3年ぶりに滑走路疾走 他【新千葉新聞】
- 2022/6/21
- ニュース
新千葉新聞2022年6月21日発行
3年ぶりに滑走路疾走
スイム、バイク、ランに約950人競う陸上自衛隊木更津 トライアスロン開催
陸上自衛隊木更津駐屯地と木更津港内港を舞台に、総距離51.5キロの鉄人レース『2022きさらづトライアスロン大会』が19日(日)、3年ぶりに開催された。
主催は木更津トライアスロン大会実行委員会(会長・田中幸子木更津市副市長)。
普段は入ることのできない陸上自衛隊木更津駐屯地内の滑走路をバイクとランでかけに蹴るコースが魅力の大会で人気を集めてきたが、令和2年・3年と連続、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的に中止となってきた。
コロナ禍前の同大会は8月開催で、猛暑だったことから、選手や大会運営者などの健康・安全を最終戦して6月に変更したものの、コロナで中止を余儀なくなれ、6月開催は初めて。
また今年度からトライアスロン大会開催に長い歴と実績を持つ「館山わかしおトライアスロン大会」(今年5月29日に3年ぶり開催)と連携して、~両大会ダブルエントリー者は参加費割引~などの特典も付与されての開催となった。
種目は「オリンピックディスタンス」コースで、「個人」と「リレー」。
内容はスイム(1.5km)、バイク(自転車40km)、ラン(マラソン10km)の3つの競技で総合タイムを競う。
リレーは3人1組で1人1種目を担当する。
競技には、袖ケ浦市在住で現在成長株として注目されている佐藤姫夏選手など招待選手3人を迎え、950人がエントリー、事故タイム行進、絶対完走!などにチャレンジ。
木更津氏の渡辺芳邦市長も出場した。
当日午前8時の気温は26.3℃、水温21℃、昼過ぎの気温は30℃近くに上昇した。
開会式は行わず、午前8時30分からのスイムでは、10のグループに分かれて順次スタート、滑走路でのバイクとランでは向かい風と戦いながら、その広大さを満喫した。
ゴールでは、選手の家族や友人アド(事前登録者のみ300人限定、無観客)とともにフィニッシュして健脚を称えた。
木更津市請西南の会社員・室月雄史さん(40)は2回目の参加、「自分の好きな泳ぎ、自転車、ランを一緒に楽しめて、家からも近い、自衛隊にも入れるなんてこんな贅沢な大会はない。これからも参加したい」などと話していた。
田中幸子実行委員会会長は、「多くの皆さんの協力でようやく開催できました。この大会が定着して、沢山の方々に楽しんでいただけるように、安全第一で実施していきたい」と、感謝の思いを述べた。
テーマは命と愛と防犯の話
のじまなみさん講師にリモート講演会
かずさ青年会議所 6月公開例会を開催
一般社団法人かずさ青年会議所(理事長・能城匡彦)、会員交流委員会(委員長・出口佳史郎)による「6月公開例会」が、18日(土)午後2時から講演会型式(リモート講演)で、木更津市金田地域交流センターで開催された。
市民など50人、Zoom視聴に170人が参加した。
今回のテーマは『子どものたちに伝えたい命と愛と防犯の話』。
講師は、性教育アドバイザーで「とにかく明るい性教育 パンツの教室」の代表理事・のじまなみさん。
講演会に先駆け、能城理事長は例会挨拶で、かずさ青年会議所について組織や活動、20歳から40歳(定年)までの向上心にあふれた若い経営者集団であることなどを紹介し、「今日は共に学びましょう」と呼び掛け、多くの参加に感謝した。
のじまなみさん(女性)は、「日本の性教育は世界から見たら30年遅れている」「子どもがアイパットなどで人気アニメに熱中していると、なんの前触れもなく急にアダルト画面帷切り替わったり、『続きが観たかたら〇〇に電話してください』などと、誘導されるものがある」、‐等々具体的に様々な情報が氾濫している現状を示し、「我が子を被害者、または知らずに相手を傷つける加害者にしてしまうのは大人(親)の責任」などと話し、「日ごろから子どもとの会話を大切に、オープンにして、その変化(成長)を心にとどめ、しっかり対応していきたい。うちの子は大丈夫!は甘い」などと親の姿勢の大切さを説いた。
プログラムに広告掲載
ちばアクアラインマラソン2022
木更津商工会議所 協賛金の募集行う
