相撲、空手道(女子)優勝 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2022年12月9日発行

相撲、空手道(女子)優勝

ボウリング(女子)優勝、剣道準優勝
3年ぶり開催県民大会 木更津市の活躍結果

新型コロナウイルス感染症の影響から3年ぶりに開催された『第72回千葉県民体育大会』(夏季大会、秋季大会)は、11月12日に34競技(うち公開競技1)がすべて終了した。
県民体育大会は、県民の間に広くスポーツを普及し、県民の健康増進や競技力向上などを目指す、長い歴史と伝統を有する県下最大の競技スポーツの祭典。
木更津市では、同大会に、男子21競技194人、女子9競技50人の選手を派遣。
相撲、空手道(女子)、ボウリング(女子)が優勝、県道が準優勝、ボウリング(男子)が第3位に入賞するなど輝かしい成績を挙げた。
ちなみに最終日の11月12日(土)には、成田市の中台運動公園相撲場で相撲競技が行われ、木更津市が優勝を飾った。
活躍した木更津市の選手は次の通り。

大賞に小泉音巴さん 拓大紅陵高3年

書の甲子園 国際高校生選抜書展

「署の甲子園」で知られる「第31回国際高校生選抜書展」(毎日新聞社、毎日書道会主催)の実行委員会は7日、審査結果を発表した。
海外9か国・地域を含め10688点の応募があり入賞・入選2042点が決まった。
個人賞では拓大紅陵高校3年の小泉音巴さんが大臣賞や知事賞に並ぶ大賞に入賞した。

無人駅の祇園駅周辺を清掃

金融機関や育成会、会社なども協力
木更津聖嘉館 草取りや破談の手入れ等

武道を通して青少年の健全育成に取り組んでいる、空手道の木更津聖嘉館(館長・古泉多嘉夫、木更津市祇園)では4日(日)午後、JR久留里線の無人駅の清掃・整備活動を行った。
これは同同乗の社会貢献活動の一環として、同情勢の保護者などで組織する育成会(会長・廣中敬冶)が中心となって、毎年春と秋、年2回行っており、今年で39年目。
この日の清掃活動には、祇園駅名誉駅長・古泉館長をはじめ、幼児から大人までの同情勢13人や育成会メンバー10人、更に地元の君津信用組合ぎおん支店(支店長・岸洋生)職員2人、千葉信用金庫清見台支店(支店長・御園生保則)職員2人、株式会社ホワイト(出口桂史統括リーダー)社員2人、JR来る永駅(井上友和駅長)1人、せんねんの木の応援など総勢30人が参加。
それぞれ分担して草取り、生け垣の刈込み、花壇の手入れ、駅舎の清掃(雑巾がけ、窓ガラス拭き等)、桜の木の整枝、周囲の清掃などを行った。
回収されたごみの量は、市指定のゴミ袋で31袋、放置自転車が3台、伐採した木の枝その他2束もあった。
古泉館長(80)は「今回はコロナ感染拡大の兆しが出てきたので実施するか、しないか迷ったのですが、勇気ある協力者の励ましにより実施することが出来て、良かったです。駅もきれいになり、新年を迎えることが出来ます。『空手道を通し地域貢献』が出来ることは道場生に最高の教育であると思っております。6月には日本善行会より表彰をいただき、多くの人からも励ましの言葉をかけられ感謝しています。自分自身も日本スポーツマスターズに挑戦し続け、”空手道の大切な技”も含め指導していきます」と参加者たちに感謝の言葉を述べていた。

泉水優史・泉水奈々組V

萩原杯争奪卓球選手権(男女ダブルス)
木更津市卓球連盟 女子は石川・山田組制す

木更津市卓球連盟(会長・萩原秀彦)主催「第74回は義宇原杯争奪卓球選手権大会(男女ダブルス)」が3日、木更津市民体育館で開かれた。
男女別に1部と2部に分かれてトーナメント戦を展開。
男子は1部(12組参加)は泉水優史・泉水奈々組(木更津クラブ)、女子1部(12組参加)は石川愛湖・山田汐莉組(T Field)が優勝。
結果は次の通り。

県小学生ソフトテニス親子大会

スポーツひのまるキッズ 木更津市の潮浜公園で

『第4回スポーツひのまるキッズ千葉県小学生ソフトテニス親子大会』が来る12日(日)、木更津市の潮浜公園庭球場で開かれる。
木更津市ソフトテニス連盟、一般車d何法人スポーツひのまるキッズ協会(東京都)主催、株式会社ハラプレックス主管。
後援(昨年度実績)は木更津市、同市教育委員会、同市スポーツ協会、木更津商工会議所、千葉県ソフトテニス連盟、一般社団法人千葉県港湾愛護協会、当社。
「スポーツひのまるキッズ」とは、同大会を通して親子の絆を深めるイベント。
「親子で選手宣誓」「親子でプレー」「親子で表彰台」など、いたるところで「親子の絆」を垣間見ることができる。
80組が参加予定。
男、女には分けず、AゾーンからDゾーンまで、参加者の申告レベルに応じてプレーする。

