健康増進や環境美化等 他【新千葉新聞】
- 2021/10/6
- ニュース
新千葉新聞2021年10月6日発行
健康増進や環境美化等
明治安田生命保険相互会社と協力
木更津市の渡辺市長 包括連携協定を締結
木更津市は9月30日、明治安田生命保険相互会社と「包括連携協定」を締結した。
木更津市役所駅前庁舎で行われた協定締結式には、明治安田生命保険相互会社の千葉本部執行役員の金山穀千葉県本部部長、加藤健一千葉南支社支社長、板谷優作同支社木更津営業部営業部長、植田翔馬同支社木更津南営業所営業所長などが来庁。
木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、山口芳一企画部長、鶴岡賢一健康こども部長など関係者が出席、渡辺市長と金山執行役員が協定書に署名して締結した。
これは創業以来「確かな安心を、いつまでも」という経営理念のもと、相互扶養の精神で地域社会に貢献する同社と、「オーガニックなまちづくり」を推進する木更津市とが、緊密な相互連携と協働による活動で、市民の健康増進や環境・美化、SDGsの推進などを図るもの。
同社と県内自治体との同協定は木更津sが27番目。
今後の主な取り組みとして、
▽市営体育施設での健康やスポーツ推進活動等での各種健康測定
▽環境・美化活動(盤洲干潟クリーン作戦)への参画
▽市の情報発信への協力
▽SDGsの推進など
多彩に展開する。
同社はこれまで木更津市に対し、コロナ対策支援として同社従業員の募金と同社拠出寄付を合わせた74万円の寄付や、交通事故防止反射シール贈呈など、様々な形で応援してきた。
冬花火で盛り上げていく
恋人の聖地/中の島プロジェクト事項委員会
北村会長から 國吉初代会長を表彰
木更津市の観光スポットの一つである「恋人の聖地」を活用した観光振興などに取り組む「恋人の聖地/中の島大橋プロジェクト実行委員会(会長・北村和則)」の今年度2回目の会議が4日(月)、市役所駅前庁舎で開催された。
席上、北村会長は、長引くコロナ禍で地域全体に閉塞感は否めないとしながらも、「恋人の聖地を核として、冬花火で盛り上げていきたい」などと多くの支援協力を呼び掛けた。
また会議開催に先立ち、同実行委員会初代会長として5期10年間にわたり、同会の充実・発展に寄与した國吉俊夫氏の功績を称え、表彰状と記念品が贈呈された。
國吉氏は、「同会創設時には『恋人の聖地とは?』からの始まりだった。全国を視察し、木更津市に相応しいモニュメントや設置場所の選定等を行い、10年かけ、ようやく市内外にも周知されるようになってきた。これからも木更津市の恋人の聖地を積極的にPRし、益々メジャーとなるようにみんなで盛り上げていきたい」などと挨拶した。
会議では、鳥居崎海浜公園内の中の島大橋が耐震補強工事中(8月2日~12月13日)につき、当初計画されていた冬花火第1回「11月3日」の中止、2回目の変更などが報告・承認された。
今後の予定は次の通り。
【冬花火】
(木更津市観光客誘致促進事業)
▽1回目・12月18日(土)、2回目・令和4年1月8日(土)、ともに午後6時~10分間、木更津港内湾周辺、約300発打上げ。
荒天中止。
▽3回目・令和4年2月12日(土)「バレンタインイベント」午後1時~4時、イオンモール木更津、午後6時から木更津港内港周辺で約1000発の花火打ち上げを予定。
なお同実行委員会では、「バレンタインイベント」のメインイベントとして人前結婚式を計画しており、出場希望者を募っている。
詳細は後日発表。
問い合わせは実行委員会事務局tel0438-23-8118。
認知症メモリーウォーク
木更津市民体育館といきいき館往復
理解を深めよう 楽しく歩いて啓発活動
9月21日の「世界アルツハイマーデー」にちなみ、木更津市の街を楽しくルイて、だれもがなり得る病気「認知症」への理解を深め、強制しよう!と呼び掛ける啓発活動(パレード)「人t賞メモリーウォークin千葉 木更津&認知症カフェフェスティバル」が、3日(日)午前10時から木更津市民体育館と木更津市健康増進センター「いきいき館」往復コース(約2・6キロ)で実施された。
同ウォーク事項委員会(実行委員長・中畑都弥子)、木更津在宅医療・介護連携推進協議会(会長・嶋田宗彦)が主催、君津木更津医師会第一部会、介護福祉チーム・ラボ木更津、木更津市地域包括支援センター共催。
