一箱本棚オーナー制度 他【新千葉新聞】
- 2023/6/3
- ニュース
新千葉新聞2023年6月3日発行
一箱本棚オーナー制度
一般社団法人まちづくり木更津が実施
木更津駅東口に 駅の図書室を設置
木更津市の一般社団法人まちづくり木更津(代表理事・池田庸木更津商工会議所会頭)はこのほど、JR木更津駅東口(太田山口)階段下の、元コンビニ跡地に、『一箱本棚オーナー制度』を取り入れた「駅の図書室(FLATフラット)』を設置した。
グラントオープンは今年の9月1日だが、現在プレオープンしており、一般に開放されている。
交通機関の待ち時間や自習、コワーキングスペース(異年齢・異業種などの人々が空間を共有しながら仕事を行う場所)として活用されている。
また、この施設は、~まちで暮らす人々が本を通じて繋がることが出来る空間づくり、誰でも気軽に立ち寄れる場~となることを目指している。
『一箱本棚オーナー制度』とは、オーナー料として1か月2,000円を支払うことで、施設内に自分だけの本棚(約40センチ四方)を持つことができる制度。
プレオープン期間は無料。
この本棚には、オーナーが選書した個性あふれる本が置かれ、利用者は自由に読むことができる。
『本棚オーナー』の魅力は、
▽自分だけの本棚を持つことができる、
▽FLATを使用してイベントを行うことができる、
▽施設内の空きスペースで商品の販売ができる(出店料は別途)、
▽本棚の本を借りることができる(グランドオトプン後)、
▽好きな時間帯に店番をすることもできる。
利用可能時間帯は、午前11時~午後7時まで(日曜・祝日休み)。
同法人及びFLAT図杳委員会が運営を行う。
同法人と委員会ではグランドオープンに向けて、施設内の整備費や事業運営等にかかる費用の捻出を目的に、クラウドファンディングの申請を予定している。
目標額は30万円で、募集期間(予定)は今月6月上旬~7月上旬。
プロジェクト名は「木更津駅に、本を通じてつながる居場所を作りたい!」。
クラウドファンディングサイトはGoodMorning(グッドモーニング)へ申請予定。
問い合わせは、同法人℡0438-38-6430。
防災情報等の伝達に
災害時に使用してと『防災ラジオ30台』
木更津市に かずさエフエム(株)寄贈
コミュニティFM放送かずさエフエム(株)、83.4MHZ(代表取締役社長・石村比呂美)は5月29日、木更津市に対し、災害時における防災情報等の伝達を目的とした『防災ラジオ30台』の寄贈を行った。
市役所駅前庁舎八階市長応接室で行われた贈呈式には、かずさエフエムから石村社長、兼平健一制作・技術担当が来庁。
木更津市からは、渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、重城貴浩総務部長、曽田智生総務部次長などが出席して敬意を表した。
このラジオは、木更津市のマスコットキャラクター・きさポンがプリントされた木更津市特製の「防災ラジオ」で、かずさエフエムの周波数(83.4MHZ)があらかじめ設定されており、通常は普通のラジオだが、国の災害対策基本法に規定する地震・風水害・その他の災害などが発生した場合や発生の恐れがある場合には、通常の放送番組の中で、割り込んで災害情報などを放送し、市民の安全と生活などに必要な情報の提供に寄与することを目的に、活用される。
渡辺市長は、贈られた防災ラジオは、市内の避難所に指定されている小中学校等に配置し、情報伝達手段の充実・強化を図っていく方針などを示し、「有効活用させていただきます」と感謝し、同社の益々の発展を祈念した。
石村社長は、君津地域四市に同様の寄贈を行ったことを報告し。
「地域密着のエフエムラジオとして、皆さんの生活に役立ち、愛着を持ってもらえるように、今後も様々な活動を展開していく」などと、決意を込め挨拶した。
