小櫃堰の流竹木を除去 他【新千葉新聞】
- 2022/9/29
- ニュース
新千葉新聞2022年9月29日発行
小櫃堰の流竹木を除去
漁協など含む関係者ら約60人が参加
県君津土木事務所主催 海苔養殖前に作業
千葉県君津土木事務所(所長・田村英記)主催、「小櫃堰周辺蓄積流竹木除去作業」が26日(月)午後1時30分から、小櫃堰下流側テトラポット付近で実施され、主催者のほか9団体、約6-人が参加した。
これは例年、小櫃川(2級河川)に蓄積している流竹木が大雨のたびに、東京湾に流出し、海苔網などへ甚大な被害を及ぼしていることから、少しでも被害を防止しようと、海苔網を海に張り出す前のこの時期に、同河川を管理する君津土bの区事務所が関係者の協力を得て行っている。
この除去作業の始まりは、平成22年9月末に、木更津市内の漁業協同組合の海苔生産者などが呼び掛け、2年間実施し、その後平成24年から現在まで、君津土木事務所の「河川環境整備事業」の一環として継続されている。
この日の作業は、夏日を思わせる強い日差しの下で、新型コロナウイルス感染防止対策をとりながら行われ、テトラポット周辺は推進の深いところも多く、安全への十分な配慮もとられた。
参加者は川の中に入り、蓄積している流竹木を人力で収集し、ユニックで引き揚げ、チェーンソーで適当な長さに切断し、運搬車で処理場に運ばれた。
昨年の回収量は流竹木5.5トン、一般ごみは約50キロ回収された。
今年度の回収量は現在集計中。
参加団体は次の通り。
▽君津農業事務所、木更津港湾事務所、小櫃堰土地改良区、木更津市、かずさ水道広域連合企業団、木更津市内漁業協同組合、君津地域振興事務所、千葉県漁業資源課、収集運搬業者、一般市民ボランティアなど。
協力団体として、一般社団法人千葉県建設業協会君津支部(青年部)。
市毎の発表終了
コロナ感染者発生
政府が26日から新型コロナウイルス感染者の歯圧制届を全国一律で簡略化したことに伴い、県は27日から新規感染者の発表形式を変更した。
これまで県は市町村ごとの新規感染者数を公表していたが、重症かリスクの高い感染者以外は居住地の報告が不要となるため、市町村ごとの発表は終了とした。
26日以降も発生届が必要なのは
▽65歳以上
▽入院を要する人
▽重症化リスクがありコロナ治療投与や酸素投与が必要な人
▽妊婦
-の4類型。
若い軽症者らは住所や氏名などの詳細な届け出が不要となる。
今後は県及び、千葉市、船橋市、柏市の各保健所が公表するのは年代別の感染者数を取りまとめ、県内の全数把握は継続する。
県1663人
27日のコロナ感染
圏内で27日、新たに1663人が新型コロナウイルスに感染し、50~80歳代の男女10人が死亡したと発表された。
新規クラスター(感染者集団)は5件。
このうち1件は木更津市内の病院で、23人(職員6人、利用者17人)が感染した。
※県が市町村別の感染者数の発表を取りやめたことに伴い、今後は県と3市(千葉市、船橋市、柏市)の保健所がまとめた数を掲載します。
社会に貢献できる生徒
市役所職員を講師に、1・2年生に
木更津第三中学校 SDGs学習会開催
木更津市立木更津第三中学校(校長・吉岡秀樹、全校生徒312人)では、21日(水)、木更津市役所職員を招き、「SDGs学習会」を、1・2年生対象に2時間展開で行った。
銅学習会を通して、学校教育目標にもあるように、「思いやりの心を持ち、社会に貢献できる生徒」を育成していこうというねらいのもと実施したもの。
1時間目は、オーガニックシティ推進課の北見さんより、国連の定める「SDGs(持続可能な開発目標)」で2030年までに目指す17のゴールをわかりやすく教えてもらうとともに、木更津sで取り組んでいるSDGsに関する施策を紹介してもらった。
2時間目は2年生を対象とした、分科会を実施した。
危機管理課の職員より「防災」の視点から、農林水産課の職員による「食育」の視点から、環境政策課の職員より「脱炭素」の視点から、SDGsについての学習を深めた。
学習後、生徒たちからは、「SDGsが目指す目標がよく分かった」「木更津市民として今自分にできることを探しながら生活していきたい」「一人のチカラでは小さくてもみんなで力を合わせていく必要があることがわかった」などの感想が多く寄せられた。
同学習会を企画・運営した赤城恭和教諭は、「SDGsを学習することを通して、生徒たちが主体的に学ぶ姿勢を身に着け、自分たちに今でいることを見つけ、実践していくことができる生徒を今後も育てていきたい」と熱く語った。