令和4年度当初予算案等 他【新千葉新聞】
- 2022/3/17
- ニュース
新千葉新聞2022年3月17日発行
令和4年度当初予算案等
一般会計518億円超の過去最大予算
木更津市議会3月定例会 全案可決し閉会
木更津市議会3月定例会(2月1日招集)は今月15日、最終本会議を開き、当初上程の18議案と追加上程案の2件、発議案4件等を全権原案通り可決・同意して、43日間にわたる日程を終え閉会した。
審議・可決・採決された案件は令和3年度補正予算関係6件、条例の一部改正10件など計34件と、請願1件。
木更津市は令和4年度に市制施行80周年を迎える。
令和4年度の当初予算規模は、一般会計予算額518億5500万円(前年度比46億1800まんえん、9.8%増)で、骨格予算ではありながら、500億円超の過去最大の予算規模となっており現案可決された。
追加議案の教育委員会員の任命については加藤緑氏(37、八幡台)の新任に同意した。
追加議案のもう1件は「市職員の育児休業等に関する条例の一部改正」で可決された。
最終日に議員より提案された「市議会議員議員報酬等に関する条例の一部改正」、「市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正」、「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対する決議」、「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律の改正を求める意見書」でいずれも現案可決された。
1月24日に提出された請願の「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律の改正を求める意見書の提出に関する請願書」は採決された。
軍事侵攻に対する決議
木更津市議会 支援金23万円贈る
木更津市議会3月定例会本会議において、「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対する決議」を全会一致により可決し、ウクライナの市民への人道支援の活動に役立ててもらうため、同市議会議員から23万円を送ることとした。
同市議会の「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対する決議」内容は次の通り。
ロシアはウクライナに対し、軍事侵攻を強行し、多くの市民が犠牲になっている。
これは侵略行為であり、国際社会ひいては我が国の平和と秩序、安全を脅かすものであり、いかなる理由があったとしても断じて許されるものではない。
3月2日、国連総会の緊急特別会合において、ロシアを非難する決議が採択され、世界の多くの国が軍の即時撤退などを求めた。
唯一の被爆国である我が国にとって、核兵器の使用をほのめかし、原子力発電所への攻撃を行う行為は、許しがたい暴挙である。
平成3年1月1日、木更津市民は、平和を誠実に希求そ、力を合わせて努力する事を誓い、平和都市木更津を宣言した。
ここに木更津市議会は、ロシアによる軍事侵攻を非難し、人々を苦しめる戦争に反対するとともに、世界の恒久平和の実現を強く願う。
以上、決議する。
平和宣言都市宣言踏まえて
ロシアの侵攻 渡辺市長が声明発表
ロシアによるウクライナ侵攻について、木更津市の渡辺芳邦市長は次のように、声明を発表した。
2月24日から始まった、ロシアによるウクライナへの侵攻により、子どもを含む、多くの罪のない民間人が、今もなお、命を奪われています。
国際社会の平和と秩序、安全を脅かすとともに、領土保全や武力行使禁止を定め哉国連憲章に違反する行為であり、断じて容認できるものではありません。
また、ロシア大統領は、核兵器の使用を示唆し、国際社会を威嚇していることは、唯一の戦争被爆国として、当然看過できるものではありません。
木更津市は、国際理解を深め、悲惨な戦争、環境の破壊やあらゆる差別のない、人が人として尊ばれる心豊かな社会をつくり、世界の恒久平和を実現するため、平成3年に平和都市宣言を行いました。
また、平成22年に平和首長会議に加盟しました。核も戦争もない世界の恒久平和は、人類共通の願いです。
