危険物への安全等図る 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2024年6月12日発行

危険物への安全等図る

「第34回千葉県危険物安全大会」
木更津市危険物安全協会 表彰状や感謝状贈呈

「第34回千葉県危険物安全大会」が7日、千葉市のオークラ千葉ホテルで開催された。
同大会は、事業所における自主保安体制を呼び掛けると共に、広く危険物に関する安全意識の高揚と啓発を図るため、一般社団法人千葉県危険物安全協会連合会と、各地区危険物安全協会が共催し、千葉県の後援により、毎年、危険物安全週間に伴い開催している。
大会では、常日頃から法令を順守し、保安体制に優れた事業所や危険物取扱者の表彰が行われた。
木更津市消防本部に事務局を置く、木更津市危険物安全協会では、千葉県知事感謝状に1人、関東甲信越地区危険物安全協会連合会会長表彰に1人、千葉県消防長会会長表彰・優良危険物取扱者に1人、千葉県危険物安全協会連合会会長表彰の優良危険物取扱事業所に1事業所、千葉県危険物安全協会連合会の優良危険物取扱者に2人、千葉県危険物安全協会連合会会長感謝状・地区協会事務局員に2人が表彰された。
同大会での表彰者は次の通り。(敬称略)
【千葉県知事塔謝状】
▽平井秀幸(共栄海運(株))
【関東甲信越地区危険物安全協会迎合会会長表彰】
▽谷田民一((有)三津和石油)
【千葉県消防長会会長表彰 優良危険物取扱者】
▽鈴木大輔(トーヨーカネツ(株)千葉事業所)
【千葉県危険物安全協会連合会会長表彰】
◎優良危険物取扱事業所
▽(株)サンネクスト セルフ木更津給油所
◎優良危険物取扱者
▽山田貴司((株)東京機械製作所かずさテクノセンター)
▽小西安博((有)帝都開発)
【千葉県危険物安全協会連合会会長感謝状】
◎地区協会小務局員
▽星野隆(木更津市危険物安全協会)
▽秋川健司(同)

小糸地域の諏訪信仰 中世武士団秋元氏

木更津市中央公民館で29日開催
房総の地域文化講座 講師は濱名徳順氏

房総の地城文化を学ぶ会(会長・篠田芳人、元君津地方公民館運営審議会委員連絡協議公会災)主催、「第213回房総の垉城文化講座」が、29日(土)午後2時から3時20分まで(受付開始は午後1時30分)、木更津市中央公民館(JR木更津駅西口前「スパークルシティ木更津」6階)の第7会議室で開かれる。
テーマは『上総国小糸地域の諏訪信仰と中世武士団・秋元氏』。
講師は濱名徳順氏(富津市・袖ケ浦市・八千代市・山武市の文化財審議委員。宝聚寺〈天台宗〉住職。茂原市史調査執筆員)。
現在の君津市大井戸、諏訪神社には七面の懸仏(かけぽとけ)が伝米する。
その銘文から諏訪神社への信仰が、中世前期にさかのぽることが分かった。
上総国小糸地域に勢力を持っていた武士団・秋元氏と諏訪信仰との関係を考える。
会員でなくても受講できる。
受講料は非会員のみ400円(中学生以上)、会員は無料。
非会員は事前申し込みが必要。
なお、同公民館には駐車場がないが、近くの成就寺境内の市借用無料駐車場が利用できる(周辺に有料駐車場あり)。
またマスク着用などコロナ感染防止策に協力を求めている。
参加申し込み・問い合わせは筑紫敏夫(つくしとしお)幹事長までメールか電話で。
℡O90-3431-9483(留守電に伝言メッセージを入れてください。折り返し連絡します)。
メールアドレス toshi-551223@kzh.biglobe.ne.jp

国際交流で親睦深め

ベトナムーダナン市より生徒20人来校
木更津第一中学校 給食と剣道でふれあう

木更津市立木更津第一中学校(校長・今井克彦、生徒数298人)では、7日(金)、木更津市の友好都市であるベトナムーダナン市より、「ダナン越日学校」の生徒を受け入れ、親交を深めた。
全校生徒が体育館に集まり、盛大な拍手で20人を迎えたあと。
「ダナン越日学校」の代表生徒によるベトナム語のあいさつで、体育館の雰囲気は国際交流の空気へと一変した。
給食では、生徒が献立メニュー表をイラスト入りで用意し、日本の食文化を味わいながらコミュニケーションを図った。
給食後、日本文化体験として、剣道部員が、礼儀作法や防具の付け方、竹刀の振り方をていねいに教えた。
慣れない防具を身につけながら、面や小手打ちをするダナン市の生徒の、戸惑いながらも、親しげに剣道部員と交流する姿が見られた。
日本文化体験を支援した剣道部員からは、「言葉がなかなか通じない中、ベトナムからの生徒が剣道についての説明を理解しようと、一生懸命な気持ちが伝わってきてうれしかった。また、ベトナムの生徒が日本語を話そうと前向な婆に心を打たれた」、「外国の人と交流することができて楽しかった。伝える力が少し身についたと思う」、「ベトナムでも、剣道や『鬼滅の刃』のことが知られていて驚いた」などの声が聞かれた。
教務主任を務める浦辺雄一郎教諭は、「ベトナムから来る生徒を温かくもてなそうと、ポスターを作成したり、言葉や文化を調べたりするなど、生徒も職員も自発的に取り組む姿勢が、ホスピタリティの質を向上させた。言葉が通じない中でも、生徒同士が笑顔で楽しそうにやりとりする姿を見た。今後も温かな気持ちでやりとりできるように。「こころの耕し」を人切に、教育活動を展開していきたい」と抱負を語った。

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