『一途なのり天』開発 他【新千葉新聞】
- 2022/2/23
- ニュース
新千葉新聞2022年2月23日発行
『一途なのり天』開発
木更津総合高校の生徒が命名とデザイン等
木更CoN3月から うまくたの里で販売
特定非営利活動法人(以下NPO法人)木更CoN(きさこん、市内東太田)はこのほど、木更津産の海苔を使用した新商品『一途なのり天』(いちずな のりてん)を開発し、3月1日から木更津市の道の駅「木更津うまくたの里」(木更津市下郡1369‐1)で通年販売を開始する。
またインターネット販売も近日中に開始予定。
「木更津市の海苔」は、平成18年に千葉県が創設した「千葉ブランド水産物認定品」に選ばれるなど、木更津市を代表する水産資源であり、香りの強さと口に入れた瞬間に広がる甘みが特徴。
しかし近年は、漁場の高水温化・貧栄養価による低塩分化などの漁場環境の変化に加え、台風等により架線から流れ出る竹木等による養殖施設への被害など、自然災害の影響も受け、海苔の共販枚数は減少傾向にある。
『一途なのり天』は、このように流通量の少ない貴重な千葉県産の海苔(木更津産)をふんだんに使った「のり天スナック」(いた海苔を短冊状にして衣をつけて油で揚げたもの)で、行楽のお供や晩酌のつまみ、汁物やサラダのトッピング、和え物にもなるヘルシー食材でもある。
同食品の開発には同NPO法人と木更津総合高校ン度が昨年4月から約1年かけて取り組んできた。
~みんなが恋してくれる木更津であってほしい~との思いを込めて、木更津総合高校の美術部と書道部の両部合わせて約30人が『一途なのり天』と命名、パッケージデザインや文字も担当した。
内容量は70グラム、賞味期限は150日、販売価格は430円。
販売者はNPO法人木更CoN、製造者は(有)砂田食品(広島県尾道市)。
同商品の問い合わせは同NPO法人TEL080-5744-5495。
推選に黒須俊夫さん
木更津市観光写真コンクール審査会
木更津市観光協会 当社賞に菅原譲太郎氏
”我がまち木更津”をテーマにした一般社団法人木更津市観光協会(会長・野口義信)主催、「令和3年度木更津市観光写真コンクール」の審査会が18日(金)、木更津市立中央公民館多目的ホールで実施された。
今年度は市内外の48人から、感動の一瞬をとらえた153点の力作が寄せられた。
内訳は一般・カメラ部門(窓口・郵送)には20人から64点、WEB部門には28人が89点を応募した。
今年の王おぼ基準は長引くコロナ禍で、多くのイベント等が中止となっていることから、撮影期間を<3年間以内の未発表作品>も可能とした。
審査は、日本写真協会会員でキサラヅし文化協会副会長の斉藤高根氏を審査委員長に、重城正義市議会議長、江澤貞雄木更津市観光ブルーベリー園協議会会長、塗谷拓真木更津市商工会議所代表、浜端基次(株)ジェイコム千葉木更津局長、佐伯浩一市経済部長、野口義信観光協会会長、報道関係者など9人が審査した。
審査員は1人50点の持ち点で「木更津市を市内外に紹介するにふさわしく、こんなところいいなぁ、行ってみたい、見てみたい、などと観光意欲をそそる作品」を基準に選考を行った。
最高賞の推選(千葉県観光物産協会長賞)には黒須俊夫さん(木・真舟)の作品「燃えろ一番街」が、当社・新千葉新聞社長賞には菅原譲太郎さん(富・湊)の作品「満月に舞う」が選ばれた。
斉藤審査員長は「コロナ禍でイベントが減り、撮影にも苦労されたと思います。今回は、ウエブからの応募が増え、応募総数も153点と増加し大変うれしく思います。今回も力作のなかから優劣をつけることは難しく、各審査員も苦労しました。来年も今年以上の応募をお待ちしております」と総評を行った。
木更津市観光協会では、今回も入賞作品で絵葉書を作成し、観光案内所で販売予定。
表彰式は3月13日(日)午後2時30分から、木更津市立中央公民館第7会議室で実施する。
なお同観光写真コンクールは次年度も開催予定。
木更津市観光協会事務所は3月1日から木更津駅東口・観音堂横の「たちより館」2階に移転する。
