2人に幸あれと祝福 他【新千葉新聞】
- 2023/2/14
- ニュース
新千葉新聞2023年2月14日発行
2人に幸あれと祝福
恋人の聖地/中の島大橋バレンタインイベント
イオンモール木更津 2組が人前結婚式
木更津市の、恋人の聖地/中の島プロジェクト実行委員会(会長・北村和則)は、恋人の聖地に認定されている中の島大橋をPRするため、3年ぶりにバレンタインイベントを11日(土・祝)午後1時から、イオンモール木更津で開催した。
当日は午後1時から、1階サウスアトリウムの特設ステージで、同店の多くの来店者が承認となるハッピーバレンタインウェディング、2組の「人前結婚式」が挙行され、若者の新しい門出を祝った。
主催者が昨年暮れに募集、選ばれた新郎・新婦の1組目は、君津市在住の野村広大(33、こうだい)さん・愛花(31、あいか)さん。
両人は2019年に結婚式を準備したがコロナ禍の関係で3度の延期となり、中止を決断し結婚式への想いを諦めていたところ、今回の機会を見つけ応募したもの。
現在2人の間には柊斗(しゅうと)くんとう1歳の男児が誕生している。
2組目は、木更津市在住の諸江智輝(29、もろえともき)さん・莉帆(26、りほ)さん。
智輝さんは仕事の関係で4年前に木更津市に移住。
そのため、交際期間は莉帆さんの東京都木更津をアクアラインで何度もお往復して愛を育んできたという。
仕事や結婚など人生の転機となった木更津市で結婚式をあげたいとの強い思いで今回応募し願いがかなった。
式典前の開会式では主催者の北村実行委員会会長、渡辺芳邦市長、藤田有作イオン(株)イオンモール木更津ゼネラルマネージャー、世界的に活躍するフラワーアーティストで木更津ふるさと応援団のKAORUKO(カオルコ)さんがそれぞれ祝福の挨拶、記念品を贈呈して2人の幸せを願った。
新郎・新婦のヘアメイク・衣装は「エルシオン木更津」の協力、舞台の2対の生花(スタンド)や、花嫁の持ついつまでも枯れない「ブリザードのバラ」のブーケはKAORUKOさんによる。
式典でh「誓いの言葉」「指輪の交換」「ウェディングキス」「結婚証明書署名」などを行い、「力を合わせ明るい家庭を築きます」「お互いを思いやり、愛します」などと誓った。
2組の夫婦には、渡辺市長から木更津市のマスコットキャラクター「きさポンのぬいぐるみ」、北村会長からは当日撮った写真を入れられる「写真付き記念盾」、藤田イオンモール木更津ゼネラルマネージャーからは「ワオンくんのぬいぐるみとバスタオル」、KAORUKOさんからは花嫁の「フラワーブーケ」がそれぞれプレゼントされた。
同会場では、
▽木更津総合高校吹奏楽部の演奏
▽木更津高校ジャグリング部によるパフォーマンス披露
▽木更津工業高等専門学校ダンス部のダンス披露が行われ、結婚式に華を添えた。
また、恋人の聖地/中の島大橋オリジナルグッズ(缶バッジ先着300人、ハート形キーホルダー先着100人)が会場の傍らで配布された。
命や家庭教育の大切さ
県PTA主催「3行詩」コンクール
井上さんと佐久間さん 県代表に金田中の2人
県PTA主催、令和4年度「3行詩」コンクールの審査がこのほど行われ、千葉県代表作品に木更津市立金田中学校(校長・吉沢信之、生徒数86人)の生徒2人が受賞した。
「3行詩」コンクールは、家族の会話やコミュニケーションから育まれるきずな・家庭のルール、といった子どもたちの基本的な生活習慣、家庭教育の大切さや命の大切さについて、家族で話し合い、一緒に取り組むことを社会全体に呼び掛けていくために行われている。
令和4年度の「中学生の部」では千葉県内で5人が受賞したが、その中に金田中の1年、井上耀太さんの『その命 未来を動かす 歯車だ』と、2年、佐久間琉愛さんの「『頼ってね』 絶対忘れぬ その言葉」が、千葉県PTA3行詩県代表作品に選ばれた。
国語科で受賞した2人の生徒を指導している小原裕之教諭は、「常に授業では、一人ひとりに考えさせることを心がけ、思考力・表現力を高めさせる工夫をしている。語彙力を伸ばせば表現力が豊かになる」、また、「3行詩は、生徒の内面が現れる。普段では気づけない、生徒のやさしさ、あたたかさが現れ、非常に有意義だ」と述べている。
なお、小原教諭は令和4年度末を以って、43年間の教員生活に終止符を打つという。
元気に大きくなってね
マザー牧場 今年の羊1号は双子
富津市田倉のマザー牧場で、今月8日(水)今年(2023年) の”赤ちゃん羊”第1号が誕生した。
なんと!今年の赤ちゃん第1号は”双子”!
体重3.6キロの男のこと体重3.2キロの女の子の双子で、どちらもぴょん!と立った耳がチャームポイント。
お母さん羊は、赤ちゃん羊の体を一生懸命なめてきれいにしてあげたり、お乳の場所を教えてあげたりと、とても面倒見がよくスタッフも安心して見守っている。
また、今年は約20頭の羊が出産予定で、すでに3頭の羊が出産しており5頭の赤ちゃん羊が誕生している。
2~3月にかけて出産ラッシュを迎え、とても賑やかになり、親子が仲良く過ごしている様子を見ることができるという。
なで赤ちゃん羊は春しか生まれないかというと、同牧場飼育係によると、「羊は”季節繁殖動物”で、春にだけ出産する。はるに主産するのは、栄養豊富な青草が生え、赤ちゃん羊を育てるのに適している季節だからだと言われている」と話していた。
さらに、今年も「赤ちゃん羊ふれあい写真館」「飼育係のおはなし」などの赤ちゃん羊が主役の人気イベントも開催している。
マザー牧場で「赤ちゃん羊」に会えるのは今だけ!どうぞお見逃しなく!と、来場を歓迎している。
12日は県内414人
コロナ感染者減少へ 3市の直近7日間
木更津市、君津市、富津市における、新型コロナウイルスの直近7日間(2月3日~2月9日)の感染者数が10日(金)発表された。
今回、木更津市は322人で前回(450人)から128人減、君津市は198人で前回(288人)から90人減、富津市は56人で前回(114人)から58人減と、3市全てで前回発表分を下回った。
各市の直近1週間の感染者状況は次の通り。
【木更津市】
◎感染者数=322人
▽内訳=医療機関等で診断・260人、陽性医者登録センターに登録・62人
▽療養状況=入院した人・4人、自宅・ホテル療養者(推計)・318人
【君津市】
◎感染者数=198人
▽内訳=医療機関等で診断・176人、陽性者登録センターに登録・22人
▽療養状況=入院した人・7人、自宅・ホテル療養者・191人
【富津市】
◎感染者数=56人
▽内訳=医療機関等で診断・46人、陽性者登録センターに登録・10人
▽療養状況=入院した人・0人、自宅・ホテル療養者・56人
兼愛では11日(土)、1079人が感染し、7人が死亡。
感染者数は前週の土曜日から578人減少した。
クラスター(感染者集団)は4件。
君津地域関係では発生していない。
翌12日(日)の感染者は414人で昨年10月10日いらい約4か月ぶりに500人を下回った。
死者は12人。
感染者は前週の日曜日から908人減少し、26日連続で前の週の同じ曜日を下回った。
クラスターは君津市内の高齢者施設など。