生涯通じて健康づくり 他【新千葉新聞】
- 2022/9/2
- ニュース
新千葉新聞2022年9月2日発行
生涯通じて健康づくり
木更津市健康づくり推進協議会会議
会長に天野隆臣氏 委員18人に委嘱状
『木更津市健康づくり推進協議会』会議がこのほど、市役所朝日庁舎で開かれ、席上、任期満了に伴う新委員を決定し、委嘱状を交付した。
同協議会は、木更津市が「市民一人とりが自分の健康は自分でつくる」ことを基本に、運動・栄養・休養の調和を基調とした、生涯を通じての健康づくりを総合的かつ効果的に実施するため設置しているもの。
委員は、関係行政機関、保健医療団体、健康づくり関係団体、住民代表社より構成されている。
今回委嘱状が交付されたのは、各関係機関から委員の推薦を受けた18人。
委嘱期間は今年7月1日かから令和6年6月30日までの2年間。
正副会長も決まり、会長に天野隆臣氏(君津木更津医師会)、副会長には北村和則氏(木更津市区長連合会)が選任された。
今回の会議では、新型コロナウイルス感染症の影響によるライフスタイルの変化などから、子どもから大人までの肥満が増加している現状等を共有し、肥満の改善方法として主に運動について意見交換が行われた。
また、木更津市は今年、市制施行80周年を迎えるため、健康づくりの一環として、肥満研究の専門医による記念講演会を木更津市公式プロモチャンネルで11月の公開する計画をたてており、広く市長を呼び掛ける予定という。
委員は次の通り。
(敬称略)
コロナの予防対策にと
小中学校や保育所、公民館等で使用を
Team・Kが寄贈 消毒液を木更津市に
ボランティア団体Team・K(代表・石原健也)、副代表・安齋和輝)は8月29日、新型コロナウイルス感染症予防対策に活用してもらいたいと、木更津市に、「アルコール消毒液」3000本、同詰替用6000本の併せて約9000本(402万円相当)を寄贈した。
Team-Kの石原代表と安齋副代表が、木更津市伊役所駅前庁舎を訪れ、市内小中学校や保育所、公民館等の施設で使っていただきたいと、渡辺芳邦市長に寄付目録を手渡した。
寄付採納式には、市長のほか、田中幸子副市長、廣部昌弘教育長、鶴岡賢一健康こども部長、秋元淳教育部長、重城秋子教育部次長、今井克彦教育部参事兼学校教育課長が出席し、敬意を表した。
オスプレイ輸送が延期に
岩国基地に向け 米国からの海上輸送
木更津市は8月31日、陸上自衛隊V-22オスプレイの、10期目以降の米国本土からの期待輸送について、8月15日の周以降に計2機の日本に向けた海上輸送が開始される予定だったが、米国側の事情により延期されることになったと発表した。
防衛省北関東防衛局から情報提供があった。
陸自オスプレイについては、17機体制を予定しており、令和2年7月以降、合計9機が米国から米軍岩国基地(山口県岩国市)を経て、陸自木更津駐屯地に輸送された。
新たな輸送日程は現時点では未定だが、決まり次第、知らせるという。
3日~予選の敗者復活戦
8校・7チーム 地元校の初戦組み合せ
「第75回秋季県高校野球大会」予選の敗者復活戦が、9月3日(土)から7日(水)まで、124校・101チームが出場し、県総合スポーツセンター野球場など11会場で行われる。
雨天順延。
君津地域から出場するのは君津商業、木更津高専、袖ケ浦、君津、翔凜、暁星国際、君津青葉・天羽の8校・7チーム。(君津青葉と天羽は市原・市原緑との合同チーム)
敗者復活戦を勝ち抜いた26チームと、予選の勝者37チームに夏の甲子園に出場して予選免除の市船橋を加えた計64チームが9月17日(土)開幕の県大会に出場する。
このほど組み合わせ抽選があり、対戦相手が決まった。
地元校の初戦組合せは次の通り。
【3日】
◎県総合スポーツセンター野球場
▽午前9時~ 暁星国際-柏中央
◎袖ケ浦市営球場
