県警察音楽隊コンサート 他【新千葉新聞】
- 2021/12/3
- ニュース
新千葉新聞2021年12月3日発行
県警察音楽隊コンサート
木更津市民会館 希望者は申し込みを
木更津市では、市民に良質な音楽等に触れて親しんでもらうことを目的に、千葉県警察音楽隊「安全・安心コンサート」を、今月18日(土)午後2時から木更津市民会館中ホール(同市貝渕2)で開催する。
入場無料。
新型コロナの影響により昨年度は中止となったが、今年度は、入場者数を制限したうえで、2年ぶりの生演奏となる。
定員は100人で、応募者多数の場合は抽選。
希望者は、郵便往復はがき(私製を除く)に「必要事項を記入して申し込む。
〒292-8501 木更津市役所朝日庁舎、文化課 県警コンサート係へ。
1人はがき1枚(2名分)まで申し込み可。
応募期間は今月9日(木)必着。
問い合わせは市文化課TEL0438-23-5309。
渡辺市長が出馬を表明
木更津市議会定例会の一般質問で答える
3選を目指し 3月の木更津市長選
任期満了に伴う木更津市長選(来年3月20日告示、3月27日投開票)で、現職の渡辺芳邦市長(57)は1日、3選を目指して無所属で出馬する意向を明らかにした。
開会中の木更津市議会定例会で、斉藤高根議員の質問に答えた。
同市長選で李候補を表明したのは渡辺市長が初めて。
渡辺市長は同日の市議会一般質問で、新型コロナウイルス対策の強化や、地域電子通貨「アクアコイン」の普及、経済社会活動の支援、企業誘致促進、新庁舎整備等の公共施設再編、地域防災力の向上などの課題を指摘。
また、陸上自衛隊気sらづ駐屯地の陸自輸送機オスプレイが2025年3月までに暫定配備完了となる動きを踏まえた対応など、課題は山積しているとして、「市の持つ魅力やポテンシャルを最大限に生かして、現在進めている施策にしっかり取り組むため、チャレンジさせていただきたい」と答えた。
県議だった渡辺氏は、2014年3月の市長選に立候補し、初当選。
前回2018年3月は無投票で再選を果たした。
再十両に千代嵐が昇進
日本相撲協会番付 木更津市岩根中卒
日本相撲協会は1日、東京・両国国技館で大相撲初場所(来年1月9日初日・両国国技館)の番付編成会議を開き、新十両昇進者と再十両を決めた。
このうち、再十両には、木更津市出身の千代嵐(30)=九重部屋所属=が決まった。
新十両は3人、再十両は千代嵐1人だけだった。
千代嵐(本名・渡邉慶喜、岩根中卒)は177センチ、145キロ、得意技は押し。
2007年(平成19年)春場所が初土俵。
2011年(平成23年)秋場所で新十両に昇進。
その後、けがのため番付を幕下に落とし、再度重量復帰を果たしたが、またしても左膝に大けがを負い、3場所を連続全休して3段目に落とすなど、けがが続いた。
先月28日が千秋楽だった九州場所における千代大海(当時・幕下)の成績は、5勝2敗の勝ち越し打田。
千代嵐の十両復帰は2013年(平成25年)名古屋場所以来で、所要49場所は昭和以降で最長ブランク。
今後の勝やうに期待が寄せられている。
働き方や生き方学ぶ
波岡中学校 地域の職業人に聞く会
木更津市立波岡中学校(校長・中務公明、生徒数456人)ではこのほど、「地域の職業人に聞く会」を実施した。
(公社)木更津市法人会青年部(部会長・鈴木崇久)の効力を得て、2年生(146人)を対象の「キャリア教育」である。
同地域で生活をする社会人(16人)を講師に招き、さまざまな職業の人達との交流を通して、より現実的な「職業観」「勤労観」の形成を図ることを大きな目的としている。
感染予防のために、8教室に分かれた分散形式での実施となった。
生徒たちは、これまで「介護福祉士」「保育士」「スポーツ選手」「自奏者整備し」「警察官」「芸能関係」「動物飼育員」「弁護士」「パティシエ」「IT関連」「葬儀関係」んどのグループに分かれ、自分たちの身近にある職種や職業について事前調査をこない、それを元にした質問内容などの準備を行ってきた。
事前学習もあり、会場では積極的な質疑応答や意見の交流が生まれた。
各講師たちは、「人のつらさを知り、その人に安らぎを与える仕事」「自分自身の技術(「スキル)を磨き続ける仕事」「お客様のニーズに応えながら信頼を築いていく仕事」「命や安全を守る責任がある仕事」「子供たちに楽しさを味わわせながら、ルールや仕組みを理解させる仕事」「人々の食の安全を支える仕事」と、様々な視点を示しながら自分たちの携わる仕事を紹介した。
また、実際の経験あを踏まえながら語られる「仕事のやりがい」「仕事の社会的役割」「実社会の厳しさ、たいへんさ」は、生徒たちにとっては新鮮な驚きであり、心に強く響くアドバイスであった。
会を終え、生徒の感想には、「将来、社会に出るときの心構えを教えてもらった。自分が、『尾の仕事に携わりたい』と思える仕事に就きたい」「どうしたら自分が本気になれる仕事を見つけることができるのか、これから考えていきたい」「どんな仕事にも厳しさや苦しさがある。中途半端な気持ちで働くことなどできないので、自分自身をもっと鍛えていって、自分の可能性を広げていきたい」といった声が聞こえた。
この会を担当した小澤典子学年主任は、「地域の皆様方のご協力合って成り立つこの会は、生徒たちにとっては、将来のライフプランやキャリアプランを考える市晴らし経験になるはずです。3年生での進路選択にいい形でつなげていきたい」と語った。