「認知症メモリーウォーク」とは、認知症に対する理解を深めてもらうことを目的に世界中で行われている啓発活動。
木更津市では平成30年(2018)に初開催し今年で4回目。
今回はコロナ感染拡大防止の観点から参加者を65人に限定して開催した。
絶好のウォーキング日和に恵まれたこの日、田中札子副市長、森岳県議をはじめ、市福祉課、認知症の人やその家族、医療・介護専門職、地域住民ボランティアなどが参加した。
午前10時から1グループ(7~8人)毎、10分間隔で認知症のテーマカラーであるオレンジ色の幟旗を掲げながら出発。
折り返し地点のいきいき館では、昔懐かしい駄菓子が配布され休憩、参加者を温かく包んだ。
最後は市民体育館内の協賛団体や木更津市の地域包括支援センター等による日常生活に役立つ便利グッズの紹介、各センターの活動報告等のコーナーを巡回してゴール、記念写真に納まり達成感を味わった。
木更津市の同ウォーク1回目は100人、令和元年尾2回目は、イオンモール木更津で認知症カフェフェスティバルとの同時開催で850人が参加。
今年度はコロナ禍であることから参加人数を縮小し開催した。
中畑実行委員長や田中副市長は「認知症は誰での起こりうる身近な病気。たとえ認知症になっても住み慣れた地域で安心して住み続けられるまちづくりを進めていきたい」等と話し、今後も同運動を通して市民への啓発を行ていくとしている。
木更津で1人
県内は43人感染
県によると、4日に君津地域4市で新型コロナウイルスの感染者が確認されたのは木更津市だけだった。
木更津市の新規感染者は1人で20代の女性。
2日に検査が確定。
富津市は先月21日から12日連続、袖ケ浦市は2日連続で出ていない。
当地域で1日の感染者総数が10人を下回るのは先月16日から16日連続となる。
※いずれも4市は票のない日曜日は除く。
同日現在の感染者累計は、木更津市が1692人に増え、君津市772人、富津市382人、袖ケ浦市632人は変わらない。
千葉県内では43人が感染。
1日の感染者数が50人を下回るのは昨年11月24日(42人)以来、約10か月ぶり。
県における同日現在の感染者累計は、99790人、死亡者は1001人となっている。
未病医療や精密医療に貢献
かずさDNA研究所 愛媛大学と連携協定
かずさDNA研究所(理事長・大石道夫、木更津市)と愛媛大学(学長・仁科弘重)は、相互の資源や機能などの活用を図りながら連携・協力し、教育・研究の推進及び地域社会の貢献に寄与することを目的として、今月1日、連携協定を締結した。
同協定により、愛媛大学大学院医学系研究科・医学部付属病院が推進する地域密着型バイオデータバンク構想において、かずさDNA研究所は、マルチオミックス解析(RNAやタンパク質、代謝産物など様々な生体分子の量を網羅的に測定し、その情報をもとに生体機能や病気の発症メカニズムなどの解明を目指した解析)を中心とした研究協力を行い、コホート研究などで集められた血清や血獎中に含まれる生体分子のデータをバンク化し、健康寿命の延伸に資する未病医療や精密医療に貢献する。
また、来年度設置予定の愛媛大学大学院伊能勇剛公衆衛生学環では、医学部が集めるヒトの生体データだけでなく、農学部が集める食物の情報(植物の知者産物情報や遺伝情報)を合わせた研究を行い、健康、食、環境など講習生声楽に関する諸問題の解決に取り組む予定。
医学系研究科が主導する生態系則・イメージングプロジェクトを中心に人材交流や人材育成についても連携・協力を推進し、高度な研究能力・技術力を備えた人材の養成・排出を目指す。
愛媛大学では地域にみ着した医療を目指す中で、バイオデータバンクを2022年4月より開始。
コホート研究などで集められた血清や血獎中に含まれる生体分子のデータをバンク化し、健康寿命の延伸に資する未病医療や精密医療に貢献する。
最近のけんきゅから、疾患は遺伝子を介した制御だけでなく、生活習慣や接種する食物による体内の代謝環境に大きく影響を受けることがわかってきた。
かずさDNA研究所では、世界に先駆けて、塩基配列解読装置による遺伝情報の解析や、高性能な質量分析装置を用いた植物やヒトなどの生体分子(タンパク質や代謝産物など)の解析に関する研究開発を行ってきた。
これら研究に基づく高精度で網羅的な様々な生体分子の解析に関する技術やノウハウを活用して、愛媛大学の進めるバイオデータバンク事業推進に協力していく。