▽午前9時~ 君津商業-犢橋
◎ゼットエーボールパーク
▽午前9時~ 天羽・君津青葉・市原・市原緑-泉・生浜・京葉
【4日】
◎袖ケ浦市営球場
▽午前9時~ 君津-県船橋
▽午後1時40分~ 袖ケ浦-船橋啓明
◎長生の森野球場
▽午前9時~ 翔凜-千葉東
◎ナスパスタジアム
▽午前11時20分~ 木更津高専-佐原
4市合計で437人が感染
県31日発表コロナ 県内6377人
県によると、君津地域で8月31日(水)、新型コロナウイルスの感染者が新たに木更津、君津、富津、袖ケ浦の4市合わせて437人確認された。
400人を上回るのは今月25日(404人)以来で6日ぶりとなる。
各市の新規感染者数は木更津市が215人、君津市97人、富津市38人、袖ケ浦市87人。
木更津市で200人を超えるのは過去最多だった今月24日(360人)以来で7日ぶり。
前週の水曜日を比較すると全市で減少した。
木更津市は145人減、君津市57人減、富津市42人減、袖ケ浦市29人減。
同日現在の地元各市の累積感染者数は、木更津市が17445人、君津市9228人、富津市4557人、袖ケ浦市8776人。
千葉県内では同日、13人が死亡、6377人が感染した。
クラスター(感染者集団)は15件発生。
累計感染者数は846649人となった。
9月末迄延長
BA・5対策宣言
県は8月29日、新型コロナウイルス感染対策で県内に出されている「BA・5対策強化宣言」を9月30日まで延長することを決めた。
行動制限は求めず、高齢者らにいは引き続き、感染リスクが高い場所への外出自粛を求める。
宣言に期間は当初、8月末までだったが、新規感染者数が高止まりし、医療機関の負担が重いことから、継続が必要と判断した。
8月4日に出された宣言では高齢者や基礎疾患のある人の外出を控えるよう求めた。
社説
値上げラッシュ
今年1月の食パンなどの小麦粉製品をはじめとして、再値上げも含み、値上げラッシュが続いている。
9月1日からは東京電力など電力会社、ガス各社による家庭向け料金の値上げが行われるほか、家庭用・業務用の油脂類の価格引き上げ、スナック菓子や調味料等でも、価格を据え置きだが内容量を減らす実質値上げもあるなど、今月は2000品目以上が値上がりする。
さらに来月は値上げのピークでビール類を筆頭に6300品目以上が発表されている。
食費、ガソリン代、光熱費、紙おむつ等の衛生用品、電気代・高速料金等々、値上げがこれからも続く見通しだ。
今年は20056品目(再値上げも含め)が予定されている。
その原因は、天候に起因する暑さと乾燥(干ばつ)での小麦・トウモロコシなど穀物の収穫量減、原油高・原材料高に加えて、ロシアによるウクライナ侵攻でエネルギー価格の高騰、円安、長引くコロナ禍で経済低迷も相まって、家計への影響ははかり知れない。
地元自治体では国の「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」等を活用した様々な施策や、生活困窮者への支援なども打ち出し、対応しているがずべ手の人々へは届かない。
住民個々が自分たちでできる値上げ対応策が必要となっている。
光熱費節約には、無駄な電力を使用しない、灯りもこまめに消す、入浴は家族が連続してはいり保温機能を使用しない。
水道料では、歯磨き・洗顔・洗濯のすすぎ・洗車等で水を出しっぱなしにせず、桶やバケツを使用する。
ひとりが1日に使うミスの量はふろおけ1杯分(約250リットル)、ここが意識して使用することで無駄が少なくなる。
冷凍食品の値上がりもあるが豊富に出回っている。
夏野菜は今最盛期、軽く湯通しして冷凍保存。
値引き商品を購入する時は欲しいものが値引きされていたら、必要な量だけを購入。
まとめ買いはロスが出やすい。
心が貧しくならないように創意工夫で自己満足できる暮らしを探したい。