我がまち木更津をPR 他【新千葉新聞】
- 2021/7/9
- ニュース
新千葉新聞2021年7月9日発行
我がまち木更津をPR
観光意欲をそそる23作品が入賞に
木更津市観光協会 観光写真コン表彰式
”我がまち木更津”をテーマにした一般社団法人木更津市観光協会(会長・野口義信)主催、「令和2年度木更津市観光写真コンクール」の表彰式が、7日(水)午後2時から、木更津市立中央公民館多目的ホールで開催された。
同表彰式は調書3月14日に開催予定だったが、コロナ禍の折、延期されての実施となったもの。
令和2年度は市内外の45人から、感動の一瞬をとらえた142点の力作が寄せられ、日本写真協会員の斉藤高根氏を審査委員長に7人の審査員が「木更津市を市内外に紹介するにふさわしく、木更津市に行ってみたい、見てみたいなどと観光意欲をそそる」23点を入賞作品に選んだ。
また今回は、長引くコロナ禍にあって、多くのイベント等が中止だったことから、応募基準を「撮影機関を過去3年以内の未発表の作品も可能」と緩和して募集した。
最高賞の推選(千葉県観光物産協会長賞)には、佐藤良子さん(君津市久保)の作品「木更津甚句を舞う子」が選ばれ、表彰式では野口会長から表彰状とトロフィー、記念品などが贈られた。
このほか各賞(当紙既報今年2月23日付)にも表彰状や記念品が贈呈された。
席上、野口会長は、「コロナの影響で木更津市の観光をPRする大切な行事等がない状況下で、なかなか思うような活動が出来ないと思うが、今年もコンクールは実施するのでぜひ技術を磨き応募してほしい」などと挨拶。
斉藤審査員長も「何気ない日常風景が木更津の魅力を引き出すことにつながる。特に海のあるまち木更津を、観光写真で盛り上げていきたい。これからも皆さんの力を貸してください」などと、今後も一層の理解と協力を願い、入賞者にエールを送った。
なお、今回の入賞作品は今月8日(木)~同16日(金)まで、木更津市金田地域交流センターギャラリー(木更津市金田東6-11-1)で、展示されている。
開場時間は午前8時30分~午後9時30分。
最終日は午後4時まで。
ただし「新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置」期間は午後8時閉館となる。
問い合わせは木更津市観光協会TEL0438-25-1377、金田地域交流センターTEL0438-97-6292。
新年度事業計画など決定
木更津恋人の聖地実行委 北村和則会長を再任
木更津恋人の聖地/中の島大橋プロジェクト実行委員会が、6日に開催された。
令和2年度事業報告や決算、令和3年度事業計画や予算案などが審議され、承認された。
役員改選では、会長に北村和則氏(木更津市商店会連合会、再任)、副会長に鈴木敏栄氏(木更津商工会議所女性会)、監事に神谷啓子氏(一般社団法人木更津市観光協会)を選出した。
長引くコロナ禍にあって、昨年度は様々な事業が中止や規模を縮小してきたが、今年度は計画通り事業が実施されるようねがい、木更津中の島大橋の「恋人の聖地」の知名度を高め、木更津の観光スポットの一つとして県内外に積極的にPRしていく方針。
また、同委員会の活動は企業・団体等の協賛金で実施されていることから、今エンドも引き続き、多くの理解と協力を願っている。
主な事業は次の通り。
【バレンタインイベント】
▽令和4年2月12日予定、人前結婚式、高校生ジャグリングショー、吹奏楽部コンサート
【冬花火】(予定)
▽今年11月3日(水)、12月11日(土)、令和4年1月8日(土)、2月12日(土)。
オンライン授業に挑戦
小池翔太氏を講師に招き、素地づくり
木更津第二小学校 5、6年生が体験
木更津市立木更津第二小学校(校長・大木昌代、児童数・461人)では6日(火)、5、6年生(153人)が、オンライン授業に挑戦した。
当日は、東京学芸大学付属小金井小学校教諭の小池翔太氏を講師に招き、オンライン授業に向けた素地づくりを実施した。
同校では、小池氏の指導を受け、一昨年から算数や理科のプログラミング学習を行っている。
3年目の今年度は、<学級活動において>オンライン学習実施に向け、「Google meet」、「Google Jamboard」を体験した。
まずは、「Google moot」を活用した恩多院交流を体験。
児童たちは、カメラを通じて互いの顔を確認したり、自分の背景を変更したりするなど、タブレットやアプリの機能を活用して、席を立たずにクラスの離れた友だちと交流した。
また、画面の背景を変えたり、表示人数を増やしてクラスの友達と一斉に顔を合わせたりするなど、オンライン交流を楽しんだ。
講師の「みんなで宇宙まで校外学習に行こう!」の声掛けに、児童たちが一斉に背景を変えると、教室は宇宙空間に一変。
子どもたちは歓声をあげながら次々に代わる画面を操作していた。
次の体験は「Google Jamboard」を活用しての意見交換。