西口の観光案内所(スパークルシティ1階)は現在のまま営業される。
入賞作品は次の通り。
◎推選
▽千葉県観光物産協会長賞「燃えろ一番街」黒須俊夫(木・真舟)。
審査講評「毎年行われている『木更津舞尊』の一コマ。躍る人たちのエネルギーが伝わってくる。撮影者と共に楽しめる作品」
◎特選
▽木更津市長賞「シーカヤック体験」石川精一(木・ほたる野)
▽木更津市議会長賞「綺れいだね木更津駅」大岩重利(木・矢那)
◎入選
▽木更津市観光ブルーベリー園協議会長賞「江澤フルーツランド」関口英雄(市原市)
▽木更津市商工会議所会頭賞「蓮田を走る」中山要三(木更津市)
▽ジェイコム千葉木更津支局長賞「休日の家族連れ」木村茂男(市原市)
▽新千葉新聞社長賞「満月に舞う」菅原譲太郎(富津市)
▽読売新聞社千葉支局長賞「煌めく夜桜」春川修夫(kしあらづ氏)
▽千葉興業銀行木更津支店長賞「信念を迎える船」岡田志郎(君津市)
▽朝日新聞社千葉総局長賞「木更津恋物語」白川勲(千葉市)
▽産経新聞社千葉総局長賞「日本一の山をバックに恋人たちの架け橋」小笹史彦(木更津市)
▽東京新聞千葉支局長賞「夕日海岸」篠原茂(市原市)
◎佳作
▽木更津市観光協会長賞=矢上貴人(木更津市)、伊藤洋子(木更津市)、前岸憲三(船橋市)、三沢貞夫(2点、君津市)、鈴木克哉(神奈川県)、岡田志郎(君津市)、伊藤雅純(習志野市)、渡邉太一郎(木更津市)、石井正美(木更津市)
(敬称略)
地元平均倍率1.02倍
県内公立高校 志願者確定数発表
謙虚育委員会は21日、2022年度(今年4月入学)の県内公立高校入学者センバツの志願者確定数を発表した。
全日制は募集人員31320人(125校202学科)に対し、志願者は34637人で、平均倍率は1.11倍となった。
14日の前回調査から189人が真贋を取りやめ、0.03ポイント上がった。
入試制度は前年度から前・後期2階を「一本化」と大幅変更しており、前年度の平均倍率は1.08倍だった。
君津地域の7高校(11学科)では、募集人員1480人に対し、1508人が志願、平均倍率は、前年度と同率の1.02倍となった。
全日制で最も倍率が高かったのは、木更津高普通科の1.51倍、次いで木更津東高校の家政科1.20倍、君津高園芸科1.13倍、袖ケ浦高の1.08倍、君津高普通科1.02倍と続く。
倍率が1倍未満だったのは、袖ケ浦高の情報コミュニケーション科(0.90倍)、木更津東高の普通科(0.88倍)、君津商業高の商業・情報処理科(0.81倍)、君津青葉高総合学科(0.73倍)、天羽高普通科(0.46倍)。
今回も天羽高校は地域連携アクティブスクール、君津商業高校の商業化と情報処理科は、一括募集となる。
試験は2月24日(木)、同25日(金)に行われ、合格発表は3月7日(月)。
インフルエンザや新型コロナウイルス感染などで、本検査を受検できなかった生徒を救済する「追検査」は、3月3日(木)に行われる。
4市合わせて55人感染
県21日発表コロナ 県内は2810人
県によると、君津地域では21日、新型コロナウイルスの新規感染者が袖ケ浦市で20人、木更津市18人、君津市11人、富津市6人、4市合わせて55人確認された。
1週間前(14日)の感染者数(木・100人、君・37人、袖・36人、富・21人)と比べると、各氏何れも大幅に減少。
袖ケ浦市以外の3市及び地域総数は今月最少となった。
富津市は職員1人の感染を発表した。
感染者は市外居住の40歳代男性。
他の職員に濃厚接触者はおらず、市役所は通常通り業務を継続する。
県立高職員関係では君津特別支援学校に勤務する、20歳代女性の感染が発表された。
同日現在の累計感染者数は、木更津市が4217人、君津市2164人、富津市1‐67人、袖ケ浦市1847人に増えた。
千葉県内では同日、2810人の感染と16人の死亡が新たに判明。
感染者数が3000人を下回ったのは1月26日以来、約1か月ぶり。
死者数は昨年2月10日と並び過去最多となった。