上りの変動料金継続へ 他【新千葉新聞】
- 2024/4/2
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新千葉新聞2024年4月2日発行
上りの変動料金継続へ
東京湾アクアラインの土日祝日午後
普通車ETC 来年3月末まで延長
県は3月27日、東京湾アクアライン(木更津市-川崎市)の川崎市方面に向かう上り線(木更津金田IC~浮島IC)で、令和6年3月31日までの予定で試験導入した土日祝日午後の変動料金制を4月以降も令和7年(2025年)3月末まで一年間継統すると発表した。
昨年7月から試験導入された料金は、上り線を普通車が自動料金収受システム(ETC)で利用する場合、混雑する土日祝日の午後1時~同8時前までは1,200円、午後8時~翌午前O時前までは600円に設定している。
他の時間帯や平日は800円。
土日祝日の特定の時間帯に交通が集中することによって激しい混雑が発生していることから、交通需要の緩和を図るため、社会実験は行われている。
下り線の川崎から木更津方面は現行の通行料金(普通車の場合800円)から変更はない。
県道路計画課によると、試験を始めた昨年7月からのデータではETC利用の普通車の料金を400円値上げして1200円にするなどした午後1時~同8時の交通量が、200円割り引いて600円にするなどした午後8時~翌日午前O時等の時間帯に分散する傾向が確認された。
社会実験の効果は、
▽混雑時悶帯(午後1時~同8時)の交通量が減少し、前後の時間帯に分散。
▽渋滞による時間のロスが減少。渋滞による損失時間が、土曜日が約31%、日曜日は約21%減少している。
▽アクアラインの交通量は社会実験前と比べて増加しているにもかかわらず、事故が減少し、安全性が向上している。急減速(急ブレーキ)の発生頻度が30%減少し、事故件数が42%減少。
▽高速路線バスの定時性が向上している。
渋滞緩和の効果が表れているものの、さらにデータの収集が必要と判断した。
市政振興・発展に活用を
木更津市に寄付 共栄運輸㈱が2,000万円
木更津市潮浜の共栄運輸(株)(代表取締役・平井秀幸)は3月29日、木更津市に対し、「市政振興・発展に活用してほしい」と、2,000万円の寄付を行った。
駅前庁舎市長応接室で行われた寄付金贈呈式には、平井代表取締役、齋藤茂夫取締役会長、永田恵一郎総務部長が来庁。
木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市貝、篠田貞明財務部長、小原和弘財務部次長などが出席して敬意を表した。
席上、平井代表取締役は「今月末で第57期会計年度が終了するが、今年も地元4市に例年通りの寄付が出来ることに安堵している。
当社の事業は国家的にも必要な仕事と自負しているが、木更津市には本社があるほか、山砂採収や製品の搬送等で大型車両多数が市内を走行しており、市民の皆さんにご迷惑をおかけしている。また人勢の社員やその家族も木更津市のお世話になっている。少しでも市民のお役に立ちたいとの思いで寄付させていただく。今後も、思いやり運転など社員教育を徹底して安全走行に努める」などと決意を込め挨拶をした。
渡辺市長は、毎年多額の寄付などに深く感謝し、「趣旨に沿い、大切に有効活用させていただきます」などと述べ、同社の益々の発展を祈念した。
同市からは、平井代表取締役に「功労表彰状」を贈呈した。
清見台公民館長に影山氏
木更津市4月1日 市内15公民館の館長
木更津市は4月1日付けの非常勤特別職務者(市立公民館長等)の辞令交付式を行った。
このうち市内15公民館の館長の内訳は新任4人と再任11人。
うち常勤は7人(3人は再任用)。
令和6年度の公民館長は次の通り。
