鎌足桜の保存育成に尽力 他【新千葉新聞】
- 2022/5/8
- ニュース
新千葉新聞2022年5月8日発行
鎌足桜の保存育成に尽力
予算、事業計画、カレンダー作成等も
木更津市鎌足桜保存会 定期総会を開催
伝説に彩られた花”鎌足桜”の保存・育成に力を注いでいる、木更津市鎌足桜保存会(会長・田中幸子副市長)の「令和4年度定期総会」が、4月24日(日)に木更津市立鎌足公民館で開催された。
議案は、「令和3年度事業報告」、「令和3年度決算報告及び会計監査報告」、「役員選出」、「令和4年度活動方針」、「令和4年度事業計画」、「令和4年度予算」の6件で全案承認された。
その中で、昨年度までのコンテスト・カレンダー実行委員会の名称を改称して、「広報委員会」(委員長・齋藤和利)に変更したことが報告された。
このほかの委員会として「保護育成事業推進員会」(委員長・保坂和幸)。
また、令和4年度は昨年度までの形式のカレンダー制作に替わるカレンダーを作成することになった。
令和5年カレンダーは9月に完成予定。
役員等は次の通り。
事務局の鎌足公民館はTEL0438-52-3111。
金玲塚古墳と古墳時代社会の終焉
木更津市教委と国立歴史民俗博物館
共同研究事業の成果 六一書房から出版
郷土の貴重な歴史的遺産である金玲塚古墳に関する新刊『金玲塚古墳と古墳時代社会の終焉』3月31日六一書房から出版された。
これは木更津市教育委員会と国立歴史民俗博物館が、3期9年(平成23年3月1日~平成31年3月31日)にわたり進めてきた共同研究事業の成果として、国立歴史民俗博物館の研究成果公開助成を受けて刊行されたもの。
同研究成果はこれまで、『金玲塚古墳出土品再整理報告書』及び、一般向けに『金玲塚古墳出土品ガイドブック煌めく金玲塚』を刊行している。
今回の刊行物は、これらを踏まえて「金玲塚古墳から古墳時代後期がどのようにみえるか」をテーマに、木更津市郷土博物館金のすず・稲葉昭智副館長はじめ、共同研究者は執筆している。
編集・執筆は上野祥史氏(国立歴史民俗博物館研究部・准教授)など10氏。
構成は次の通り。
▽第1部「金玲塚古墳の概要」
▽第2部「装い」とその機能・意義
▽第3部「儀礼具としての容器」
▽第4部「金玲塚古墳を相対化する視点」
は公部数650部、B5判、ページはカラー4頁と本文265頁。
販売価格は4000円と消費税。
金玲塚古墳と豊富な出土品は、学術的な重要性が評価されており、古墳から発掘された「金鈴」などの遺物と石棺は昭和34年(1959)6月27日に国の重要文化財に指定され、金玲塚古墳に残存している墳丘は、昭和25年(1950)11月3日に千葉県の史跡に指定されている。
拓大紅陵4大会連続V
県高校軟式野球 関東大会に出場へ
「第70回春季千葉県高校軟式野球大会」の決勝が4日、ゼットエーボールパーク(市原市)で行われ、拓大紅陵が八千代松陰を3-1で降し、4大会連続12度目(中止の2020年を除く)の優勝を果たした。
拓大紅陵は1回に先制の1点をあげ、6回に1点を返されて同点に追いつかれるも、8回に4番打者の天野孝城選手が勝ち越し打を放ち、2点をもぎ取った。
天野選手はエースとしても1失点で完投。
最後はスライダーで空振り三振を奪い、勝利を決めた。
両校は神奈川県で26日に開幕する「春季関東大会」に出場する。
拓大紅陵は4大会連続16度目、八千代松陰は2大会連続10度目。
木総合・紅陵も準決勝で涙
春季県高校野球大会
「春季千葉県高校野球大会」は4日、県総合スポーツセンター野球場で決勝が行われ、市船橋が銚子商を3-0で降し、28年ぶりの優勝を決めた。
全日の淳化粧には木更津総合が3年ぶり、拓大紅陵が10年ぶりに進出。
木更津総合は銚子商と対戦したが、10安打を放つも2併殺と打線がつながらず2-6で敗退。