各常任委員会委員決まる
議会運営委員会を開き、日程など
木更津市議会 6月議会は8日招集
木更津市議会(議長・鶴岡大治、定数24)は、6月1日(木)午前10時から議会運営委員会を開き、6月定例会の日程などを決めた。
それによると、6月8日(木)招集、6月28日(水)までの会期21日間となっている。
本会議は8、13、14、15、16日と最終日の28日。
一般質問は13日(火)~16日(金)までの4日間で、16議員が執行部の見解を質す。
(詳細後日)
また、5月16日に選挙後初の市議会臨時会を開き、議長・副議長の選挙が行われ、第64代議長に鶴岡大治氏(66)、第65代副議長に石井徳亮氏(60)が就任した。
各常任委口会委員なども決まった。
【委口会構成】
◎総務常任委員会(定数8人)
▽委員長=渡辺厚子
▽副委員長=草刈慎祐
▽委員=・井晃治、齊藤秀樹、重城正義、鈴木秀子、近藤忍、三上和俊
◎教育民生常任委員会(定数8人)
▽委員長=永原利浩
▽副委員長=竹内伸江
▽委員=吉田眞紀人、重信文彦、安藤順子、堀切俊一、石井徳亮、田中紀子
◎建設経済常任委員会(定数8人)
▽委員長=座親政彦
▽副委員長=佐藤修一
▽委員=吾津松太郎、藤田真澄、神蔵五月、鶴岡大治、大野俊幸、斉藤高根
◎議会運営委員会(定数5人)
▽委員長=近藤忍
▽副委員長=斉藤高根
▽委員=竹内伸江、座親政彦、草刈慎祐
【各種団体議会選出議員】
◎君津中央病院企業団議会議員=重城正義、草刈慎祐
◎君津郡市広域市町村圈事務組合議会議員=永原利浩、鶴岡大治
◎かずさ水道広域連合企業団議会議員=神蔵五月、座親政彦、近藤忍、斉藤高根
◎千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員=渡辺厚子
(敬称略)
テーマ古墳時代の墓
房総の地域文化講座 講師は猪 武司氏
房総の地域文化を学ぶ会(会長・篠田芳夫、元君津地方公民館運営審議会委員連絡協議会会長)主催、「第111回房総の地域文化講座」が、今月25日(日)午後2時から3時20分まで(受付開始は1時30分)、木更津市中央公民館(JR木更津駅西口前「スパークルシティ木更津」6階)の第七会議室で開かれる。
テーマは『古墳時代の蟇』。
講師は猪武司氏(富津市内裏塚古墳群〈史跡文化財〉ガイドボランティア、富津澪の会役員)。
古墳時代の墓といえば、前方後円(後方)墳、円墳、方墳などの墳丘をもつ墓を想像するが、古墳以外に、海水の流入などによってできた海蝕洞穴に造られる洞穴蟇、山の斜面や崖に造られる横穴墓など多様。
副葬品も貴重なものが見つかる。
そんな古墳時代の墓について、わかりやすく解説する。
会員でなくても受講できる。
受講料400円(中学生以上。非会員のみ。会員は無料)。
非会員は事前申し込みが必要。
なお、同公民館には無料駐車場がないため、電車やバスなど公共交通機関の利用を案内している(自家用車の場合は、周辺に有料駐車場あり)。
またマスク着用など、コロナ感染防止策に協力を求めている。
参加申し込み・問い合わせは筑紫敏夫(つくしとしお)幹事長までメールか電話で。
℡090-3431-9483(留守電に伝言メッセージを残す)。
メールアドレス toshi-551223@kzh.biglobe.ne.jp
食中毒注意報
9月30日まで
千葉県は1日、夏場に向けて細菌性の食中毒が発生しやすくなるとして、「食中毒注意報」を発令した。
こまめな手洗いや消毒、肉や魚の十分な加熱を呼びかけている。
9月30日(土)まで。
食中毒が多発しやすい気象条件となったため、食品の温度管理など取り扱いに注意して、食中毒を防ぎましょうと、木更津市役所健康推進課も1日、県の発表後、午後6時に呼びかけた。