「ちばアクアラインマラソン」については、地域の魅力を発信する大きな機会であり、また地域経済への波及効果も大きいことから、木更津商工会議所では、その継続・定借化を目指し、千葉県への要望などの活動を行っている。
その活動の一環として、同会議所は今年11月6日(日)に開催される「ちばアクアラインマラソン2022」において協賛金の募集を行うことになり、会員に対し通知した。
なお、共産金額により変動があるが、有償(参加費の負担あり)のフルマラソン及びハーフマラソンの出走枠を得ることができるので、申込時に出走希望の有無について回答する。
出走枠を超える希望があった場合は、抽選となる。
募集要項は次の通り。
▽協賛額=3万円以上。
▽社名露出=公式プログラム(広告スペースを利用し掲載)。
全体の共産金額が30万以上の場合は1/8頁、50万以上の場合は1/4頁、100万円以上の場合は1/2ページ、に協賛社名を掲載する。
▽協賛方法=口座振込。
振込先は千葉銀行木更津支店 普通預金№3641506
(名義)木更津商工会議所 会頭 鈴木克己
▽申込・振込期限=6月30日(木)。
協賛金申込書に沿って記入し、FAX0438-37-8705で木更津商工会議所宛に送る。
同会議所の電話はTEL0438-37-8700。
富津公園歩け歩け大会
君津地区スポレク 3年ぶりに開催
君津地区スポーツ推進委員連絡協議会主催、富津市スポーツ推進委員連絡協議会主管~君津地区スポーツ・レクリエーション祭『富津公園歩け歩け大会』~が7月3日(日)富津公園ジャンボプール前の駐車場前広場を発着点に3年ぶりに開催される。
午前8時30分から受付、9時15分から開会式のあと準備運動などを行い、スタートとなる。
富津公園松林内の昭和天皇・香淳皇后陛下お手植えの松屋記念碑、多くの戦争遺構の見学、明治100年記念展望塔、砂浜など総延長約5キロの散策と、自然観察(動きやすい服装・靴・防止など着用)。
参加対象は君津地区4市在住・在勤、年齢は問わない。
ただし就学前幼児は保護者同伴のこと。
参加費無料。
小雨決行・荒天中止。
18日は12人、19日は21人
県発表コロナ 県内は473人感染
県によると、君津地域では新型コロナウイルスの新規感染者が4市合わせて18日(土)に12人、翌19日(日)に21人確認された。
各市の感染者数内訳は、18日が富津市5人、木更津市4人、袖ケ浦市2人、君津市1人。
1週間前の土曜日・11日と比較すると、木更津市は10人減、君津市4人減、富津市1人増、袖ケ浦市同じ、地域総数13人減。
19日の感染者は、君津市7人、袖ケ浦市6人、木更津市と富津市が各4人。
1週間前の日曜日・12日と比べ木更津市は14人減、君津市5人増、富津市2人増、袖ケ浦市4人増、地域総数3人減。
19日現在の4市の累計感染者数は木更津市が8699人、君津市4399人、富津市2064人、袖ケ浦市4285人となっている。
千葉県内では18日、449人が感染。
前週の土曜日と比べ38人増加した。
19日は473人が感染。
前週の日曜日を比べ46人増加、2日連続で前週の同じ曜日を上回った。
茅の輪をくぐり清める
八剱八幡神社 夏越の大祓神事
木更津市富士見の八剱八幡神社(八剱隆宮司)に、無病息災を祈願する直径2メートル程の、「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」神事の茅(カヤ)の輪が設けられ、6月30日(木)午後3時から神事が執り行われる。
茅(ち)の輪くぐり神事とも呼ばれる大祓神事は、輪をくぐると霊力が高まり、身のけがれを祓い清め、夏バテを防ぐと伝えられている。
毎年6月30日と12月31日の2回、神社において夕方に行われ、半年ごとに、今まで知らず知らずのうちにおかした罪、けがれのすべてを反省し、祓い清め、これからの半年を清く明るく生活し、幸福と繁栄を祈る行事。
神社を訪れた善男善女は、茅の輪を左回り、右回り、中央と3度くぐって半年の幸せを祈念する。
また神事では「形代(かたしろ、紙を人形・ひとがたに切り抜いたもの)に、自分や物の罪・けがれを託して、代わりに祓い清めてもらうことも行われ、男性は白色、助成は赤色の人形の形代に、名前と生年月日を書き、身体をなでて息を吹きかけ、神社に納める。