カイロ等寄贈

渡辺康則さん福祉へ

(株)WATANABE渡辺康則さんは今月5日、社会福祉事業に役立ててほしいと、5000円とカイロ240個(10個入り24パック)を木更津市社会福祉協議会へ寄贈した。

県6678人

7日のコロナ感染

県内では7日(水)、新たに6678人が新型コロナウイルスに感染し、9人が死亡したと発表された。
感染者数は前週の水曜日と比べ642人増加。
3日連続で前の週の同じ曜日を上回った。
累計感染者数は111万9307人。
新規クラスター(感染者集団)は17件確認された。

「日本の社会保障」

東京国税局管内納税貯蓄組合連合会・優秀賞
木更津市立太田中学校 波多野琳久

僕の母が体調不良から検査、緊急手術、2週間の入院をしました。
突然の出来事で驚き心配しましたが、無事退院で記以前と変わらない生活が戻りました。
その時僕はその2週間の入院費、手術費用が気になり調べました。
すると、アメリカで同じ手術と入院をした場合、医療保険に入っていないと、約1千万円の個人の支払いになります。
また、救急搬送された場合でも違いがあり、日本では無料ですが、アメリカでは約15万円以上は当たり前に請求されるそうです。
そして、走行距離や、薬の使用、同情するレスキュー隊員の人数に応じて、金額は加算されます。
さらに、一刻を争う場合はドクターヘリの使用もあります。
その場合日本では救急車を同じく無料ですが、アメリカの場合だと、日本円で100万円以上請求される場合もあるそうです。
日本では、救急車やドクターヘリの費用は全て税金の中の消費税で賄っています。
なぜ消費税なのかというと、消費税は所得関係なく幅広い年齢層の人がはらっているからです。
これらの考え方は、日本国憲法第25条に由来しています。
「すべての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」と記載されています。
さらに、第25条2には「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」と記載されています。
この考え方のお陰で日本は手厚い医療体制が出来ているのだと改めて感心しました。
この制度のお陰で僕の母の医療費の支払い額は、40万円程度で済みましたが、社会保障の医療保険がなかったら支払いは数百万円になっていたかもしてません。
個人で備えるのが難しいリスクに対して国が中心となってみんなで備えようとする仕組みを社会保障と言うそうです。
この仕組みのお陰で僕たちは安心安全な暮らしができています。
社会保障費は消費税を財源にしていますが歳入そのものが足りず、公債金で補っています。
さらに少子高齢化が進むと、社会保障がどうなるか心配になります。
そこで僕は、ふるさと納税の中の返礼品という仕組みをやめれば余計な支払いが減っていくのではないかと思いました。
僕たちの暮らしにとって大切な社会保障がこの先何十年何百年と、存続するためには、これからも、たくさんの知恵を絞ってこの先の問題を乗りこえられるように税金や、国の仕組みなどをもっと「勉強して日本画元気でいられるように考えて、社会貢献していきたいです。

社説

きみさらず聖苑が竣工

君津地域4市が、民間のノウハウを活用したPFI方式で共同整備を進めてきた新火葬場『きみさらず聖苑』が木更津市大久保のこれまでの加増場に隣接して完成、12月1日から供用が開始された。
木更津市の旧火葬場は、築50年以上経過し、老朽化や仮装件数の増加等により新施設の整備が必要となったことから、将来に向けた安定的なサービスの提供や効率的な行政運営を確保するため、平成25年(2013)から、袖ケ浦市と共同建設に向けた協議を開始、27年から君津市と富津市が加わり、かずさ地域4市が抱共通の課題解決に向け、広域行政の取り組みの一つとして「4市共同利用の火葬場」として整備に取り組んできた。
工事着工は令和2年1月、約3年かけて竣工となった。
新施設は無煙・無臭・環境保全を期す施設であり、火葬炉は10炉(旧火葬場3炉)、仮装件数は1日25件(旧火葬場6件)。
施設内の待合ホールからの景色は、近隣住宅の景観に配慮し、既存の豊かな緑を残し、森を映し、森に溶け込み、中庭には桂の若木、下草にはフッキソウが植栽され、自然への回帰を連想させる光と緑あふれる空間。
さらに待合室には白色・木目調を基調として個室的誂えでプライバシーと、儀式の厳粛性、個人を心ゆくまで偲ぶことができる。
また、エネルギーの多重化を図ることにより大規模災害時にも業務を継続できる災害に強い施設として整備されている。
『きみさらず聖苑』の名称は、~かずさ4市ともに大和武尊と弟橘媛の伝説があり、きみさらず(君去らず)は個人を偲ぶ気持ちにもつうじる~等から選定(4市からの公募)された。
同施設は延べ床面積4585.48平方メートル、鉄筋コンクリート造、2階建て。
同施設落成式で4市を大ひょすい、渡辺芳邦木更津市長は「地域住民の深い理解と協力のお陰。今後も住民福祉の向上と行政サービスの充実を図っていく」と誓い、深く感謝した。

新千葉新聞

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