請西ブレーブスが優勝
第3回君津信用組合旗争奪で九チーム
木更津市少年野球 準優勝は岩根フェニックス
「第3回君津信用組合旗争奪(千葉日報旗予選)木更津市少年野球大会」(木更津市少年野球連盟主催、君津信用組合後援)が5月20日(土)と28日(日)、江川第2球場ほかで行われた。
市内から9チームが参加。
2日間にわたる熱戦の結果、請西ブレーブスが決勝で岩根フェニックスを9-2で降し優勝を決めた。
選手宣誓は、木更津モーニングスの選手が務めた。
優勝した請西ブレーブスは、今月11日(日)富津ふれあい公園球技広場で開催される『千葉県少年野球選手権大会(千葉日報旗争奪)君津地区ブロック大会』に木更津市代表として出場する。
ほか3市の代表チームは、子安クラブスポーツ少年団(君津市)、大佐和BC(富津市)、若草ファイターズ(袖ケ浦市)。
試合結果は次の通り。
◎1回戦
▽木更津モーニンクス30-2八幡台ボーイズ
◎2回戦
▽祇園ブルーソックス11-0木更津モーニングス
▽岩根フェニックス12-2木更津ジャンボ
▽畑沢コンドルズー富来田ファイターズ=富来田ファイターズが棄権したため、畑沢コンドルズの勝利
▽請西ブレーブス14-0金田ピッグウェーブ
◎準決勝
▽岩根フェニックス7-1祇園ブルーソックス
▽請西ブレーブス10-7畑沢コンドルズ
◎決勝
▽請西ブレーブス9-2岩根フェニックス
きさらづ市民カレッジ
講師を招いて 全3コースから選ぶ
木更津市は、豊かな歴史、優れた地域学習環境を活かして、市内高等教育機関の講師・地元に関する研究者を講師に招き、「きさらづ市民カレッジ」を開催する。
全3コース(地元学コース、木更津高専コース、清和大学・清和大学短期大学部コース)の中から興味のあるコースを選ぶ。
受講無料。
情報化社会の発展に伴い、市民一人ひとりの生涯学習・社会教育への要求は高度化、複雑化、多様化している。
木更津市では、市民の学習意欲に応えるため、市内高等教育機関と連携し、教育機関がもつノウハウを活かした事業を実施し、市民生活にうるおいと生きがいを享受する機会とする。
また木更津にまつわる「地元学」を学ぶことにより、郷土への関心を深めるとともに、シピックプライドを醸成し、町づくりの推進につなげる。
講座内容は次の通り。
【地元学コース】
▽全10回。
▽定員=100人。
▽開講式=7月15日(土)午後1時10分~。
中央公民館多目的ホール。
市長が開講挨拶。
▽内容=地元に関する研究者を講師に招き、考古学・民俗学・人類進化学等、様々な分野の講義を行う。
【木更津高専コース】
▽全7回。
▽定員=100人。
▽開講式=7月1日(土)午後1時35分~。
中央公民館多目的ホール。
市長・木更津工業高等専門学校長が開講挨拶。
▽内容=木更津工業高等門学校から講師を招き、機械工学・情報工学など、高専の特色を活かした講義を行う。(中学生や高校生が理解できる内容)
【清和大学・清和大学短期大学部コース】
▽全7回。
▽定員=150人。
▽開講式=7月1日(土)午前10時15分~。
清和大学1109教室。
市長・君津学園理事長及び清和大学学長が開講挨拶。
▽内容=清和大学・清和大学短期大学部から講師を招き、大学の特色を活かした刑法、世界遺産、民事手続法等、身近なテーマを法学という切り口で、分かりやすく学べる講義を行う。
なお、3コース全てを受講、または興味のある講座のみ受講やコースの途中からの受講も可能。
各コース8割以上の出席で修了証書を授与する。
申し込みは「きさらづ市民カレッジ」(市ホームページ)の申込フォームから、または郵便往復はがきに必要事項を記入し、生涯学習課へ。
詳細も「きさらづ市民カレッジ」で検索を。
問い合わせ先は生涯学習課℡0438-23-5274。