迫力ある演舞で観客魅了 他【新千葉新聞】
- 2024/5/8
- ニュース
新千葉新聞2024年5月8日発行
迫力ある演舞で観客魅了
第22回かずさYOSAKOI木更津舞尊
木更津駅東口1,200人踊る 31チーム出場
よさこい!観にこい!踊りにこい!情熱が踊る! 木更津が躍る!
木更津駅東口周辺の商店街に元気を取り戻そうと、木更津春の一大イベント、『第22回かずさYOSAKOI木更津舞尊』が、暑い日差しの下、4日(土)木更津駅東口商店街地区など2会場で開催された。
今回のテーマは「きっとそれが誰かの元気になる!」
主催は木更津舞尊実行委員会(会長・玉丸森敏)で構成は木更津東部商店街振興組合(理事長・玉丸森敏)と木更津一番街商店街振興組合(理事長・立川明義)。
今回の木更津舞尊は、4年ぶりの前年同様、審査を実施せず、演者や見物客もほとんどマスクなし(任意)で、
▽木更津東部商店街会場(ミズノスボーツ隣駐車場、正午演舞開始)
▽木更津一番街商店街会場(拓大紅陵高校バスターミナル前通り、正午演舞開始)
で演舞が繰り広げられた。
同ヨサコイソーラン踊りには、幅広い世代で構成された、前回より4チーム多い県内外の31チーム(うち地元2チーム、東京10チーム)約1,200人が参加、熱き演舞を披露した。
午前10時30分からオープニングパレード(拓大紅陵高校吹奏楽部)に続き、フラックパレードが一番街商店街会場でスタート、「FORUZA木更津」を先頭に東部商店街会場に順次、集結した。
午前11時からの東部会場での「開会式」では阿部磨美さん(きみつネッ卜)司会のもと、玉丸森敏実行委員会長が、多くの協力・支援・協賛に感謝する主催者挨拶。
続いて渡辺芳邦市長や森岳県議、池田庸商工会議所会頭が開催を祝し「最高のパフォーマンスで盛り上げてほしい」などと述べ出場者を激励、浜田娟一衆議院議員の祝電も披露された。
このほか来賓として、鶴岡大治市議会議長、野口義信観光協会長、大岩房之経済部長、佐伯浩一商工会議所専務理事、山口一男JR木更津駅長、高橋克典大和町親交会長、石田享さつき通り田面商店会会長などが出席し、各連の大きなフラックの勇ましい入場等を見守った。
開会式後は、木更津ふるさと応援団のC-Style(女性2人組)のライブが行われ。
「木更津舞踏団舞猿」もバックで踊り、「幻想花乱」(袖ケ浦市)などのフラックも出て、会場を盛り上げた。
正午からの会場では参加連が工夫を凝らした衣装で木更津の金鈴塚古墳に因む金の鈴や鳴子を打ち鳴らしながら力強くダイナミックに舞を披露。
洗練された都会的センスあふれる連や和服姿など個性に富んだ衣装で踊りを展開した。
最後の総乱舞は一番街商店街会場で盛大に繰り広げられた。
また木更津総合商校や木更津高専、清和大学の生徒・学生が若い力で裏方を手伝った。
午後4時30分まで踊りは続き、最後は”日本一クリーンなおまつり”と銘打ち、SNSごみひろいで発信、出演者等の清掃で終了した。
”木更津舞尊”とは、~君去らず・袖しが浦の立つ波にその面影を見るぞ悲しき~ 木更津の語源を生んだ「日本武尊(やまとたけるのみこと)」。
そんな伝説の主人公の名にちなみ、『武』を『舞』に転じ、舞い尊ぶ者たちという意味を込めて、北海道のヨサコイソーランと融和した新しい踊りが「木更津舞尊(BUSON)」である。
戦国大名里見氏と房総の名刹・妙本寺
房総の地域文化講座 講師は笹生浩樹氏
房総の地域文化を学ぶ会(会長・篠田芳夫、元君津地方公民館運営審議会委員連絡協議会会長)主催、「第212回房総の地域文化講座」が、26日(日)午後2時から3時20分まで(受付開始は午後1時30分)、木更津市立中央公民館(JR木更津駅西口前「スパークルシティ木更津」6階)の第7会議室で開かれる。
テーマは『戦国大名里見氏と房総の名刹妙本寺』。
講師は笹生浩樹氏(菱川師宣記念館館長)。
あまり知られていなかったことだが、戦国大名里見氏にとって、保田・妙本寺の情報網は、甲斐武田信玄・越後上杉謙信・相模北条氏などとの同盟、または敵対に関する情報収集の役割を果たしてきた。
妙本寺は、戦国時代に何度も危機を迎えたが、里見氏の手厚い保護により、何とか乗り切っていく。
