木更津港の先覚者慰霊 他【新千葉新聞】
- 2022/8/16
- ニュース
新千葉新聞2022年8月16日発行
木更津港の先覚者慰霊
鳥居崎公園の頒徳碑前で宮司や関係者
コロナの収束も願い 「修祓式」を挙行
今夏14、15日に開かれる予定だった「第75回木更津港まつり」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、やっさいもっさい踊り大会及び花火大会が中止となったが(花火は分割打ち上げ)、港まつりの目的の一つである木更津港の開発に力を尽くされた先覚者の霊を慰め、併せて新型コロナウイルス感染症の早期収束を祈念する「修祓式(しゅうばつしき)」が14日、台風8号の余波で強い風の吹く中、鳥居崎海浜公園(木更津港脇)で挙行された。
当日は鳥居崎海浜公園の称徳碑(しょうとくひ)前(富士見3-7)にマスク姿の関係者が出席して、午前10時から「修祓式」が行われ、八剱八幡神社の八剱隆宮司が神事を執り行った。
宮司は祝詞奏上(のりとそうじょう)で、木更津が港のまちとして栄えてきた経緯や、港まつりを称えるとともに、「今年は一昨年に続く流行病(はやりやまい)コロナが広がっている中、野口実行委員長を始め人々が御前に集い、修祓の神業を使い、世の中が平穏で、安らかになってほしいと願う。今も、行く先も守りたまえ、賑わいのあるまち、うるわしき木更津を」などと祈念した。
続いて、野口義信港まつり実行委員会実行委員長(一般佐谷田法人木更津市観光協会会長)が祭文(さいもん)を奏上。
木更津港の航行の安全を祈願すると共に、重要港湾として大きく発展する基礎を築き、経済の発展や市民生活の向上に尽力した先覚者に感謝の誠を捧げ、御霊(みたま)の安らかなることを祈った。
また世の中を乱しているコロナの終焉を祈り、市民が穏やかな日々を取り戻されるよう祈願した。
神官による四方祓いの儀の後、野栗実行委員長や渡辺芳邦港まつり名誉会長(市長)、同顧問の重城正義市議会議長、港まつり主催団体代表の鈴木克己副委員長(木更津商工会議所会頭)、港湾関係諸団体代表の松田紀道副委員長(木更津港運協会長・県内航海運組合理事長)、実行委員参与代表の市村隆志木更津港長・海上保安署長(代理・坂本康浩海上保安署次長)が、雅楽の音楽が流される中、玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行い、木更津港の開発に尽力した先覚者に慰霊の祈りを捧げた。
このほか、北村和則実行委副委員長(区長会連合会長)、田中幸子同(副市長)、佐伯浩一参与(経済部長)、村重正明式典部長(日本製鉄)、市観光振興課職員も出席した。
給水ボランティア募る
ちばアクアラインマラソン2022
法人会木更津地区 十日市場給水所で
ランナーと感動を共有してみませんか!
公益社団法人木更津法人会木更津地区(地区長・鶴岡大治)では、4年ぶりの開催となる《ちばアクアラインマラソン2022》の、給水ボランティアスタッフを募集している。
同法人会では今回も、東京湾阿久和ライン連絡道側道、十日市場交差点付近での給水書ボランティアスタッフとして参加し、ランナーと感動を共有しようと計画しており、より多くの仲間を募っている。
募集内容は次の通り。
▽募集人員は高校生以上の健康な人ならだれでも、先着100人
▽仕事内容は十日市場給水所でランナーに給水・給食を行う
▽参加費無料(交通費・日当などの支給なし。弁当は法人会から支給)
▽特典としてスタッフウエア(ベスト又はビブス)支給予定。
▽応募締め切りは9月9日(金)
▽マラソン当日の集合時間は午前10時(現地集合解散、駐車場棟参加者には後日連絡)
▽問い合わせ・申し込みは木更津法人会TEL0438-37-7720、朝間・安田さんへ。
Eメールki.houjin@gaea.ocn.ne.jp
新米の初検査
JA木更津市6会場
JA木更津市では15日、「新米の初検査」を金田・畔戸、中郷、馬来田等市内6会場で実施した。(詳細後日)
第15回展に桜崖氏の近作も
イオンモール木更津 千代倉書道教室小品展
第15回「意欲ら書道教室(学生部・一般部)小品展」が、今月19日(金)~同21日(日)の3日間、イオンモール木更津野2階イオンホール(木更津市築地)で開かえっる。
入場無料。
時間は初日が午後3時~同6時、20日(土)が午前11時~午後6時、最終日の21日は午前11時~午後4時まで。
木更津市教育委員会、群鷗書人会後援。
木更津市貝渕4-5-1に本部を置く千代倉書道教室(主宰・千代倉桜崖=群鷗書人会理事長、毎日書道展審査会員、日本詩文書作家協会評議員、千葉県書道協会総務・協会事務局役員、君津地方書道協会事務局長)の、君津地域2市の各教室合同で開くもの。
