子どもの交通事故防止 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2023年5月9日発行

子どもの交通事故防止

高齢者の事故撲滅や自転車のヘルメット着用
11日から20日まで 全国交通安全運動

『なれた街 いつもの道でもみぎひだり』をスローガンに「令和五年舂の全国交通安全迎動」が、11日(木)から20日(土)までの10日間、全国一斉に展開される。
特に最終日の20日は「交通事故死ゼロを目指す日」と定め、各地で積極的な啓蒙活動を展開し、交通事故撲滅を期す。
この時期は入園・入学から一か月が経過し、新しい生活になれはじめた子どもに関係する交通事故の増加が懸念される。
また依然として高齢者の関わる事故の割合は高く、歩行での道路横断中や自動車の運転操作ミス(ブレーキとアクセルの踏み違いによる暴走等)も多発している。
例年同運動は四月に実施だが、今年度は統一地方選挙期問中でもあり、一か月遅らせての実施となっている。
同運動を通して、子ども達に交通社会の一員としての自覚と基本的な交通ルールやマナーを身につけさせるとともに、運転者には歩行者に対する保護意識をより一層高めてもらうなど、県民一人一人が交通ルールの順守と交通マナーを実践し、交通事故防止の徹底を図ることを目的に実施される。
今迎動の重点事項は、
①子どもを始めとする歩行者の安全の確保、
②横断歩行者事故等の防止と、安全運転意識の向上、
③自転車のヘルメット着用と交通ルトル遵守の徹底など。
特に道路交通法の改正により、令和五年四月一日から全ての自転単利用者に対して「ヘルメット」の着用が努力義務化された。
非着用でも法的な罰則はないが、ヘルメットは「あなたの命」を守るための安全装置であり、普段から交通事故を想定して、自分自身の命を守るために、ヘルメットの着用を呼び掛けている。
昨年千葉県下の交通事故による死者数は124人(対前年比3人増)で2021年に続き全国ワースト4位。
千葉県警では、年間を通じて行う最重点活動として、『飲酒運転の根絶』『交差点等での交通事故防止。特にゼプラ・ストップ活動(横断歩道上における歩行者優先と保護の徹底)の推進』を掲げている。
同期問中、地元4市では自治体、君津地域振興猖務所、木更津署・君津署・富津署、各署管内の交通安全協会、安全運転管理者協議会、自転車商組合ほか各種団体が、それぞれにポスター、横断幕、懸垂幕などを庁舎や主要道路周辺に掲揚するほか、安心・安全メール、広報紙、広報車両等でも呼び掛けを行い周知を図る。
各市の取り組みは次の通り。
【木更津市】
▽出動式=5月11日(木)午後3時~、旧市役所西側駐車場で、木更津市と木更津署合同で開催。
式典に続き、午後4時から市内各所の交差点等で街頭啓発活動。(雨天中止)
▽交通安全協会など各種関連団体協力のもと、登下校の見守り、街頭警ら活動。
【君津市】
▽街頭啓発・自転車無料点検キャンペーン=5月11日(木)午後4時~5時、アピタ君津店前交差点及び同店正面駐輪場。
自転車利用者に対し、無料点検サービスを行うほか、正しい乗り方や道路改正法などのチラシを配布し事故防止の徹底を図る。(雨天中止)
▽シートベルトーチャイルドシート着用推進街頭啓発=5月12日(金)午前10時~11時、農産物直売所・味楽囲おびつ店前交差点。
運動の周知とシートベルト等の着用推進啓発活動。(雨天中止)
▽出動式=5月15日(月)午後3時~4時。
イオンタウン君津南側駐車場で演歌歌手の「葵かを里さん」を1日署長に委嘱して出動式を実施、君津市交通安全対策協議会会長・石井宏子市長及び鳥海恭敬君津警察署長が挨拶。
出動式に続きイオンスタイル君津で街頭啓発活動。(雨天中止)
▽飲酒迎転撲滅街頭キャンペーン=5月17日(水)午後6時30分~7時30分、飲食店を訪問して、飲酒迎転撲滅チラシ等を配布して、飲酒運転根絶の広報啓発。(雨天中止)
【富津市】
▽出動式=5月11日(木)午前11時~、市役所1階ロビーで。
式典終了後、市役所前交差点で啓発物資を配布しながら「交通安全迎動キャンペーン」を行う。
関係団体による街頭監視活動。
▽一日署長委嘱式=5月14日(日)、午後1時30分からマザー牧場で、ラジオパーソナリティー・菖蒲理乃さんを1日警察署長に委嘱して交通安全を呼び掛ける。
午後2時15分から、アグロドームで「千葉県警察音楽隊コンサート」、来場者に啓発物資の配布。
【袖ケ浦市】
▽交通安全教室=5月9日~5月19日までの8日間、市内の保育所(園)・幼稚園五施設で3歳~5歳児を対象に、小学校3校では1年生を対象に閧催し、信号機の見方、横断歩道の渡り方等、交通ルールを守り、事故に遭わないように喚起する。
5月1日~20日、袖ケ浦駅と長浦駅に設置されている『市政情報モニター(電光掲示板)』で、春の全国交通安全運動の周知徹底を行う。
▽5月7日(日)袖ケ浦市営球場でのイースタンリーグ戦会場での啓発活動は雨天で中止。
▽5月13日(土)百目木公園まつり会場で交通耶故防止の啓発活動を行う予定。