平和を誠実に希求する本市としてロシア政府に対し、1日も早い平和的解決に向けた誠意ある対応を強く求めます。
3月15日。
また、日本赤十字が実施している「ウクライナ人道危機救援金」に係る募金箱を駅前庁舎(企画課窓口)、朝日庁舎(社会福祉課窓口)及び各公民館に設置している。
平野市議会議員が辞職
木更津市議会 最終本会議で許可
3月1日付で木更津市議会の平野卓義議員(63)から辞職願が提出され、15日開催の令和4年3月定例会最終本会議において、同議員の辞職が許可された。
なおこれにより、木更津市議会議員24人(定員)のうち1人が欠員となる。
平野議員は2月23日、木更津市中央3の市道で酒に酔った状態で乗用車を運転し、道路交通法違反(酒酔い運転)の疑いで木更津警察署に現行犯逮捕された。
オスプレイ参加
訓練に木更津駐屯地
陸上自衛隊が15日に、静岡県の東富士演習場で離島防衛専門部隊と米海兵隊との訓練を報道関係者に公開した。
陸自から木更津駐屯地に暫定配備中の輸送機V22オスプレイ1機が日米共同訓練に初めて参加し、海兵隊のMV22 オスプレイも加わり、中国の海洋進出を意識した離島防衛の連携強化をアピール↓。
木更津にはオスプレイ9機が到着している。
高齢者が住みやすいまり
『みぃつけた!ちいきのみりょくブック』
波岡東地区地域を考える会 地域住民に配布
~65歳以上の地域住民とともに、すみやすいまちづくりを考える~波岡東地区地域を考える会(日向寺竜児会長)ではこのほど、『みぃつけた!ちいきのみりょくブック』(A4判13頁、3000部)を発行、地域住民衣好評で、「保存版だ!」と喜ばれている。
急速な高齢化社会の進展に伴い、同地区でも65歳以上の高齢者が増加の途にあり、高齢化率も高いが、地域住民がいつまでもし見慣れた地域で安心して暮らせるようにとの思いを※、同会メンバーが実際に歩いて集めた情報(地域のレンチや魅力)を1冊に集約した。
当初2500部発行し、今年1月に地域の65歳以上の世帯に配布したが、足らなかったため500部増刷、配布した。
同ブック発行経費は、波岡東地区社会福祉協議会と八幡台小学校区まちづくり協議会が協力した。
巻頭言では、同地域住民で芥川賞作家の若竹千佐子さんが「待ってました!こんな冊子。新しい自分発見にもつながる好企画」と絶賛し、魅力あふれる冊子の発行を祝い、有効活用の期待を寄せている。
「お役立ちちいきマップ」には、同地域を網羅する道路や優待カードが使用できる商店、郵便ポストの設置場所まで記入されている。
「地域を考える会」構成メンバーは、
▽地区内自治会長・区会長・区長
▽波岡東地区社会福祉協議会
▽南部地域包括支援センター
▽波岡東地区民生委員児童委員
▽八幡台小学校区まちづくり協議会
の代表32人。
▽事務局は、波岡公民館・八幡台公民館・木更津市社会福祉協議会
▽アドバイザーは、木更津市役所高齢者福祉課
同ブックの問い合わせは、波岡東地区担当生活支援コーディネーターの、出口真由美さん(TEL080-4953-8707)
地元4市計171人が感染
県15日発表コロナ 県内は2710人
県によると、君津地域で15日、新型コロナウイルスの新規感染者が木更津市で75人、君津市48人、袖ケ浦市34人、富津市14人、地域総数で171人確認された。
1週間前の8日(木・57人、君・34人、富・22人、袖・30人、知己総数・143人)と比べると、富津市以外の3市、地域すべてで増加した。
同日現在における4市の累積感染者数は、木更津市が5471人、君津市2856人、富津市1339人、袖ケ浦市2443人に増えた。
千葉県内では同日、2710人の感染と19人の死亡が新たに判明。
感染者数は1週間前の8日(2935人)から225人減り、10日連続で前週の同じ曜日を下回った。
新規クラスターは計7件発生した。
珠算競技大会の優勝等
木更津珠算連盟 個人総合の小学生等
木更津珠算連盟主催、令和3年度「優良生徒表彰」及び「珠算競技大会(第48回)」が今月4日(金)から6日(日)にかけ、各塾で2年ぶりに開催された。
珠算競技大会の結果は次の通り。()は所属塾。
※優良生徒表彰は掲載済み。