新千葉新聞2023年4月2日発行

地元4市は9人立候補

9日の投票日まで君津と富津で熱き戦い
千葉県議選告示　木更津と袖ケ浦は無投票に

4年に1度の統一地方選挙の前半戦「千葉県議会選挙」（定数95、任期満了4月29日）が3月31にちに告示され、翌4月1日から期日前投票が開始された。
投票は4月9日（日）午前7時～午後8時までで即日開票される。
君津地域4市（定数6）の立候補者9人は次の通り。
（届け出順、敬称略）
◎木更津市（定数2）
▽森岳（43、自民党・現②）
▽高橋浩（61、立憲民主・現④市
◎君津市（定数2）
▽須永和良（46、無所属・新）
▽川名寛章（77、自民党・現⑦）
▽平田悦子（38、立憲民主・現①）
▽船田兼司（44、無所属・新）
◎富津市（定数1）
▽渡辺務（61、無所属・新）
▽吉本充（66、自民党・現⑥）
◎袖ケ浦市（定数1）
▽江野澤吉克（73、自民党・現④）
このうち、木更津市と袖ケ浦市の2市では、3月31日午後5時の立候補受付終了で、現職のほかに立候補者はなく無投票当選が確定した。
君津市では、現職の川名氏と平田氏に対し、新人で元市議の須永氏と船田氏の2氏が無所属で出馬。
若い力、新しい風を吹かそう！市民の声を県政に届けよう！今こそ世代広大！などと訴え、果敢に挑戦している。
富津市では＜24年間無投票だった県議選に新たな選択肢を！＞と市議15年・元市議会議長の渡邉務氏が、「共に考えよう富津の未来！ともに創ろう富津の未来！」を掲げ、自民党員であり場がらも無所属で挑んでいる。
また「まちづくりは、ひとづくり！」をスローガンに7期連続当選を目指す元県議で現職・吉本充氏は組織票などを固めており、市を二分する戦いとなっている。
選挙人名簿登録者数は（3月30日現在）
▽君津市＝70124人（男35701人、女34423人、前回比2633人減）
▽富津市＝36841人（男18694人、女18147人、前回比2457人減）。

初の公式野球場が江川に

日本製鉄かずさマジック対日本製鉄鹿島硬式野球部
8日に記念試合　オープニングイベント

木更津市初の公式野球場が江川に歓声に、5月1日から一般利用が開始される。
木更津市ではこれに先駆け、4月8日（土）こけらおとしとなる「オープニングイベント」を開催する。
同野球場の公式名称は『木更津市営江川総合運動場第一野球場』（木更津市江川959‐1）。
イベントでは、地域密着型の広域チーム「日本製鉄かずさマジック」と「日本製鉄鹿島硬式野球部」による記念試合を行う。
両チームとも昨年の都市対抗野球大会本戦に出場した実力チームで、今シーズンを占う真剣勝負が期待される。
是非間近で感染してほしいと、多くの来場を歓迎している。
当日は、
▽午前9時開場
▽9時25分和太鼓演奏「和太鼓にぎやか座」
▽9時30分、オープニングセレモニー（テープカットなど）
▽10時40分、始球式
▽10時45分記念試合《日本製鉄かずさマジックvs日本製鉄鹿島硬式野球部》～5回終了後ハーフタイムショー「Eri　RG」。
このほか拓大紅陵高校吹奏楽部による応援も必見。
観戦希望者（無料）は事前申し込み不要、観客席・駐車場に限りがあるため入場制限を行う場合がある（旧市役所西側駐車場や木更津駅からのシャトルバスも運行される）。
荒天中止、予定は変更になる場合もある。
詳しくは市HP参照。
尚この試合の模様は、83.4MHｚかずさＦＭが試合終了まで、ラジオ完全生中継するほか、Youtubeライブにて映像配信も行う。

前回より増加

地元のコロナ7日間

木更津市、君津市、富津市における、新型コロナウイルスの直近7日間（3月24にち～3月30にち）の感染者数が3月31日（金）に発表された。
前回の発表と比べると、3市いずれも増加した。
市別の内訳は木更津市が66人（前回比36人増）、君津市21人（同4人増）、富津市15人（同6人増）。
各市の直近1週間の感染者状況は次の通り。
①医療機関等で診断　②陽性者登録センターに登録　③入院した人　④自宅・ホテル療養者（推計）
【木更津市】
◎感染者数・66人
▽内訳
①59人　②7人
▽療養状況
③1人　④65人
【君津市】
◎感染者数・21人
▽内訳
①18人　②3人
▽療養状況
③0　④21人
【富津市】
◎感染者数・15人
▽内訳
①13人　②2人
▽療養状況
③0　④15人
県内では同日、新たに247人が感染し、3人が死亡。
感染者数は前週の金曜日から72人減少した。

海保病院長の職務延長

君津中央病院企業団　令和5年度人事異動

君津中央病院企業団は3月31日、4月1日からの「令和5年度人事異動」を発表した。
病院長については、これまでの病院長としての職責が、高度な知識、技能、経験を有し、引き続き、地域医療を担う君津中央病人の病院運営の指揮を執ることが必要であると判断し、令和4年度に引き続き、海保隆病院長が職務を延長することとした。
異動内容はつぎの通り。