第15回展企画として、千代倉桜崖氏(55、ちよくらおうがい)の「近作」を展示する。
(桜崖氏の作品は木更津市役所駅前庁舎や朝日庁舎に飾られている)
小学生から一般までの受講生有志121人、講師2人、計123人が出品。
日頃の研鑽結果を多くの人ン尾見ていただきたいと、来場を歓迎している。
コロナ禍の折り、会場では感染症対策に協力を願っている。
千代倉書道教室本部は木更津市貝渕4-5-1、TEL0438-38-3038。
13日は300人、14日は224人
県発表コロナ感染 県内は4603人
県によると、君津地域では新型コロナウイルスの新規感染者が4市合わせて13日(土)に300人、翌14日(日)に224人確認された。
両日とも前週の御名常備を大きく下回った。
各市の新規感染者数内訳は、13日が木更津市118人、君津市69人、富津市33人、袖ケ浦市80人。
14日は木更津市108人、君津市47人、仏紙34人、袖ケ浦市35人。
14日現在における累積感染者数は、木更津市が14481人、君津市7769人、富津市3792人、袖ケ浦市7500人。
県内では13日、10人が死亡、5785人の感染が新たに判明。
14日は8人が死亡、4603人が感染した。
県は14日、熊谷俊人知事が感染したと発表した。
発熱したものの、咳やのどの痛みはなく、自宅で療養している。
職務代理者は置かず、リモートで公務を続ける。
24日(水)に復帰する予定という。
風雨猛烈、交通乱れる
台風8号関東進む 木更津に大雨・洪水警報
日本の南海上を進んでいた台風8号は13日午後5時半ごろ静岡県伊豆半島に上陸。
関東甲信を進み、14日未明には日本の東海上へ抜けた。
県内は13日夜から風雨が強まり、木更津市で1時間雨量51.0ミリ、君津市で21.9メートルの最大風速(最大瞬間風速)を記録した。
いずれも8月の観測史上最大。
木更津市等に大雨警報・洪水警報が発令された。
君津市等には避難所も開設。
JR内房線は午後4時頃から上下線で一部電車が運休となり、同8時ごろから君津-安房鴨川間で運転を見合わせた。
久留里線も夕方から終電まで運休。
東京湾アクアラインは同8時から約1時間半、上下線で通行止め。
東京湾フェリーは始発便から全便欠航した。
航空機運用の懸念事項等
漁協部会と区長部会 駐屯地の対応方策⑤
「木更津駐屯地に配備されている航空機の運用に関する懸念事項等について」
【その他】
▽質問等、▼回答。
▽暫定配備期間の再確認をしたい。
また、暫定配備終了後の定期機体整備について、新格納庫が建設されることによって配備機数が増加し、騒音の被害が再度拡大するような事態になるのではないか懸念する声が上がっている。(久津間地区)
《暫定配備の期間について》
《定期機体整備用の新格納庫建設に係る騒音等の負担増について》
▼(前号よりの続き)
また、定期機体整備が開始される前の平成27年11月に防衛相から受けた説明では、整備の対象となる米海兵隊のオスプレイの機数は念5機から10機程度、1機あたりの整備工期は3か月から4か月程度であり、昨年7月から米海兵隊オスプレイの定期機体整備においては、米軍は最大で同時7機の整備を想定しており、整備工期は約1年4か月に延長された結果、当初想定された飛行の年間回数より必ず市も増加するとは見込まれないと防衛相からは伺っています。
いずれにいたしましても、市民の皆様の安全・安心の確保のため、今後も定期機体整備の状況を注視し、状況に応じて適切な対応をとってまいります。
▽木更津駐屯地内の新格納庫建設について、工事車両を見かけないが、格納庫の工事は着手しているのか。(江川地区)
▼防衛相北関東防衛局によりますと、当初、格納庫の建設工事については、6月下旬ごろを予定していましたが、防衛相内の手続きに時間を要したことから、今月22日から工事に着手し、9月5日から、本格的な工事が開始されるとのことです。
▽畔戸区内で第一種防音区域に指定されている地域とされていない地域がある。
騒音の負担感としては指定されていない地域も同様であるにも関わらず、騒音に関する助成がないため、見直していただきたい。(畔戸地区)
▼第一種防音区域の見直しに関するご要望については、防衛相へ伝えております。
また、本日、出席している北関東防衛局の職員の皆さんは、ご要望の内容について承知しています。
また、第一種防音区域の対象外となった地域における防音対策については、市が交付しています木更津駐屯地周辺地域等新港交付金をご活用しただければと思います。
(終)