令和6年度の市政に対し 他【新千葉新聞】
- 2023/9/30
- ニュース
新千葉新聞2023年9月30日発行
令和6年度の市政に対し
木更津市議会議長にも4項目の要望番
木更津商工会議所 市長に要望書を提出
木更津商工会議所(会頭・池田庸)は27日、木更津市と木更津市議会に対し、「令和6年度市政に対する要望書」を提出した。
市役所駅前庁舎で行われた要望書提出には、木更津商工会議所の池田会頭、内田慎一郎・加藤智生・近藤直弘副会頭、佐伯浩一専務理事、鶴岡英樹事務局長が来庁。
木更津市では渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、鶴岡大治市議会議長、石井徳亮副議長、伊藤昌宏経済部長など関係者が出席した。
席上、池田会頭は、「現在、木更津商工会議所管内では、ガソリン価格・電力料金などエネルギー価格の、原材料費など様々な物価高騰により、価格転嫁の厳しい中小企業・小規模事業者は厳しい経営を強いられている。会議所でも相談窓口《地域に根差した中小企業の活力強化と地域経済の活性化》実現に向けて、引き続き取り組んでいく。令和6年度の市政運営に当たり特段の配慮をお願いしたい」などと挨拶して、要望書を渡辺市長と鶴岡議長に手渡した。
同会議所では例年、次年度予算編成が始まるこの時期に、市の経済活性化・発展に、より多くの意見を反映してもらおうと要望書を提出している。
今年度の要望書の柱は4項目。
◎街なかの賑わいづくりの推進について
①木更津駅周辺地区における市役所駅前庁舎の早期整備等(新規)、
②木更津駅の駅舎及び自由通路の改修(継続)
◎経済振興施策の推進について
①中小企業等のDXの推進や創業者等への支援(新規・一部継続)、
②新たな産業用地の創出について(新規・一部継続)、
③公共事業、材料・物品購入等の地元企業への支援(継続)
◎道路網の整備等について
①都市計画道路中野畑沢線の整備促進、「中央工区」の早期事業化及び「桜井工区」の早期完成(継続)、
②東京湾アクアライン及び東京湾アクアライン連絡道(国道409号)の渋滞緩和(新規)
◎外国人人材確保のための支援について(新規・一部継続)
①市HP等での外国語によるきめ細かい地域情報の捉供などの生活支援、
②円安や物価高騰による貸金水準の低下軽減策として、光熱水費等への助成。
読書を心の糧にして
青少年読書感想文コンクール君津地方審査会
君津四市小中学生 最優秀賞に18点
君津地方教育研究会学校図書館部会君津支会(君津支会長・要愛美君津市立外箕輪小学校長)主催、「令和5年度第69回青少年読書感想文コンクール君津地方審査会」が21日、木更津市の君津教育会館で開催された。
同コンクールは、君津地方4市の小・中学生を対象に、夏休みなどに読んだ本の感動を綴った作品を「課題図書部門」と「自由読書部門」で募集したもの。
今年度は小学校45校、中学校28校、合計73校から、4,611点(小学校2,761点、中学校1,850点)の応募があった。
このうち課題図書の部には、1,201点、(小学校1,061点、中学校140点)、自由読書の部には、3,410点(小学校1,700点、中学校1,710点)の作品が寄せられた。
同審査会では校内選考を経た代表作品を、小学校3部門(低学年・中学年・高学年)と中学校の計4部門で審査した。
さらに部門別に課題図書と自由読書を合わせた最優秀賞18点、優秀賞12点、優良賞32点を決定した。
最優秀賞の全作品18点は10月16日(月)~27日(金)に、千葉市生涯学習センターで開催される県審査会に出品される。
