学んだ知識と技術生かし 他【新千葉新聞】
- 2023/4/9
- ニュース
新千葉新聞2023年4月10日発行
学んだ知識と技術生かし
君津郡市共同高等職業訓練校で挙行
建築家と造園科で修了証書 修了式と入校式
職業訓練法人君津郡市職業訓練協会 君津郡市共同高等職業訓練校(会長・校長・細矢福一)の「令和4年度修了式」と「令和5年度入校式」が8日(土)午前10時から、木更津市潮見の同訓練校で挙行された。
式典にはコロナ禍前は、同行顧問の君津地方4市市長代表、各市の経済部、県職業能力開発協会、県建建築事務所協会君津支部、県建築士会君津支部の関係者など多数の来賓が参列したが、今年度も昨年同様、同校講師、在校生代表、協会役員のみで、修了生の門出と新入生の入校を祝った。
令和4年度の修了生は建築科(3年課程)6人、造園科(1年課程)2人。
校長からそれぞれに修了証書、県知事認定の技能照査合格証書が贈呈されたほか、成績・技能優勝者には特別賞も贈られた。
式典で細矢会長兼校長は、「この訓練校で学んだ知識と技術を生かし、今後もさらに技量を磨き、日本の伝統技術の継承者として、地域産業・経済発展の担い手として活躍してほしい。技術者も不足していることから、訓練校としてもこれまで以上に技術者の育成・指導に務め、技能者の地位向上を図っていく」などと式辞を述べた。
また令和5年度の新入生は、建築家5人(男性3人、女性2人)、造園科8人(男性7人、女性1人)に対し、校長は、高い志での入稿を歓迎し、有意義な学びであるよう願った。
在校生代表の板橋正浩さん(建築2年生)が、本校での学びを生かし、現場での活躍を期待して送辞を行い、修了生代表の中渡裕太さん(建築家)が「講師の先生方の仕事に対する真摯な姿勢を心に刻み、今後の成長の糧とし、社会に貢献できるよう一層学びを深めます」と誓い、御礼の言葉を述べた。
また修了生からの記念品として「ホワイトボード」が贈られた。
令和4年度修了生は次の通り。(敬称略)
危険性の高い業務に尽力
警察官や自衛隊、消防など元公務員
危険業務従事者叙勲 地元関係は18人受章
政府は8日付けで、警察官や自衛官など危険性の高い業務に尽力した元公務員を対象とする「第40回危険業務従事者叙勲」の受章者3640人を発表した。
発令は29日。
「危険業務従事者叙勲」は、国や公共の発展に寄与した人に授与する勲章とは別に、危険業務に長年取り組み社会に貢献した功労者を称えるため、2003年(平成15年)の栄典制度改正に伴い創設されたもの。
今回の受賞者は、瑞宝双光章が1874人(うち女性5人)、瑞宝単光章が1766人(同15人)。
都道府県別で最も受章者が多かったのは北海道で292人、千葉県は3位で209人。
千葉県内では209人が受章した。
内訳は瑞宝双光章(防衛功労、海上保安功労、警察功労、消防功労)が141人、瑞宝単光章(防衛功労、矯正業務功労、警察功労、消防功労、漁業取締功労)は68人。
このうち、君津地域4市関係では、瑞宝双光章14人(防衛功労6人、消防功労1人)の計18人が受章した。
市別では木更津市9人、君津市5人、袖ケ浦市4人。
当地域の受章者は次の通り。(敬称略)
オスプレイ帰還
米海兵隊、沖縄へ
木更津市の陸上自衛隊木更津駐屯地で定期整備を終えた在沖縄米海兵隊所属の輸送機「MV-22オスプレイ」1機が6日(木)午前、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)へ帰還した。
防衛省北関東防衛局から木更津市に情報提供があった。
同市によると、木更津駐屯地で整備を完了した米海兵隊MV-22オスプレイは6機目にあたる。
SDGsの推進をスタート
国連の友Asia-Pacificと合意書締結
(株)ホテル三日月 包括的連携協定結ぶ