クラスや学校の良いところを考えた児童は、Jamboard上に用意されたグループのホワイトボードに自分の意見を書き込んだ。
友だちの意見にされに自分の考えを書き込んだり、出された意見をホワイトボード上で分類したりする児童の姿も見られた。
いくつもの体験を通してオンライン授業に向けた素地づくりを行う中で、児童一人一人が主体的に取り組む姿や自然に友だちを学び合う姿が見られた。
まさしく文部科学省が掲げている「個別最適な学び」と「協働的な学び」である。
講師から「一斉休校機関への対応状況を踏まえ、現場は情報機器の活用に対して『教具的発想』に陥っている」という指摘とともに、「インクルーシブ(包摂的)な発想で文具的に活用する」ことについての話があった。
同校の教師は、今後、多くの場面で学びを保証していくためにも、オンライン学習の可能性について、児童とともに研修を重ねていく必要を強く感じた-と話していた。
6競技に選手37人
ナイジェリア事前キャンプ 木更津市が受け入れ
東京2020オリンピック競技大会開催に伴うナイジェリア連保共和国オリンピック選手団の事前キャンプ受け入れ日程等について、木更津市は5日に、同選手団の入国予定日などを発表した。
6日に、第1陣の役員・関係者3人が成田空港から木更津市に到着した。
その後、順次、選手団は来日しつつあるが、受け入れ人数が、6競技に選手37人(カヌー1、ボート1、卓球4、陸上競技25、テコンドー1、レスリング5)、スタッフ17人のけい54にん、役員・関係者20人の合計74人。
既報分に続く到着日程は次の通り。
(いずれも到着時に空港でPCR検査)
▽7月11日(日)
卓球2人、パプリカホテルです宿泊。
▽同13日(火)
陸上競技4人、オークラアカデミアパークホテル宿泊。
▽同14日(水)
<先発>陸上競技7人、羽田空港と右脚、オークラアカデミアホテル宿泊。
<後発>
役員関係者4人、陸上競技17人、レスリング8人の計29人は成田空港到着、オークラアカデミアパークホテル宿泊。
テコンドー3人はパプリカホテルです宿泊。
▽同17日(土)
陸上競技1人、羽田空港到着、オークラアカデミアホテル宿泊。
▽同21日(水)
役員・関係者8人、成田空港着、オークラアカデミアパークホテル宿泊。
▽同22日(木)
陸上競技3人、羽田空港到着、オークラアカデミアパークホテル宿泊。
珠算段位に10人が合格
木更津商工会議所
「日本酒座ン連盟第132回段位認定試験(総合珠算段位・総合暗算段位)」が6月27日、木更津商工会議所で行われ、両部門で10歳から12歳まで延べ10人が合格した。
合格者は次の通り。
()は年齢。
【総合珠算段位】
▽初段・2人=西川凜果(12)・大久保明香(11)
▽準初段・4人=古泉琉々葉(11)、若林心美(13)、西村美里(11)、鹿島りずの(11)
【総合暗算段位】
▽初段・1人=古泉琉々葉(11)
▽準初段・2人=宗島未來(10)、牟田凰臥(11)
地元3市で計3人が感染
7日県発表コロナ 県内は新規139人
県によると、君津地位では7日、木更津市、君津市、富津市で各1人、計3人の新型コロナウイルス感染が確認された。
年代は30代から70代で、いずれも女性。
県発表の、地元の新規感染者は次の通り。
①職業等②推定感染経路③検査確定日
【木更津市】
▽40代女性(無症状)①自営業②同居家族③6日
【君津市】
▽70代女性①無職②不明③6日
【富津市】
▽30代女性①会社員②その他③5日
地元4市の同日現在の累計感染者数は、木更津市が705人、君津市が273人、富津市134人に増えた。
袖ケ浦市は276人。
同日県内では1人が死亡、139人が感染。
ホウレンソウのゲノム
かずさDNA研究所等 配列を高精度で解読
公益財団法人かずさDNA研究所(木更津市)は、国立遺伝研究所、投稿工業大学、東京大学、熊谷大学、北海道大学と共同で、ホウレンソウのゲノム配列を高精度で解読した-と6月23日に発表した。
ホウレンソウは、ルテインや葉酸、鉄などを含む栄養価の高い葉野菜で、日本は世界第3位の生産量を誇る。
ホウレンソウは”長日下では抽苔(ちゅうだい・トウ立ち)しやすくなる”、”種子(偽果皮)にあるトゲのため機械播種に向かない品種がある”、など育種のターゲットとなる形質がある。
ホウレンソウのゲノムは、これまでに西洋系と東洋系2品種について解読が行われていたが、ゲノムのカバー率が低く、また制度も淳文とは言えなかった。
そこで、日本で市場に流通している品種を対象にして、ゲノムをより「広くカバーする高精度な配列データを得ることに成功した。
今回得られた配列情報により、ホウレンソウの抽苔性と、種子(偽果皮)におけるトゲの形成を制御するゲノム領域を検出することができた。
今後はこれらの成果を活用して、育種の迅速化に有効なDNAマーカーの開発を進めていく。
このホウレンソウの研究成果は、国際学術雑誌DNA Researchにおいて6月18日(金)にオンライン公開された。