台湾からマスクを日本に 他【新千葉新聞】
- 2021/10/9
- ニュース
新千葉新聞2021年10月9日発行
台湾からマスクを日本に
ワクチンのお礼にと124万枚届く
16000枚のマスク 木更津市にも贈呈
日本政府が今年6月に、新型コロナワクチンの調達が遅れている台湾に対し、日本国内で製造された英アストラゼネカ製ワクチン124万回分を航空便で送ったことを対してのお礼として、台湾(桃園市)のマスク製造会社「易延企業有限公司」から124万枚のマスクが日本に贈呈された。
このうちの16000枚のマスクがこのほど、台湾との友好が深い木更津市に届けられた。
マスクの箱には、「日台友好 日本ありがとう!」「一緒に頑張ろう♡」の文字とともに、日本と台湾の旗が描かれており、マスクの袋には「124万回分のワクチンをありがとう!」のメッセージが書かれていた。
木更津市は、台湾の苗栗(ミャオリー)市と友好協定を結んでいることから、「日台共栄首長連盟」(加入首長は117人)に加入しており、《124万枚のマスクの一部を、日台共栄首長連盟の会員に送り、日本国民へのお礼の証としたい》との、台北中在日経済文化代表処の謝長延代表の意向から木更津市等に贈られたもの。
贈答品は、台湾製不織布マスク・16000枚で、1箱には5枚入りが10袋入っており、それが320箱になる。
県内では木更津市のみだった。
木更津市ではこのマスクの贈呈に感謝して、早速、市内の介護施設、保育関係の事業所などに配布し、有効活用を図った。
※「日台共栄首長連盟」(発起人代表・石川県加賀市長)は、経済文化面のみの交流から、一歩踏み込んだ日台の関係強化を目指すことに賛同した有志首長の団体。
きょう立候補予定者説明会
県選挙管理委員会 衆院選に向けて開催
今月19日(火)公示、同31日(日)投開票が行われる衆院選に向けて、県選挙管理委員会はきょう9日(土)に「立候補予定者説明会」を開く。
これまえ説明会は千葉市中央区の1か所恵実施していたが、新型コロナウイルス感染防止のため、会場に集まる人数を少なくする必要があり、小選挙区ごとに7か所で分散開催することを決めた。
説明会は、千葉1区(千葉市中央・稲毛・美浜区)と千葉3区(千葉市緑区、市原市)は堅調にするなど、選挙区に近い施設を海上に設定。
午後1時から受け付け、午後1時30分から開く。
県選管では、立候補に必要な手続きを職員らが説明する。
県内は、衆院小選挙区が13区あり、現職・現職・新人の約40人が立候補の準備を進めている。
千葉県の13選挙区を構成する主な市区町村は次の通り。
▽千葉1区(千葉市中央・稲毛・美浜区)
▽千葉2区(千葉市花見川区・習志野市など)、小林鷹之経済安全保障大臣出身
▽千葉4区(船橋市の一部)
▽千葉5区(市川市の一部、浦安市)
▽千葉6区(市川市の一部、松戸市の一部)
▽千葉7区(松戸市の一部、野田市、流山市)
▽千葉8区(柏市の一部、我孫子市)
▽千葉9区(千葉市若葉区、佐倉市など)
▽千葉10区(成田市、銚子市、香取市など)
▽千葉11区(茂原市、東金市、勝浦市など)
▽千葉12区(館山市、木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市、鴨川市など)
▽千葉13区(鎌ヶ谷市、印西市、白井市)
なお、国政政党として認められる条件は、公職選挙法上は、
①所属国会議員5人以上
②直近の衆院選又は参院選で有効投票総数の2%以上の得票
のどちらかを満たす必要がある。
認められれば、衆院選で小選挙区と比例選の重複立候補が可能になるなどの利点がある。
政党助成法では
①所属国会議員5人以上
②国会議員1人以上で、直近の衆院選又は最近2階の参院選のいずれかで得票率2%以上
のどちらかを満たせば、政党交付金が支給される。
君津地域4市は震度4
東京や埼玉で震度5強 千葉県北西部を震源
7日午後10時40分頃、千葉県北西部を震源とする地震があり、東京都足立区と埼玉県川口市、同宮代町で震度5強を観測した。
気象庁によると、震源の深さは約75キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.9と推定される。
津波の心配はない。
完投の疲労地域で震度5弱、震度4を観測。
千葉県では、千葉市中央区は震度5弱、木更津市・君津市・富津市・袖ケ浦市・市原市・館山市・鴨川市・南房総市・いすみ市・大多喜町・鋸南町が震度4だった。
(2011年3月の東日本大震災の時、木更津市等は震度5弱だった)
調べによると、木更津市江は80歳代の女性が別途じゃら点灯して足を骨折するけが。
袖ケ浦市では富士石油袖ケ浦製油所(北袖)で地震の後、油漏れがあって引火したが、消防車が駆け付けた時には鎮火していた。
市原市では養老川の水管橋(150メートル)が一部破損し、水管の接続部分から水があふれ出た。
断水はなかった。
関東各地で、けが人が相次ぎ、鉄道が運転を見合わせたため、駅には帰宅できなくなった人があふれた。
政府では松野博一官房長官が今回の地震についての政府の見解を述べたが、気象庁では8日未明に記者会見を開き、「揺れの大きかった地域では、1週間程度強い揺れに警戒してほしい」と注意を呼び掛けた。
男子駅伝は昭和中優勝
木袖支部中学駅伝 県には上位5校出場
千葉県小中学校体育連盟木更津・袖ケ浦支部(支部長・林健司昭和中校長)の「令和3年度中学校支部駅伝・ロードレース大会」が6日、富津公園内の周回コースで、新型コロナウイルス感染防止策などを取りながら実施された。
駅伝の部には男子は13校、女子は12校が参加、ロードレースは男女それぞれ共通1組で行われた。
11月6日に開催予定の件駅伝大会には、上位5校が出場する。
男子の結果は次の通り(女子は既報)。
ほしぞらシアター
八幡台公民館脇で
ほしぞらをながめながら「ほしぞらシアター」‐屋外巨大?スクリーン上映会ーが、今晩9日(土)、午後6時~同8時まで(上映は午後6時30分から)、木更津市八幡台公民館脇の四季の杜で開かれる。
上映内容はお楽しみ。
持ち物は飲み物、タオル、レジャーシート、マスク等。
主催は、ひばりまちづくり協議会。
夜間イベントのため、子どものみの参加は不可。
保護者及び大人の同伴が必要となる。
袖ケ浦で2人のみ感染
7日県発表コロナ 県内は43人と減少
県によると、7日、君津地域では袖ケ浦市で2人の新型コロナウイルス感染が確認された。
同市で感染者が判明するのは今月1日(感染者1人)以来となる。
10月に入り、木更津市は、4日から6日にかけ地元4市のうちで唯一感染s多が出ていたが、初めてゼロとなった。
君津市は4日から、普通紙は先月21日から出ていない。
当地域の1日の感染者総数が10人を下回るのは先月16日から19日連続となる。
※いずれも各市発表を基に集計。
発表のない日曜日分は除く。
袖ケ浦市の新規感染者は2人。
いずれも30代の男性で、6日に検査が確定した。
同日現在の感染者累計は、添えガウラ氏が634人に増え、木更津市1695人、君津市772人、富津市382人は変わらない。
千葉県内では1人が死亡、43人が感染‐と減少している。
1日の感染者が100人を下回るのは11日連続。
同日現在の県感染者累計は99934人、死亡者は1005人となっている。