少年少女19人の主張 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2023年11月16日発行

少年少女19人の主張

木更津市青少年相談貝連絡協議会主催
中学生川柳表彰も 思いや考え訴える

木更津市青少年相談員連絡協議会(会長・佐久間智之)主催、「第49回少年少女の主張大会」が12日(日)、市民会館中ホールで開かれた。
これは、市内の少年少女が日常生活の中で考えていることを広く社会に訴えること、小中学生の仲間が考えていることをお互いに聞き合うことを目的に、木更津市青少年相談員連絡協議会と木更津市教育委員会が共催で実施している。
同大会では、市内の小学生(学校代表、今回は全員6年生)19人が、日頃思っていることや考えていること、将来の夢などを発表したほか、青少年相談員連協が市内の中学生を対象に「大人たちへ」をテーマに募集した川柳の上位入賞者表彰式が行われた。
川柳の部には、市内の公私立14中学校から2,474点の作品が寄せられ、審査会で最優秀賞1点、優秀賞3点を選出、同式典で表彰された。
開会式には、栗田秀美木更津ライオンズクラブ幹事、井手口和枝木更津市子ども会育成連絡協議会事務局次長、演嵜光徳木更津市PTA連絡協議会会長、齊藤和利木更津市青少年補導貝連絡協議会会長の来賓を迎え開会。
来賓を代表して同大会を応援している木更津ライオンズクラブの栗田幹事は、同大会約半世紀の歴史を振り返りながら、「社会情勢の変化も著しく、考え方も多様化しているが、自分の考えを主張・発表・討論することは大切なこと。正義は一つではない。様々な考え方、表現方法がある」などと話し、同大会の意義と盛会を祝した。
主張の発表者・川柳入賞者は次の通り。
【少年少女の主張作文】
▽発表作品=「私が挑戦したこと」高浦紫(木一小⑥)、「目指すもの」釜道幸紀成(木二小⑥)、「地球は丸いのか」三枝里菜(東濟小⑥)、「水路」渡逎彰太(西濟小⑥)、「SNSとの向き合い方」小林夕繊(南清小⑥)、「日本の将来について」武田楓(清見台小⑥)、「海洋ゴミが減るように」相川睛紀(祇園小⑥)、「物理学者への一歩」苅込悠真(岩根小⑥)、「ぼくがスマホを持つ理由」野澤洸稀(高柳小⑥)、「SNSとの関わり合いについて」諏訪花織(波岡小⑥)、「鎌足小学校百五十周年に思うこと」平野仁(鎌足小⑥)、「笑顔とあいさつ」平田陽大(金田小⑥)、「子育てに笑顔を」小出樹里(中郷小⑥)、「他人事にしないで」尾棹明希(富来田小⑥)、「平和な毎日への想い」鈴木ここみ(畑沢小心)、「続ける大切さ」鈴木眞子(請西小⑥)、「声の持つ力」河江澄夏(八幡台小⑥)、「つなぎたい言葉、かなえたい夢」倉内咲弥(真舟小⑥)、「歴史に触れて将来を見すえる」上村英輝(暁星国際小⑥)
【中学生川柳コンクール】
▽最優秀賞=「反抗期素直に言えない ありがとう」田中柚羽(岩根西中③)
▽優秀賞=「見てほしい スマホではなく私たち」渡邉愛心(岩根西中③)、「言葉とは いくつになっても残るもの」山崎綾夏(岩根中①)、「大海へ こぎ出す勇気 見守って」大野朝陽(志学館中等部②)
(敬称陷)

20年の歩みを寿ぐ

茶道・いけばなで地域文化向上に貫献
木更津茶華道の会 記念祝賀会を開催

木更津茶華道の会(会長・天内翠紫)の「設立20周年記念祝賀会」が12日(日)午後5時30分から、来賓等を迎えてオークラアカデミアパークホテルで開催された。
平成16年1月、和の精神をもって、新生木更津茶華道の会が発足された。
同会初代会長は滝口宗君さんで10年間、会の発展に努めた。
その後平成26年2月に、現在の天内翠紫(くみ子)さんが会長職を担っている。
同会発足後20年、地域社会での様々な要望に応えて、社会貢献活動を行ってきた。
一年間を通じてJR木更津駅コンコースの飾り花や證誠寺の狸まつり呈茶、観光協会クリーン作戦参加、福祉まつりでの呈茶・生け花体験、文化祭華展と茶会などで、地域の文化向上に貢献している。
祝賀会では、成瀬氏の司会、荻野緑珠副会長の開式の辞で始まり、天内会長(写真)が式辞に立ち、「木更津茶華道連盟としての五十年の歩みと木更津茶華道協会としての10年の歩みを止め、平成16年1月に一本化され、新生木更津茶華道の会となってはや20年。連盟発足から数えると72年の歴史になります。皆様に支えていただき、木更津市の文化の一翼を担い、これまで活動してきましたが、会員の協力で次のステップの40周年に向けて進んでいきたい。これからも会員一丸となって、会の更なる充実・発展のために力を尽くしていきます」と決意を述べ、さらなる支援と協力を願った。
来賓の田中幸子副市長(渡辺市長代理)、鶴岡大治市議会議長、高橋浩県議が、それぞれ、挨拶に立ち、「茶華道の会は、日本の伝統文化の普及に尽力され、市民が芸術文化に接する機会を提供して、心豊かな人材育成に貢献してくれている」などと祝辞を述べた。
続いて、森岳県議や斉藤高根市議、鹿島典子木更津市文化協会長、溝口五百子かずさ三曲会長等が来賓として紹介された。
また、浜田靖一衆議院議員からの祝電も披露された。
森県議の乾杯発声で祝宴に入り、アトラクションとして、ジョン海山ネプチューン氏(鴨川市在住)により尺八が演奏され、艶やかで伸びのある、心を癒やす尺八の音色が会に華を添えた。