最優秀賞は次の通り。
【最優秀賞】
◎小学校低学年
▽課題図書=「夜の町が明るいひみつ」嶋田茉日(八幡台②)、「見つけたよ すてきな なかなおり」浅野友奏(高柳②)
▽自由読書=「自分らしく」田端希帆(金田②)、「わたしのしっぱいにかんぱい」新岡暖乃香(鎌足②)
◎小学校中学年
▽課題図書=「私の楽しみな時問」渡邉妃奏(蔵波④)、「僕らみんなフードバンクの幸せどろぼう」江口紘(畑沢④)
▽自由読書=「これからもわたしらしく!」高野菜々(根形③)、「たった一言いっただけで」萩谷仁愛(根形④)
◎小学校高学年
▽課題図書=「なかよくする方法」加藤大惺(大貫⑤)、「平和へつづく命の水」小茶健悟(昭和⑥)
▽自由読書=「決断力」伊藤千絋(祇園⑥)、「私のまっしょうめん」梅野咲良(青堀⑤)
◎中学校
▽課題図書=「川と共存するために」藤本康平(八重原②)、「蒔かぬ和は生えぬ」川島旭陽(八重原③)、「自分の心に聞いてみる」神田美緋奈(志学館②)
▽自由読書=「私らしい色」尾形杏梨(君津②)、「自分らしくとは」榎本愛彩(周西南③)、「私と『私』」佐々木美聡(木一③)
優秀賞、優良賞は後日掲載。
街頭募金活動
赤い羽根共同募金
赤い羽根共同募金の木更津市赤十字奉仕団による「街頭募金活動」が、10月1日(日)午前10時~正午まで、木更津駅東口・西口、イオンタウン木更津朝日店(カスミ)、アピタ木更津店の3か所で行われる。
また10月8日(日)は、千葉県共同募金会木更津市支会の運営委員、木更津市社会福祉協議会職員が参加してアピタ木更津店、ベイシア木更津金田店、三井アウトレットパーク木更津、イオンタウン木更津、マックスバリュ木更津請西店の五か所で同時刻に実施する。
木更津市の福祉部長も2か所で募金活動に参加する。
2日間の体育祭盛大に
真心祭体育の部、優勝は3年生の縁組
木更津総合高校 全力で力を結集
木更津総合高校では27日(水)と28日(木)の2日間にわたり、今年度体育祭「真心祭 体育の部」を実施した。
睛天のもと、240人を超える保護者が参観するなか、盛大に行われた。
開会式ではまず、鈴木生徒会長が挨拶、「体育祭を全力で楽しんで下さい。各クラス・各色が優勝をめざし頑張って下さい」と全員の活躍を期待する言葉が伝えられた。
真板竜太郎校長から「昨年に続き、フルバージョンでの開催になります。勝ちにこだわり、全力で頑張って下さい。しっかりとルールを守り、そして大いに楽しんで下さい。そうすることで、より充実感が高まり、皆さんの思い出に残る体育祭になるはずです」と、体育祭の成功を呼びかける激励の挨拶を行った。
続いて、峰島直良体育祭実行委員長が、「我々選手一同は、正々堂々と戦い抜くことを誓います」と力強く選手宜誓した。
各競技がプログラム通り順調に進行。
今年度の新種目「部活動対抗リレー」では、出場者の力走に会場全体が盛り上がった。
特進・進学コースの1~3学年の桃色組のりードで1日目が終了。
1学年が赤組、白組、2学年が青組、黄色組、3学年が緑組、紫組の7色の7チームで勝敗を兢った。
2日目の午前は「大玉競争」「決戦太田山」ほか、午後には綱引きやリレーの決勝が行われ、見事優勝を果たしたのは3年生緑組。
1年生、2年生も大いに健闘したが、3年生は陣地での応援も素晴らしく、最上級生にふさわしい活躍をみせた。
学校長は「この体育祭の大成功を、1か月後に行われる真心祭(文化祭)に活かしてください」などと述べ、体育祭の運営に尽力した部活動の生徒、教職員、参観の保護者達に謝辞を述べた。
実行委員会の責任者は「競技中、観戦中を問わず、みんながルールとマナーを守って素睛らしい体育祭でしだ」と感謝の気持ちを伝え、閉会式を締めくくった。
