新春に交通事故撲滅誓う 他【新千葉新聞】
- 2022/1/14
- ニュース
新千葉新聞2022年1月14日発行
新春に交通事故撲滅誓う
決意新たに交通指導員の士気高揚図る
木更津交通安全協会 縮小して初出式
新春に交通事故撲滅を誓う「令和4年第16回木更津交通安全協会初出式」が12日(水)午前10時から、木更津市民会館中ホールで開催された。
これは木更津交通安全協会(会長・竹内義一)の年頭行事であり、官民の連帯を深め、決意も新たに今年1年の交通事故撲滅を期すとともに、交通指導員の士気の高揚を図るもの。
今年の式典は長引くコロナ禍の元、感染拡大防止を目的に規模を最大限縮小して行い、宮下雅美木更津警察署長、井上宣之君津地域振興事務所長、渡辺芳邦木更津市長、粕谷智浩袖ケ浦市長、江野澤吉克県議、森岳県議、加藤浩県交通安全協会専務理事、草刈慎祐木更津市議会副議長、佐藤麗子袖ケ浦市議会議長などの来賓および、木更津・袖ケ浦両市の交通指導員19支部の代表39人が参加した。
国歌斉唱に続き昨年の全国交通事故犠牲者2636人(うち千葉県121人、木更津署管内4人)に対し、黙祷を捧げ冥福を祈った。
式辞で竹内義一会長は、昨年6月、八街市で下校途中の小学生の列に飲酒運転雄トラックが突っ込み児童5人が死傷する事故を取り上げ、「今年も飲酒運転根絶に向け警察など関係機関との連携の元全力で取り組む」などと決意を語り、協力を願った。
来賓を代表して、宮下警察署長は「木更津署管内の飲酒運転撲滅公開取締り等での検挙数は県下トップであり憂慮する状況にある。その要因として、コロナ関連の自粛等で昼夜を問わず自宅での飲酒が増加し、そのまま車で出かけたりする人が多い。飲んだら乗らない・乗らせないを徹底してほしい。警察力では限界がある」などと一層の協力を願った。
また井上所長、渡辺市長、森県議、加藤専務理事が、交通指導員に対し、コロナ禍の中、日々、交通安全啓発活動への尽力に深く感謝し、「今後も、交通安全県ちばをめざし更なる理解と協力をお願いします」などと挨拶した。
最後に捨雄精二副会長が「交通事故防止決意宣言」を行った。
2度目の日本一に輝く
全日本ジュニア柔道体重別選手権大会
木更津市出身 田中裕大選手が優勝
木更津市出身の田中裕大選手(大学2年)が去る12月18日、東京・講道館で開催された20歳以下の選手による「全日本ジュニア柔道体重別選手権大会」男子73㎏以下級において、オール1本勝ちで優勝を飾った。
田中選手は木更津市立祇園小学校出身。
小学校時代は全国小学生大会へ2年連続出場している。
中学校は父が勤務する千葉市の高校近くにある中学校に越境入学。
父と2人でアパート暮らしをしながら、毎日高校生を相手に厳しい稽古を積み、中学3年生では関東大会5位入賞の成績を収めた。
後攻では更なる飛躍を求めて福岡県の強豪「大牟田高校」へ入学し、親元を離れて寮生活を送った。
高校1年生から福岡県大会優勝、2年生では九州大会優勝、全国高校選手権大会73㎏級優勝、3年生ではインターハイ準優勝、全日本ジュニア及び講道館杯出場など福岡の地で着実に実力をつけた。
大学は、数々のオリンピック選手を輩出している名門「国士舘大学」へ入学。
1年生ではコロナ禍の影響で様々な試合が行われなかったが、2年生となった令和3年度は東京ジュニア73㎏級優勝、全日本学生体重別大会73㎏級準優勝という成績をあげ、今回の全日本ジュニア優勝で、高校以来2度の日本一に輝いた。
この優勝で今月末にポルトガルで行われる国際大会に日本代表として派遣が決まり、更なる飛躍が期待されている。
カウントダウンボード
アクアラインマラソン 市役所朝日庁舎に
”海を走ろう”~アクアラインの風にのって~、今秋11月6日(日)に開催される「ちばアクアラインマラソン2022」の電光掲示のカウントダウンボードが7日、木更津市役所朝日庁舎に設置された。
開催まであと「297日!」となった1月13日、庁舎2階のエスカレーター近くに設置されている。
マラソンおつじつまで残りを319日となった12月22日に、チーバ君や、きさポン(木更津市)、ガウラ(袖ケ浦市)のマスコットキャラクターも参加、実行委員会会長の熊谷俊人知事ら関係者が堅調でカウントダウンボードの除幕式を行った。
ボードは、海ほたるPA、三井アウトレットパーク木更津、木更津、袖ケ浦町市役所に設置される。
親子で楽しむ久留里線
木更津市役所や駅で「乗り方教室」開催
JR久留里線活性化協議会では、沿線地域在住の小学生および保護者を対象に、公共交通である鉄道の乗り方や社内マナーについて学んでもらうほか、実際にJR久留里線に乗車し、地元の鉄道に愛着を持ってもらうことを目的に、「JR久留里線乗り方教室」を開催した。
(なお、教室の開催にあたってはコロナ対策を講じて実施した)
開催場所は、木更津市役所駅前庁舎およびJR木更津駅で、君津市、木更津市、袖ケ浦市在住の小学生および保護者等計12組が参加した。
JR東日本社員による座学授業では、JR久留里線の乗り方や駅名クイズなど、JR木更津駅の見学では、みどりの窓口や乗車券券売機などを見学した。
また、JR久留里線の乗車体験では、無人駅である東清川駅での降車時の切符の受け渡しや、同駅で乗車する際の乗車駅証明書の発見等を実際に体験し、JR久留里線の乗り方を学習した。
木更津市内は25人感染
県内コロナ465人
県によると、君津地域では12日、新型コロナウイルスの新規感染者が、4市合わせて56人(無症状含む)確認された。
最多は木更津市で25人、次いで袖ケ浦市13人、君津市10人、富津市8人。
木更津市で1日の感染判明者が20人を超えるのは26人だった昨年9月2日以来。
袖ケ浦市は2日連続の10人越え。
地域総数が50人を超えるのは96人だった昨年8月30日以来となる。
袖ケ浦市は同日、市民子育て部保育幼稚園化課に勤務する30代の女性職員(市内居住)が感染したと発表した。
家族以外に濃厚セ職者はおらず、氏では通常通り業務を継続する。
各市における新規感染者の年代別内訳は、木更津市が10代9人・40代7人・30代と50代各2人・10歳未満と70歳代各1人、君津市が40代4人・10歳未満と30代各2人・60代と70代各1人、富津市が10代4人・20代2人・50代と60代各1人、袖ケ浦市が20代4人・50代3人・30代と70代各2人・10代と60代各1人。
地域全体では10代が最も多く14人で、前日11日の7人から倍増した。
12日現在の4市の累計感染者数は木更津市が1794人、君津市830人、富津市434人、袖ケ浦市699人に増えた。
千葉県内では465人の新規感染が判明。
1日の新規感染者が400人を上回るのは428人だった昨年9月11日以来で、約4か月ぶり。
死者の発表はなかった。
また県内の新変異株「オミクロン株」感染者は新たに15人確認され、計76人に増えた。