長年の自治功労を称え 他【新千葉新聞】
- 2024/3/20
- ニュース
新千葉新聞2024年3月20日発行
長年の自治功労を称え
木更津市で伝達式 故・白石貞雄氏へ叙勲
木更津市は長年にわたる自治功労により叙勲『瑞宝双光卓』の栄に浴した元木更津市収入役、故・白石貞雄氏への伝達式を18日、駅前庁舎、市長室で行った。
受領者は貞雄氏の長男・白石健氏。
市では、渡辺芳邦市長、田中幸子副市長などが出席して敬意を表した。
市長から白石健氏に勲記と勲章が手渡され。
「木更津市の現在の発展は先輩方のご尽力の賜物」などと深く感謝し、祝辞を述べた。
受章者・白石貞雄氏は、昭和36年4月1日~平成12年3月31日まで木更津市に奉職、同年4月1日~16年3月31日まで木更津市収入役。
このほか木更津市土地開発公社監事、君津郡市広域市町村圏事務組合収入役等も務めている。
令和6年1月13日死去、享年82歳、住所は木更津市請西。
健氏は、「父は生前、自分は運が良かった。様々な人生の節目で素晴しい人との出会いがあり、支援・協力してもらった、といつも感謝の思いを話していた」と挨拶した。
波岡小に体育用具寄贈
木更津市教委 タイヤショップ甲田に感謝状
有限会社タイヤショップ甲田(市原市)は、このほど、木更津市立波岡小学校(児童数、216人)の学校教育発展のためにと、運動用マッ卜やソフトバレーボールなど体育用具(300,520円相当)を寄贈した。
それに伴い、木更津市教育委員会(教育長・廣部昌弘)は18日(月)、市役所朝日庁介・教育長室で「感謝状贈呈式」を行った。
有限公社タイヤショップ甲田の代表取締役・甲田秀彦氏が教育長室を訪れ、市側は、贋部教育長のほか、秋元淳教育部長、亀田聡史教育部次長、上田真里教育部参事・学校教育課長等が出席し敬意を表した。
また甲田社長のお孫さんが通っている波岡小学校の泉澤山和校長も同席した。
廣部教育長から、甲田代表取締役に感謝状を贈呈、真心のこもった体育用具の寄贈に対し「子ども達の体育向上のため、また教育発展のために有効に活用させていただきます」と感謝の言葉を述べた。
男子は郷内・小倉組優勝
木更津市卓球連盟 女子は黒澤・篠崎組V
木更津市卓球連盟(会長・萩原秀彦)主催「第21回木更津市卓球大会・ダブルス戦」が16日(土)、木更津市民体育館で開催された。
男女100人が参加、予選の順位別に1・2位クループと3・4位グループに分かれ、決勝トーナメントで競った。
決勝トーナメントの結果は次の通り。
【男子】
▽1・2位クループ
①郷内徹・小倉一晃(アペックス)
②長嶋伸尚・榎本哲也(アペックス)
③森直人・清水俊則(アペックス)、小林哲也・福原靖(木更津クラブ)
▽3・4位クループ
①安田遙希・田丸啓介(木更津高専)
②門脇悠哉・萱野晶俊(木更津高専)
③丹治澪皇・宮崎龍哉(袖ヶ浦高)、相本圭広・吉原怜皇(周西南中)
【女子】
▽1・2位グループ
①黒澤裕美・篠崎瑞保(さざなみクラブ)
②阿部晴美・酒井直子(ウイング)
③南條周・山中瑠音(袖ヶ浦高)、高橋野枝・橋本喜美江(ウイング)
▽3・4位クループ
①横川沙織・清水紀子(木更津TC)
②園田敏子・座間ゆみ(あすなろ)
③鈴木一美・保田智美(木更市TC)、遠山佳津子・谷中知子(あすなろ)
美化福祉委員会の活動
波岡中学校生徒会 木更津市教育長に報告
木更津市立波岡中学校(校長・石井隆久、生徒数・464人)の生徒会会長・熱田秋華さん(2年生)と美化福祉委員会の委員長、鵜澤唯さん(2年生)、同委員会顧問の石川正之教諭の3人は、18日午後、木更津市役所朝日庁舎の教育長室を訪問して、廣部昌弘教育長に、美化福祉委員会の「令和5年度活動内容、新しい取り組み」について報告した。
木更津市では廣部教育長、上田真里学校教育課長など関係者が出席して歓迎した。
報告によると今年度は、掃除用具の点検、昼掃除・ゴミ袋回収をはじめ、全校系列清掃を導入。
これは「自分たちの力で最高の生活環境・人間関係を作る 波岡の清掃」をスローガンに、学年を問わず、縦のつながりを深めることを目的に実施した。
このほか、「ペットボトルキャップ、コンタクトレンズケースの回収」、さらにこれまで年間百本以上の傘の処分を行ってきた経緯から、「置き傘ゼロの徹底」~傘立ての管理方法の変更(各教室で管理)~したことにより、大きな改善が見られた。
また鵜澤唯委員長は今年度の公約として、
①ペーパーレス委員会を立ち上げ、全校へのお知らせや呼びかけなどはタブレットを使い、スーフイドなどで全校に発信し、ペーパーレスを行ってきた。
これはSDGsの推進にも繋がっている。
②プラスチック専用ゴミ箱の設置、ストローを使わない牛乳パック採用の実現(波岡中の生徒約五百人が使用するストローは1人当たり200本で、年間10万本にもなる)~などの具体的な数字を示しながら、中学生もSDGsに関心を持ち、出来ることから取り組んで行きたいなど、意欲的な報告を行った。
この報告を受け廣部教育長などは、中学生からの積極的な報告や発言に対し深く感謝するとともに、給食残渣問題や、木更津市が取り組んでいる学校給食米(有機米)について説明するなど、「今後も木更津市と連携して、より良い学校教育を目指す」などと挨拶し、これからの活動の展開に期待を寄せた。