年末犯罪の発生に備え 他【新千葉新聞】
- 2023/12/8
- ニュース
新千葉新聞2023年12月8日発行
年末犯罪の発生に備え
拳銃を持ち女子職員を人質に取る想定
JA木更津市清川支店 金融防犯訓練実施
JA木更津市(代表理事組合長・石渡肇)は5日、木更津警察署生活安全課の協力を得て、JA木更津市清川支店(支店長・萱野充)で「金融防犯訓練」を実施した。
これは、年末を控え金融機関を狙った犯罪等の発生が懸念されることから、日頃の防犯マニュアルの総点検と、より緊張賑を持った職務の遂行などを狙いに実施さ但絖ので、本支店の代表・役職員など約50人が見学・研修した。
訓練では、~警察官扮する客を装った犯人2人が正面入り口から入店、窓口にいた顧客2人(女子職員)のひとりに拳銃を突きつけ、「動くな!手を挙げて後ろを向け!このカバンに金を入れろ!」と要求。
支店長が「落ち着いてください。お客様には危害を加えないでください」などと冷静に対応すると、金を強奪して徒歩で逃走した(この問約1分半)、このあと男性職員がカラーボールを持ち追跡した~。
訓練終了後、木更津署から講評が行われ、見学者によるカラボールの投てき訓練も行われた。
石渡組合長は「この訓練を活かし、人命尊重を最優先に、事件・事故の起こらない環境整備に努め、お客様に安心して御利用いただけるようお願いします」などと挨拶、木更津署の指導に感謝した。
訓練に参加した同支店の女性職員は「訓練と分かっていても、緊張し、怖かった」などと話していた。
木更津署の講評では次の点に注意するよう求めた。
①人命第一!(顧客・職員共に)、
②日頃の訓練(役割分担、カラーポールの投げ方、非常警報装置の確認と設置場所の確認他)、凶器を持つ犯人は深追いしない、
③通報で駆け付けた警察官への情報提供のために(犯人の服、上着は脱いでしまう可能性大、顔の特徴、下半身の衣類・靴などをよく見る)、防犯カメラの作動・操作をできるようにしておくなど。
古代房総の祈りの造形
房総の地域文化講座 講師は西野雅人氏
房総の地域文化を学ぶ会(会長・篠田芳夫、元君津地方公民館運営審議会委員連絡協議会会長)主催、「第117回房総の地域文化講座」が、今月10日(日)午後2時から3時20分まで(受付開始は午後1時30分)、木更津市中央公民館(JR木更津駅西口前「スパークルシティ木更津」6階)の第7会議室で開かれる。
テーマは『しあわせを願う~古代房総の祈りの造形~』。
講師は西野雅人氏(千葉市埋蔵文化財調査センター所長)。
わが国にもたらされた仏教は、当初は鎮護国家、すなわち支配層(貴族など)の国家支配のための道具だったと説明されている。
これに対して、近年に遺跡から出土した遺物から、古代の房総は、民衆仏教の開花の地であったことがわかってきた。
数多く残されている古代の仏教関連の文化財の中から、民衆、庶民の祈りや思いが伝わる資料を中心に、わかりやすく解説する。
会員でなくても受講可。
受講料(中学生以上)は非会員のみ400円、会員は無料。
非会員は事前申し込みを。
なお、同公民館には駐車場がないが、近くの成就寺境内の市借用無料駐車場が利用できる(周辺に駅西口駐車場など有料駐車場も有り)。
マスク着用を。
参加申し込み・問い合わせは筑紫敏夫(つくしとしお)幹事長までメールか・電話で。
℡090-3431-9483(留守電に伝言メッセージを入れてください。折り返し連絡します)。
メールアドレス toshi-551223@kzh.biglobe.ne.jp