自転車の安全な乗り方等
富来田中学校 「交通安全教室」開く
木更津市立富来田中学校(校長・伊豆浩江、生徒数・98人)では、9月21日(木)から9月30日(土)の「秋の全国交通安全運動」の一環として、木更津警察署交通誄による「交通安全教室」が27日(水)に全校生徒を対象に実施された。
車と自転車を用いて、車の内輪差体験や巻き込み事故についての実演や、自転車の安全な乗り方についての講話等を行い、生徒の交通安全意識の向上を図った。
また、全校生徒に対して、「セーフティライトCAT EYE」が、木更津地区安全運転管理者協議会から寄贈された。
セーフティライトCAT EYEは、自転車のサドルの後ろや、かぱんにつけることができ、点滅・点灯させることで登下校時の生徒の視認性を高め、交通事故防止に寄与するものである。
参加した生徒からは、「私たちの地区には、道幅が狭く、見通しの悪い道路や、道路の端が割れていたり、穴が閧いていたりする道路が多くあります。また、他県ナンバーの自動車が多く、スピードを出している自動車も多いので、登下校時には危ないなと思うことがあります。本日、教わったことを忘れずに、自分の命は自分で守れるように意識して生活していきたいと思います」という感想が聞かれた。
第49回木更津航空祭
木更津駐屯地 創立55周年記念
陸上自衛隊木更津駐屯地(司令・陸将補・廣瀬敏彦、木更津市吾妻地先)と航空祭実行委員会(委員長・松田紀道)では、あす10月1日(日)午前10時から、駐屯地創立55周年記念「第49回木更津航空祭」を開催する。
渡辺芳邦木更津市長や田中幸子副市長、鶴岡大治市議会議長、石井徳亮副議長等も出席を予定している。
一般公開もされているので来場をと。
いつまでも元気に暮らそう
君津中央病院で テーマは『肥満』
君津地域リ(ビリテーション広域支援センター主催、君津中央病院共催の「きみフェス!!2023~いつまでも元気に暮らし続けよう~、テーマ『肥満』」が、あす10月1日(日)正午から午後4時30分まで、君津中央病院(1階・4階)で行われる。
申し込み不要、参加費無料。
医師、理学療法士、管理栄養士の講演や、肥満に関するチェックブース、毎回恒例の体力・認知力・飲み込み力などのチェックブースも設置している。
また、毎年の健康チェックに役立つ健康手帳の配布も予定している。
詳細は君津中央病院(木更津市桜井)のホームページを確認してほしいとのこと。
問い合わせは君津中央病院リハビリテーション科・担当の川名健太さんまで℡0438-36-1071(代表)。
道行く人に美しい環境
ふるさと学舎潮見の園生たちも参加
木更津ロータリーC 会員らが花植え作業
木更津ロータリークラブ(会長・大川健士)の社会奉仕委員会(委口長・武井紀夫)では今月28日(木)、例会終了後に、木更津市民総合福祉会館駐車場入り口のロータリーガーデンで『花の植栽』を行った。
この「花植え作業」は、道行く人たちやドライバー、市民総合福祉会館を訪れる人たちに気持ち良い環境をと、例年、この時期に行われており、花を植える作業にも思いが込められた。
前もって、草取りなどを行い、ふるさと学舎潮見(旧木更津市社会福祉協議会あけぼの園、2020年4月から民営化)の園生なども参加した同作業では、変形花壇2か所に、黄色や紫、ピンク、赤色など色とりどりの「ベゴニア」「ダイアンサス」「ユリオプスデージー」「ダンギク」を彩りよく帯状に植え、美しい花壇が出来上がった。
会員たちは、「明るい、きれいなまちづくりに取り組むことが出来て良かった」と話していた。