木更津総合高は準優勝

春季県高校野球 関東大会出場決める

県高校野球連盟主催「第76回春季県高校野球大会」は4日、県総合スポーツセンター野球場(千葉市稲毛区)で決勝「木更津総合―専大松戸」戦が行われ、専大松戸が6年ぶり6回目の優勝を飾った。
木更津総合は優勝こそ逃したが、準優勝し専大松戸と共に関東大会の切符を獲得した。
関東大会は20日から神奈川県で開かれる。
木更津総合にとって5年ぶり8回目、専大松戸は2年ぶり12回目の出場となる。
木更津総合の準決勝以降の成績は次の通り。
【3日】
○準決勝
▽木更津総合2-1中央学院
【4日】
○決勝
▽専大松戸10-0木更津総合

新会長に鈴木和義氏選出

君津地区スポーツ推進委員連絡協議会
袖ケ浦市で開催 総会及び実技研修会

令和五年度君津地区スポーツ推進委員連絡協議会の総会及び実技研修会が、4月29日、袖ケ浦市臨海スポーツセンターで開催された。
総会・開会式には同市の御園朋夫教育長が出席して、「コロナ禍からの脱却の時、委員の皆さんの力や様々な活動で君津地区を元気にしてもらいたい」などと挨拶、同会の活動の展開に期待を寄せた。
席上、経験年数3期6年以上の委員に表彰状、前年度での退任者に感謝状が贈られた。
議事では、令和4年度事業報告・決算報告、令和5年度事業計画・予算案、規約の一部改正などが全会一致で承認された。
また任期満了に伴う役員改選も行われ、新会長に鈴木和義氏(袖ケ浦市会長)が選出され、承認された。
令和5年度事業では、7月2日(日)富津公園歩け歩け大会が行われ、感染症対策を施しながら、スイカが提供される予定。
続く実技研修では、袖ケ浦市の委員を講師に、レクゲーム『リンクーキャッチークロス・10』を体験、4市対抗戦も行い、楽しい交流のひと時を共有した。
表彰者等は次の通り。
(敬称陷)

畑沢witches優勝

木更津市バレーボール 鮎川会長杯の結果

木更津市バレーポール連盟(会長・鮎川二郎)主催、「第十五回鮎川会長杯」が4月30日、木更津市民体育館で行われ、畑沢witchesが優勝を飾った。
市内外から計10チームが参加。
午前8時から午後4時まで8時間にわたり、熱い戦いを繰り広げた。
結果と出場チームは次の通り。
▽優勝=畑沢witches
▽準優勝=木更津ジャガーズ
▽第3位=秋桜、フレンド・ラヴァーズ
○出場チーム=畑沢witches、木更津ジャガーズ、秋桜、PEACE、鎌足クラブ、スノードロップ、茜、やまゆり、飯野クラブ、フレンド・ラヴァーズ