株式会社ホテル三日月(本社・木更津市、社長・小高芳宗)は3月27日、特定非営利活動法人 国連の友Asia-Pacific(事務局・東京都港区、代表理事・金森孝裕、=以下FOUNAP)と、国連(UN)が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)の推進ならびに世界的なSustainable Hotel and Resortを目的とした包括的な連携協定を締結した。
ホテル三日月は木更津市と、地域・社会、環境に配慮した持続可能なまちづくり、観光振興、防災等に関し幅広い分野で緊密な連携を図っており、なかでも環境への取り組みはホテルという業界を超えた地球規模のテーマであると強く認識している。
FOUNAPは、ニューショー国本部を構える国連の友(国連本部昇任のNGO機関として1985年に設立)が設置した初めての支部として2008年に特定非営利活動法人として認定された。
広く一般の人々に、国連の目的や活動を分かりやすく伝える活動を展開しており、現在は、SDGsの推進に注力した啓発活動を積極的に行っている。
両者は、今回の合意書締結を機に、龍宮城スパホテル三日月の宿泊客はもちろん、地域の住民にも向けたワークショップの開催をはじめ、ホテル三日月敷地内に、「三日月SDGsセンター」を開設するなど、SDGsの推進に向けた取り組みを加速していく。
ホテル三日月では、今後、環境配慮型ホテルを思考していくとともに、これからも地域住民とともに存在する企業として、社会的責任を果たしていくという。
八天堂カフェリエきさらづ
アカデミアパーク内の体験工房に併設
かずさ萬燈会 ランチなど楽しめる
くりーむパンの(株)八天堂(本社・広島県三原市、代表取締役・森光孝雄)の第2製造拠点「八天堂きさらづ工場(木更津市かずさ鎌足2-2-22、かずさアカデミアパーク内)」の運営を行っている社団法人かずさ萬燈会(本社・木更津市井尻、代表・渡邉元貴)では、このほど、きさらづ工場敷地内のパンづくり体験工房に併設した、食事なども出来るスペース『八天堂カフェリエきさらづ」を今月1日にオープンした。
「八天堂カフェリエきさらづ」は、~楽しく、あたたかく、サプライズ~をコンセプトに、スイーツやランチなども楽しめるカフェ、気軽にパンづくりが体験できる体験工房、くりーむパンやスイーツなど八天堂商品や木更津市などの産品が購入できるショップの複合施設。
かずさ萬燈会では、木更津市の観光振興の新拠点として賑わいを創出し、地域貢献の一助となれるようにしたいと、多くの来場を歓迎している。
同施設の建物面積は484.44㎡、カフェスペースは52席及びテラス20席。
体験工房は40席、駐車場は40代、大型バス2台。
営業時間は午前10時~午後5時(ラストオーダーは午後4時)、定休日は年末年始。
問い合わせはTEL0438‐52‐0810。
7日間のコロナ
地元3市の感染者数
木更津市、君津市、富津市における、新型コロナウイルスの直近7日間(3月31にち~4月6にち)の感染者数が7日(金)に発表された。
前回と比べると木更津市は減少、君津市と富津市は増加した。
市別の内訳は木更津市が50人(前回比16人減)、君津市35人(同14人増)、富津市24人(同9人増)。
各市の直近1週間の感染者状況は次の通り。
①医療機関等で診断 ②陽性者登録センターに登録 ③入院者 ④自宅・ホテル療養者(推計)
【木更津市】
◎感染者数・50人
▽内訳
①42人 ②8人
▽療養状況
③1人 ④49人
【君津市】
◎感染者数・35人
▽内訳
①33人 ②2人
▽療養状況
③0 ④35人
【富津市】
◎感染者数・24人
▽内訳
①18人 ②6人
▽療養状況
③0 ④24人
県内では同日、新たに381人が感染し、1人が死亡。
感染者数は前週の金曜日から134人増加し、4日連続で前週の同じ曜日を上回った。
累計感染者数は146万5049人。
新規クラスターは1件確認された。
社会福祉にと
(株)WATANABE
(株)WATANABE(代表・渡辺康則)は4月1日、社秋福祉事業に役立ててほしいと、3万円を、社会福祉法人木更津市社会福祉協議会に寄付した。