市船橋と対戦した拓大紅陵は6回に1点差まで迫るも、走塁ミス等が響き4-5で惜敗した。
優勝した市船橋と準優勝の銚子商は、21日に栃木県で開幕する「春季関東大会」に出場する。
市船橋は26年ぶり5度目、銚子商は12年ぶり22度目の出場。
4市計28人で少ない
県6日発表コロナ 県内は492人感染
県によると、君津地域で6日(金)に確認された新型コロナウイルスの新規感染者は、木更津市が15人、君津市7人、富津市4人、袖ケ浦市2人だった。
4市を合わせた地域総数は28人で、5月に入り2番目の少なさ(今月最少は2日の20人)。
1週間前の金曜日・4月29日(木・23人、君・9人、富・5人、袖・40人、地域総数・77人)と比較すると、木更津市は8人、君津市は2人、富津市は1人、袖ケ浦市は38人、地域総数は49人、いずれも減少した。
6日現在における4市の累積感染者数は、木更津市が7834人、君津市3959人、富津市1867人、袖ケ浦市3734人に増えた。
千葉県内では6日、492人の感染と1人の死亡が新たに判明。
1日の感染者数が500人を下回るのは1月12日以来、約4か月ぶり。
前週の金曜日(1329人)の4割以下に減った。
新規クラスター(感染者集団)は5件発生した。
岩根フェニックス優勝
君津地区少年野球 若草ファイターズ準優勝
「令和4年度 第38回君津地区少年野球春季大会<第1回(株)新昭和旗争奪大会>」(君津地区少年野球連盟主催、(株)新昭和共催)が、4月24日・29日、5月1・3日の4日間、袖ケ浦市の百目木公園野球場などで行われた。
同連盟に所属する君津地区4市の計24チーム(木更津市・9、君津市・6、富津市・4、袖ケ浦市・5)が参加。
試合はトーナメント方式で行われ、コロナ感染防止のため、今年度に限り開会式は実施しなかった。
熱戦の結果、巌根フェニックス(木更津市)が決勝で若草ファイターズ(袖ケ浦市)を15-6で降し、優勝を決めた。
3位には袖ケ浦ミラクル(袖ケ浦市)と請西ブレーブス(木更津市)が入った。
岩根フェニックスは「全日本学童野球大会」県予選、若草ファイターズは「関東学童野球大会」県予選に出場する。
最優秀選手には鳥海南斗君(岩根フェニックス)、優秀選手には横尾海翔君(若草ファイターズ)が選ばれ、敢闘賞は高山櫂士君(袖ケ浦市ミラクル)と紺野翔太郎君(請西ブレーブス)に贈られた。
結果は次の通り。
◎1回戦
▽畑沢コンドルズ(木)11-4大和田少年野球クラブ(君)
▽若草ファイターズ(袖)6-5富来田ファイターズ(木)
▽袖ケ浦ミラクル(袖)6-2君津周西クラブ(君)
▽大佐和BC(富)9-8谷内万代ボーイズ(木)
▽清川ライナーズ(木)7-6周南ビーバーズ(君)
▽木更津ジャンボ(木)8-5青堀少年野球クラブ(富)
▽請西ブレーブス(木)12-0福王台ファイヤーズ(袖)
▽木更津モーニングス(木)18-2中ファイターズ(君)
◎2回戦
▽畑沢コンドルズ8-7神納フレンズ(袖)
▽若草ファイターズ14-7天羽少年野球クラブ(富)
▽袖ケ浦ミラクル5-4祇園ブルーソックス(木)
▽子安クラブスポーツ少年団(君)7-0大佐和BC
▽根形スターズ(袖)8-2清川ライナーズ
▽岩根フェニックス(木)11-4木更津ジャンボ
▽請西ブレーブス16-8八重原ベアーズ(君)
▽木更津モーニングス9-8飯野アストロクラブ(富)
◎準々決勝
▽若草ファイターズ7-0畑沢コンドルズ
▽袖ケ浦ミラクル6-5子安クラブスポーツ少年団
▽岩根フェニックス10-0根形スターズ
▽請西ブレーブス10-0木更津モーニングス
◎準決勝
▽若草ファイターズ10-5袖ケ浦ミラクル
▽岩根フェニックス8-6請西ブレーブス
◎決勝
▽岩根フェニックス15-6若草ファイターズ