同講座は会員でなくても受講できる。
受講料は非会員のみ400円(中学生以上)、会員は無料。
非会員は事前申し込みが必要。
なお、同公民館には駐車場がないが、近くの成就寺境内の市借用無料駐車場が利用できる(周辺に有料駐車場あり)。
またマスク着用など、コロナ感染防止策に協力を求めている。
参加申し込み・問い合わせは筑紫敏夫(つくしとしお)幹事長までメールか電話で。
℡090-3431-9483(留守電に伝言メッセージを入れてください。折り返し連絡します)。
メールアドレス toshi-551223@kzh.biglobe.ne.jp
拓大紅陵2年ぶりV
県高校軟式野球 関東大会に出場へ
「第72回春季県高校軟式野球大会」(県高校野球連盟など主催、朝日新聞千葉総局など後援)の決勝が4日、青葉の森公園球場(千葉市)で行われ、拓大紅陵が千葉商大付を8-1で破り、2年ぶり13回目の優勝を果たした。
拓大紅陵は前日3日の準決勝で、八千代松陰に9-Oで7回コールド勝ちし決勝に進出。
決勝では3回に先制点を挙げ、5回にも加点。
7回には打者一巡の猛攻で6点を奪い、相手を突き放した。
決勝進出二校は6月1日から東京都で開かれる関東大会に出場する。
拓大紅陵は2年ぶり17度目、千葉商大付は2年連続8度目。
なお、木更津総合は3日の準決勝で千葉商大付に3-7で敗れ、決勝進出はならなかった。
「オオヨシキリ」が鳴く
愛鳥週間木更津市 長須賀のヨシ原で
5月10日から同16日までの一週間は「愛鳥週間」。
木更津市長須賀のヨシ原で野鳥の「オオヨシキリ」が鳴き始めた。
全長18.5センチ、頭から背、翼の上面、尾の上面は淡い褐色をしている。
下面は黄白色。
口元にヒゲがある。
腰は淡色。
ギョギョシギョギョシ ギョギョシ あるいはケケスケケス カイカイシなどと聞こえる大きな声。
高所でさえずり縄張りを主張する。
日本では全国で繁殖する夏鳥。
繁殖期は数本のヨシや枯れ葉等を束ねて、お椀型の巣をつくる。
一夫多妻性で、同時期ではないが、オスの周辺にメスが巣を作り、抱卵、育雛する。
定額減税の概要と対応
木更津商工会議所 20日の諛明会募集中
木更津商工会議所では、6月の支払給与から発生する定額減税事務に関連し、『定額減税の概要と事務対応に関する説明会』を今月20日(月)午後2時から3時まで、同会議所三階研修室(同市潮浜1-17)で開く。
現在参加者募集中。
一人当たり40,000円(所得税30,000円、住民税10,000円)の定額減税を盛り込んだ税制改正関連法案が成立し、令和6年6月以降の給与や賞与等の支払いにおいて、住民税と所得税が軽減される「定額減税」がスタートする。
これはほぽ全ての企業に影響があることであり、月次で行う給与計算、年次で行う年末調整、それぞれで押さえてもらいたいポイントがある。
同説明会では、「定額減税」に関する最新の情報や「いつ、誰が適用となり、実務上どう対応すれば良いか?」などを説明する。
また、令和6年度の税制改正のポイントも併せて伝える。
経営者も、実際に給与計算をしている経理担当者も、この機会に是非参加をと案内している。
講師は日本商工会議所産業政策第一部課長・鶴岡雄司氏、同主査・大内啓佑氏。
講演内容は、
▽定額減税の概要。
▽定額減税の事務手続き。
▽令和六年度の税制改正について。
受講料無料。
定員50人。
申し込みは参加申込書に必要事項を明記し、ファックス(0438-37-8705)で。
QRコードからも申し込める。
問い合わせは木更津商工会議所中小企業相談所、担当・遠藤さんへ(℡0438-37-8700)。
※定額減税(別途住民税10,000円控除あり=令和6年分所得税の納税者である居住者を対象として、次の①及び②の金額の合計額を令和六年分所得税額から控除。
①所得税本人=20,000円
②同一生計配偶者及び扶養親族=一人につき30,000円。
※定額減税の給与所得者に関する実施方法
▽令和6年6月以降に毎月の支払給与・賞与に係る源泉徴収税額から減税。
▽年末調整で給与・賞与における減税額を踏まえた精算。