交通事故撲滅へ決意 他【新千葉新聞】
- 2024/1/17
- ニュース
新千葉新聞2024年1月17日発行
交通事故撲滅へ決意
交通安全功労者の交通栄一章緑十字銅章表彰
木更津交通安全協会 初出式で連携深め
新年に交通事故撲滅を期す、木更津交通安全協会(会長・竹内義一、19支部)主催の「令和6年第48回木更津交通安全協会初出式」が、11日(木)、木更津市民会館中ホールで開催された。
これは同協会新春恒例の年頭行事で、年の初めに官民が連携を深め、決意も斯たに今年1年の交通安全と交通指導目の士気の高揚を図るもの。
式典には、太田裕介木更津署長(代理)、武田有千葉県君津地域振興事務所長、渡辺芳邦木更津市長、粕谷智浩袖ケ浦市長、江野澤吉克・高橋浩・森岳県議、永田陽一郎千葉県交通安全協会専務理事、鶴岡大治木更津市議会議長、榎本雅司袖ケ涌市議会議長などの来賓、19支部の交通指導員65人が参加した。
国歌斉唱に続き、令和五年中の交通事故物故者(全国2678人、千葉県127人、木更津署管内6人)に黙祷を捧げた。
竹内会長は式辞で、今年元日に発生した能登半島地震の犠牲者の冥福を祈り、被災者にお見舞いの意を表し、一日も早い復興を祈念した。また交通指導員に対して、交通ルール・マナーの啓蒙を通して、今年こそ交通死亡事故と飲酒運転の撲滅を期し一層の協力を願うとし、指導員の高齢化により人材不足も顕著であり、人材確保への協力も願った。
来賓各氏も、日頃の児童・生徒の登下校の見守り活動や各種交通安全事業への協力に感謝し、「交通安全県ちぱ」の確立に向け、一層の理解と協力、今年一年の平穏を願い、開会を祝した。
席上、『交通栄誉章緑十字銅章』表彰も行われ、「交通安全功労者」として、拾雄精二氏、鈴木泰子氏、勝畑繁氏に竹内会長から伝達された。
最後に、同協会を代表して、拾雄精二木更津交通安全協会副会長が「令和6年交通事故防止決意宣言」を行い、交通事故のない明るく住みよい社会を築き上げるよう努力することを誓った。
箏・三絃・尺八の音色
君津市民文化ホール かずさ三曲演奏会
木更津市文化協会文化祭参加「第7回かずさ三曲演奏会」が来る20日(土)正午から午後4時まで、君津市民文化ホール中ホールで開かれる。
入場無料。
主催は、かずさ三曲協会(会艮・溝口雅楽百)、木更津市文化協会協賛、君津地域四市と四市教育委員会後援、お箏こころの会協力。
三曲とは箏(こと)・ご鉉(さんげん、三味線)・尺八(しゃくはち)の三和類の音楽の総称。
プログラムは、「舂うらら」の尺八演奏から「今年の桜」まで12の演目。
出演は、溝口・井上・松本・吉田・井野・姉川・西林・高梨の各社中と、お箏こころの会。
江戸時代から現代にかけて、日本の音楽として最も普及している三和類の音楽を聴きに来てほしいと来場を歓迎している。
地域の課題解決に協力
大学の専門性、若者の提言などを力に
木更津市が締結式 明海大学と連携協定
木更津市(市長・渡辺芳邦)は今月9日、明海大学(学長・中嶌裕、千葉県浦安市明海)と、社会課題の解決や活力あるまちづくりを推進することなどを目的に「包括連携協定」を締結した。
明海大が締結している全国自治体との包括協定は木更津市が6か所目。
市役所駅前庁舎八階の会議室で行われた締結式には、明海大学から中嶌学長(写真左から五番目)、中川仁外国語学部長、山本卓不動産学部学科主任、原野啓不動産学部准教授、藤木亮介不動産学部准教授などが来庁。
木更津市からは渡辺市長(写真右から3番目)、田中幸子副市長、廣部昌弘教育長、石井宏典企画部長、桑田伸一資産管理部長、石井彰一市民部長、伊藤昌宏経済部長、吉田究都市整備部長、秋元淳教育部長、各部次長等18人が出席した。
