【木更津市】令和4年7月26日に世界気候エネルギー首長誓約(GCoM)よりコンプライアントバッジを獲得しました
- 2022/8/31
- 木更津市役所
木更津市は、地球温暖化対策に取り組む中で、平成31年4月22日に千葉県内では初となる「世界首長誓約/日本」の誓約書に署名をおこないました。
また、市民、市内事業者、市が一体となって、地球温暖化対策に地域から貢献するため、再生可能エネルギーの地産地消などの木更津市独自の取組み、市民や市内事業者、市の各主体と取り組む重点施策を盛込んだ「きさらづストップ温暖化プラン 木更津市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を令和2年3月に策定し、世界気候エネルギー首長誓約(GCoM) 世界事務局へ報告したところです。
このたび、報告した内容に基づき、世界事務局から、令和4年7月26日に、コンプライアントバッジが交付されました。
コンプライアントバッジとは
「コンプライアントバッジ」は、地球温暖化対策実行計画において、緩和と適応のそれぞれの段階がすべて完了した自治体に交付されます。
◎緩和
地球温暖化への取組みとして温室効果ガスの排出削減と吸収の対策を行うことが「緩和」です。
取組みとしては、省エネ、再生可能エネルギーなどの低炭素エネルギーの導入、植物によるCO2の吸収源対策等が挙げられます。
◎適応
既に起こりつつある気候変動への防止・軽減のための備えと、新しい気候条件の利用を行うことを「適応」と言います。
影響の軽減を始め、リスクの回避・分散・需要と、機会の利用をふまえた対策のことで、渇水対策や農作物の新種の開発や、熱中症の早期警告インフラ整備等が挙げられます。
◎世界気候エネルギー首長誓約について
「世界気候エネルギー首長誓約」(Covenant of mayors for Climate and Energy)は、持続可能なエネルギーの推進、温室効果ガスの大幅削減、気候変動の影響への適応に取り組み、持続可能でレジリエント(強靭)な地域づくりを目指し、同時に、パリ協定の目標の達成に地域から貢献しようとする自治体の首長が、その旨を誓約し、そのための行動計画を策定した上で、具体的な取組を積極的に進めていく国際的な仕組みです。
この傘下の地域首長誓約として、日本では「世界首長誓約/日本」が立ち上がりました。The Covenant of Mayors for Climate and Energy is the world’s movement for promoting local climate and energy actions, aiming sustainable energy promotion, drastic greenhouse gas emissions reduction and adaptation for climate change impacts, at the same time mayors pledge their contribution to achievement of Paris Agreement goals and setting local action plan.
「世界首長誓約/日本」の公式サイト
As one of the regional Covenant of Mayors under a single umbrella, the Covenant of Mayors for Climate and Energy JAPAN (CoM Japan) has been set up in Japan.
→ きさらづ「ゼロカーボンシティ宣言」(木更津市役所HP)