なお、会計年度任用職員任期は、令和6年4月1日~令和7年3月31日。(敬称略)
◎常勤
▽中央公民館=山下理(やましたあや)(新任、市生涯学習課社会教育係長)
▽清見台公民館=影山圭子(新任、市健康こども部こども保育課長補佐)
▽畑沢公民館=竹内康博(異動、岩根西公民館長、元学校給食センター所長)
▽桜井公民館=渡邉祐二(留任、元出来田公民館長)
◎常勤(再任用)
▽中郷公民館=岡田清治(元消防長)
▽西清川公民館=江尻益男(元環境部長)
▽岩根西公民館=鈴木賀俘也(異動、畑沢公民館長、元福祉部長)
◎非常勤(新任)
▽鎌足公民館=山村山美子(八重原小校長)
▽八幡台公民館=藤崎仁(金田小校長)
◎非常勤
▽富来田公民館=唐鎌勲(留任、元太田中校長)
▽岩根公民館=相場明彦[留任、元富来田小校長)
▽富岡公民館=星野隆弘(留任、元中央公民館長)
▽文京公民館=小倉敏幸(留任、元南清小校長)
▽東清公民館=出口雅志(留任、元清川中校長)
▽波岡公民館=河野勝(留任、元木一小校長)
(敬称略)
高齢者叙勲
地元関係の受章者
内閣府賞勲局は4月1日、高齢者叙勲の受章者を発表した。
地元関係は次の通り。
【瑞宝双光章】
▽関口敏夫氏(元木更津市立木更津第一小学校長)木更津市
▽増戸一夫氏(元君津市立久留里中学校長)袖ケ浦市
▽鈴木弘道氏(元県水産部次長)袖ヶ浦市
児童生徒の事故防止に
連絡帳ケースやセーフティライト等寄贈
木更津市が贈呈 安管協へ功労表彰状
木更津市は3月27日、木更津地区安全運転管理者協議会(会長・大里光夫、以下安管協)に対し、「木更津市功労衣彰」を行った。
これは、木更津市内の小学校新1年生の交通安全意識の向上と、交通事故防止を目的に、令和2年度から今年度も含め継続して「連絡帳ケース」を寄贈しているほか、今年度は鎌足中学校と富来田中学校の全校生徒に対し、セーフティライトを寄贈、3月5日には、木更津交通安全協会との共同でランドセルカバーの寄贈を行っており、5年間で総額220万円にもなっている。
木更津市では長年にわたる善行に感謝して、市表彰規定に基づき「功労表彰状」を贈ったもの。
駅前庁舎市長応接室で行われた表彰式には、大里会長、菅原右光事務局長が来庁。
木更津市からは渡辺芳邦市長、廣部昌弘教育長、亀田聡史教育部次長、上田真里学校教育課長などが出席して敬意を表した。
渡辺市長は、「安管協会員の皆様の優しい見守りで、児童達は大きな事故もなく無事登下校できています。今後ともよろしくお願いします」と感謝した。
NHK学園 心をつなぐ作品展
木更津市の国際書画会の入賞者
令和6年度 NHK学園『心をつなぐ作品展』~書道展・絵手紙展及び絵画展・写仏展~が、5月12日(日)~18日(土)午前9時30分~午後5時30分(入場は終了時問の30分前まで。最終日18日は午後2時で終了)、東京都美術館(台東区上野公園)で開かれる。
このうち第37回NHK学園生涯学習書道展(文化庁・東京都、全日本書写書道教育研究会、NHKなど後援)では、同学園で書道を学ぶ幅広い世代の作品が一堂に展示される。
期間内の15日(水)には石飛博光氏の特別講演も行われる。
同書道展は一般の部とジュニアの部で審査され、木更津市の国際書画会=代表・川口馬林(六四)、貝渕=から大人6人、子ども2人の計8人が入選。
一般の部では渡辺育子さん(君津市)と東嶋佳子さん(富津市)が「NHK学園賞」に輝いた。
国際書画会の入選者は次の通り。
敬称陷。
【一般の部】
▽NHK学園賞=渡辺育子(君津市)、東嶋佳子(富津市)
▽特選=木下輝子(木更津市)、三木幸子(富津市)
▽秀作=青沢ひろ子(君津市)、木村栞(富津市)
【ジュニアの部】
▽特選=金子琴音(中学1年生、木更津市)
▽秀作=金子塁(小学4年生、木更津市)