心静かに一服のお茶を

爽やかな秋に「設立20周年記念」
木更津茶華道の会 茶会といけばな展

爽やかな秋を迎え、木更津茶華道の会(会長・天内翠紫)では、「設立20周年記念茶会・いけぱな展」(木更津市文化祭参加)を、12日(日)午前10時~午後3時まで、かずさアカデミアホールで開いた。
木更津市文化協会協賛、木更津市・木更津市教育委員会後援。
茶会の会場には多数の和服姿の女性などが訪れ、しばし日頃の喧騒の日々を忘れ、こころ静かに一服のお茶を楽しんだ。
今回の席主は、
▽淹口宗君さん(裏千家、薄茶、101室)
▽川崎宗俊さん(表千家、濃茶、102室)
▽石井仙邦さん(大日本茶道学会、薄茶、103室)。
このうち、101室の滝口社中(木更津市)では、「薄茶点前」が披露され、1回に25人が座れる立礼席。
お菓子は紅葉した色の「通天」(新松月製)を戴き、茶銘「清浄の白」(小山園詰)の、緑色の「抹茶」を心豊かに味わった。
掛け物は坐忘斎家元による短冊『寿山青不老』、香合とともに、花入れには秋の季節の花などが清々しく生けられていた。
浜田靖一衆議院議員や鶴岡大治市議会議長などの来賓をはじめとして、大勢の客が訪れ、1席から2席、3席までそれぞれで、秋の風情いっぱいのしつらいの中で、お抹茶(濃茶や薄茶)が振舞われ、お客は心癒される「侘び」の世界に浸った。
102室の川崎社中では、菓子「鹿ノ子」(秋元菓子舗製)、茶名「酬恩」(奥西緑芳園詰)を戴き、103室の石井社中では、菓子「おもかげ」「宇奈月・福田屋製」を、茶名「住吉の白」(大日本茶道学会お好み)の薄茶で味わった。
今回は、入室の時間(午前10時~、正午~、午後2時~)が決められており、部屋の外で順番を待つほどの盛況だった。
また、1階ホワイエでは、設立20周年記念『いけぱな展~未来へ~』が開催された。
出展の流派は、小原流、龍生派、池坊、草月流、大和池坊など。
作品は10社中から30人による、心を込めた大小の作品が出瓶され、色やバランスなどを考えながら、見事に生けられ、来場者は、色鮮やかな秋色を鑑賞していた。
会場では、秋を象徴する、つる梅もどき、烏瓜、紫式部、野バラ、柿、みかん、柘榴など赤や黄・紫色の実物、紅葉したツツジなどの枝物、今が盛りの大小の菊やリンドウ、吾亦紅、またカサブランカ、ランの洋物などが、花材としての存在感を示し、花や木のさまざまな表情や姿が表現されていた。

航空機運用の懸念事項等

市役所で協議会 木更津駐屯地に関して

「第4回木更津駐屯地に関する協議会」が、今月21日(火)午後2時から、木更津市役所駅前庁舎八階 防災室・会議室で開かれる。
議題は、「木更津駐屯地に配備されている航空機の運用に関する懸念事項等について」。
会場の都合により、入場人数を制限する場合がある。
問い合わせは、木更津市企画部企画課(℡0438-23-7425)まで。

こどもまつり

18日木更津駅西口

「第20回木更津こどもまつり」が、今月18日(土)午前10時から午後2時まで、木更津駅みなと口、ゆりかもめ寺町分館周辺各所で開かれる。
雨天の場合は順延。
開会式は駅西口前の光明寺で。
恒例のミニSLやふれあい動物園のほか、20周年企画「あつめよう☆スタンプ探検隊」「荒馬座」の公演等新しい催し。
「木更津駅まつり」も同時開催する。

8周年記念・舞踊発表会

かずさアカデミアホール 誠心流 露葉会

誠心流 露葉会(主宰・誠心露葉)主催の「8周年記念・誠心流露葉会舞踊発表会」が、今月19日(日)、午前10時30分から(開場・午前十時)、かずさアカデミアホールーメインホールで開催される。
入場無料。
司会はネモト企画(木更津市)の根本喜一朗氏、流暢な話術で会場を盛り上げる。
舞踊の舞台に心を添わせ、楽しいひとときを過ごしてほしいと、皆さまお誘いあわせのうえ来場をと、呼びかけている。

ゴミ袋の配布

窓 有り難いです

「木更津市長さん、粋なプレゼント有難う」
諸物価高騰のおり、今や言うまでもなく、何を買ってもびっくりするほど値上がりする毎日。
また値上げはしないが中身が小さいなど、ただただ驚くばかり。
こんな時、今回で2回目となる「木更津市指定ゴミ袋の市民への無料配布」、実にありかたいですね。
我々市民は、身近なところを見ていただくと涙が出るほど有難く、感謝しています。
(木更津市・茂田久男)

新千葉新聞

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