同包括協定概要説明に続き、市長と学長が協定書に署名して締結した。
渡辺市長は挨拶で「地域課題解決に向け、大学の専門性、若者の創造性あふれる提言などの力を借り地域の活性化に取り組みたい」と期待を込めて挨拶。
これに応え中島学長は「木更津の魅力をさらに発掘し、いかに発信していくか、学生は一生懸命取り組んでいる。息の長い活動にしていきたい。学生が研究成果を発表する場も設けていく」などと話していた。
同協定の連携事項等は次の通り。
①地域の課題研究に関すること(中心市街地等の活性化、空き地・空き家の利活用ほか)。
②知的・人的・物的資源の相互活用に関すること(教育や研究に対する双方の情報等の提供)。
③都市整備・公共施設穃一備に関すること(市有財産の利活用、都市計画や未開発エリアにおけるプランの提案)。
④移住・定住に関すること(移住・定住プロジェクトの企画・実施)。
⑤国際交流に関すること(明海大学から市へ通訳等の学生ボランティアの派遣ほか)。
⑥その他両者が協議し、必要と認めること。
新春に墨の香あふれて
千代倉桜舟氏の作品も1点特別展示
イオンモール木更津 群鷗書人展と学生展
群鴎書人会(ぐんおうしょじんかい、木更津市貝渕)主催、木更津市教育委員会後援、改組第42回記念「群鷗書人展」・併催「学生展」が、あす18日(木)から21日(日)まで、イオンモール木更津2階イオンホールで開催される。
時間は午前11時から午後6時まで。
ただし初日は午後三時から、最終日は午後4時まで。
入場無料。
群鷗書人会は、木更津市名誉市民の故・千代倉桜舟(ちよくらおうしゅう)氏が設立。
現在は孫の千代倉桜崖(ちよくらおうがい)氏が理事長を務める。
会員による展示作品数は58点。
同会の顧問及びU23会員による半紙サイズの作品から毎日書道展出品作及び受賞作(畳1枚程度の大きさ)など様々な作品を展示するほか、桜舟氏の作品1点も特別出品される。
また、「学生展」では、会員の教室に所属する高校生以下の力作58点が展示される。
多くの人に見ていただきたいと来場を歓迎している。
「群鷗人展」の出品者は次の通り。
▽顧問=鹿島典子
▽理事長=千代倉桜崖
▽理事=浅野久仁、千代倉美和、山口幸恵、齊藤政子
▽名誉会員=佐々木テル子
▽依嘱=飯山悦代、石濱愛弓、佐々木功、鈴木秀夫、鈴木真理子、須藤克也、保坂江里花
▽会員=麻生寿郎、粕谷薫、苅込智子、川合はるみ、北岡由佳、北村幸代、鬼頭薫、鬼頭君江、小濱あやめ、小林悦子、小林弘子、白井利美、高橋望、竹田茂子、多田恭子、千代倉英美、根上和美、橋本泰幸、藤井裕子、松津節子、森竹忍、山田法子、山田ユキ
▽U23会員=鈴木雅、千代倉禎、山口比奈、中島遥。
(五十音順、敬称略)
郷土防災の要として
木更津市出初式 消防功労者を表彰②
◎木更津市消防出初式【県消防協会君津支部長表彰】続き
▽特別功労章(11人)(第四十四回県消防協会君津支部消防操法大会出場団員)=今城成昭(第1分団副分団長)、谷脇陸、于任・(以上第1分団第2部)、加瀬賢治(第1分団第2部)、島田剛(第1分団第2部班長)、林宏樹(第1分団第2部)、渡辺利希弥(第5分団第3部班長)、加藤祐輔(第5分団第3部部長)、平野茂晃(第5分団第3部)、渡邊重樹(第5分団第3部班長)、曽我洸貴(第5分団第3部)
【木更津市消防団長表彰】
▽功労章(7人)(所属分団のみ)=高橋勉(第2分団)、飯塚春樹(第4分団)、平野涼一(第7分団)、山口勉(第1分団)、永原利浩(第3分団)、本間典治、手島達也(以上第8分団)
▽消防団長感謝状(内助功労・11人)=今城淑枝、谷脇玲那、李舂芳、加瀬正代、島田敦子、林豊彦、渡辺樹里、加藤千尋、平野夕紀、渡邊薫、曽我留実
(敬称略)