4部門で小学生ら熱戦

NPO法人将棋普及協会ちば主催
木更津市で開催 王将位争奪戦将棋大会

NPO法人将棋普及協会ちぱ(理事長・松本璣)主催、「4月度月例王将位争奪戦将棋大会」が4月30日(日)、木更津市の金田地域交流センターで開かれた。
Aクラスから入門クラスまでの4部門で競い、小学2年生から中学1年生まで12人が入賞。
優勝、準優勝には賞品を贈呈、入賞者以外の全員に参加賞が贈られた。
結果は次の通り

同協会では、令和五年度の将棋教室受講生と将棋教室の指導者を募集している。
詳しくは松本理事長まで連絡を(℡080-6687‐5192)。

県内709人

7日のコロナ感染

県内で7日(日)、新型コロナウイルスに新たに709人が感染したと発表された。
感染者数は前週の日曜日(282人)と比較し427人増加した。
同日現在の感染者累計は147万7871人。
死者と新規クラスターの発表はなかった。
前日6日(土)の感染者数は255人、前週土曜日(671人)より426人減。
死者とクラスターなし。

全数把握終了

コロナの感染状況

県は、新型コロナウイルス5類移行後の8日以降の感染状況公表について、これまで毎日行ってきた発表(新規感染者数、死亡者数、入院患者数、重症者数、クラスター発生)を8日(7日時点)で終了した。
5類移行後は、医療機関等から発生届が提出されず全数把握ができなくなるため。
今後は、季節性インフルエンザと同じ県指定の医療機関約200か所での「定点把握」に変更され、一週間ごとに発表する。
今後、定点把握による新規感染者数は原則水間日に公表予定で、初回は17日の見込み。
死亡者数は一か月単位となり、5か月後に公表される見通し。

新型コロナ「5類」移行

ワクチン3月まで無料 医療費は自己負担に

新型コロナウイルス感染症の法律上の分類が8日、季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられた。
政府と地方自治体による様々な行動制限がなくなり、療養や感染防止のあり方は基本的に個人の判断に任せられる。
2020年1月に国内で感染者が確認されてから約3年4か月を経て、コロナ対応は平時の体制に移行した。
感染症法は、感染症を危険度の高い順に1~5類に分類し、新型コロナは別枠の「新型インフルエンザ等感染症」に含まれ、2類相当の対応がとられてきた。
「5類移行」後の制度や生活は次の通り。
【感染者への対応】
▽自宅療養(外出自粛)=自治体による要請はなくなり、個人判断に。
政府は「発症後5日問」は外出を控えることを推奨。
濃厚接触者への待機要請もなくなる。
▽入院=入院勧告・指示はなし。
個人判断に。
▽小中高校などの児童生徒=「発症後5日間かつ「軽快後1日」が過ぎるまで出席停止。
▽医療体制=幅広い医療機関で対応する通常の体制へ段階的に移行。
▽医療費の窓口支払い分=原則、自己負担。
コロナ治療薬や入院医療費は9月末まで軽減措置あり。
▽ウイルス検査=費用は原則、自己負担。
【日常の感染対策】
▽マスクや店舗などでの対策=個人や事業者の判断。
【ワクチン】
▽2024年3月末までは自己負担なし(無料)。
高齢者や65歳未満で基礎疾患がある人など、重症化リスクが高い人を対象に5月8日から「春接種」を始めた。
医療や介護の現場で働く人も無料で受けられる。
9月からは、5歳以上の全ての人を対象にした「秋接種」を予定していて、重症化リスクが高い人には年2回ワクチンを打つ機会が用意されている。
ワクチンによる免疫獲得は引き続き重要という。
4月以降の扱いは今後検討する。
「政府・自治体による制限」
▽緊急事態宣言など=緊急事態宣言、まん延防止等重点措置とも適用できない。
▽行動制限=特措法に基づく営業自粛、外出自粛要請等はできない。
▽水際対策=入国時の陰性証明等は4月28日で既に終了。

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