良賞三十四点は次の通り。
【優良賞】
◎小学校低学年
▽課題読書=「ちいさくたって、つよくなれる」齊藤耀月(木二①)、「食べものを作るのは大へん」前田幸紀(周西の丘②)、「「ごめんね」でてきた」中島慶二(蔵波②)、「「ごめんね」はまほうの言葉」山村清人(請西②)
▽自由読書=「ぽくのプンスカ」御園公介(平岡②)、「自分のまわりの人にありがとう」阿部美乃里(南子安②)、「けんかするほどなかがいい」増田広翔(蔵波②)
◎小学校中学年
▽課題読書=「さようならプラスチックストロー」政杏珠(金田④)、「心の花をさかせたい!」高野菜々(根形④)、「「せんそう」という言葉は私はきらいです。」松本くるみ(真舟③)、「友情がつないだ夏の冒険」田邉亜胡(中川④)
▽自由説書=「すごいね!みんなの通学路」村越一平(蔵波③)、「当たり前の毎日に感しゃ」岩崎日茉里(岩根③)、「あいの缶詰」齋藤遥(富津③)、「平和のためにできること」大川原嘉紀(長浦③)
◎小学校高学年
▽課題読書=「大事ないのちを守れるように」藤本慶和(八重原⑤)、「助け合うことの大切さ」藤平結愛(真舟⑤)、「思いやりの輪」齊藤碧海(北子安⑥)
▽自由読書=「平和な世界にしたい」滝澤千春(昭和⑥)、「津田梅子ってどんな人だろう」佐生瑠泉(富来田⑤)、「「チキン!」を読んで」茂木めいな(清見台⑤)、「言い出す勇気」中村莉瑳(奈良輪⑥)、「戦争の悲劇」渡逎剛琉(南子安⑥)
◎中学校
▽課題読書=「「きせき」はlf onlyの積み重ね」大村優(蔵波②)、「誰かのための自分になりたい」齊藤岬(蔵波③)、「「心の声に正直に生きる」ということ」平塚蓮(志学館②)
▽自由読書=「私一人だけではなかった」武澤永愛(長浦③)、「希望に満ちた夢に」三平彩夢(大佐和③)、「これからの未来」古宮花菜(君津②)、「違いが生む良さ」栗橋沙和(君津③)、「唯一無二の私」森咲良(上総小櫃③)、「砂の流動性と思想」澤凛果(木二③)、「僕はカラフル」山上真己登(平川①)、「colors」山口葵空(志学館③)