一致団結して乗り切ろう 他【新千葉新聞】
- 2021/6/3
- ニュース
新千葉新聞2021年6月3日発行
一致団結して乗り切ろう
コロナ対策し、競技や富来田中ソーランなど
富来田中学校 生徒会で「体育祭」
木更津市立富来田中学校(校長・臼井弘子、生徒数92人)では、令和3年度の「体育祭」を5月29日(土)に開催した。
観覧はコロナの感染防止のため制限をかけながらの実施にもかかわらず、保護者が応援に駆け付け、生徒たちも充実感を胸に終わることができた。
今年の体育祭のスローガンは『一致団結』~輝きをもう一度~。
コロナ感染予防対策により様々な行事や取り組みが縮小されている中、生徒会を中心に「できないからやらない、と暗い気持ちになるのではなく、今できる最大の取り組みで、輝く富来田中」になるように考えながら体育祭を企画した。
ソーシャルディスタンスを考えた競技では、フラフープを使い、一定の距離を確保する工夫も見られた。
また、競技数を減らした分、みんなが楽しい気持ちになるような盛り上がる企画として考え、部活対抗リレーでは、3年生を中心に選手が出場、各部活動の特徴を取り入れた笑いありの楽しいリレーになった。
また、地元の軽米満世先生指導による「富来田中ソーラン」も復活した。
踊る感覚を広めに取り、産後のきめポーズだけ集合する踊り方に構成し直して披露した。
「法被(はっぴ)をなびかせ、風に向かい、ダイナミックに踊る姿に感動した」という感想もたくさん寄せられた。
この日までの生徒たちの取り組みには、富来田中生徒全員が一位団結してコロナ禍を乗り切ろうという意気込みが表れていた。
最後に実行委員長による、「この取り組みで協力できたこと、学んだことを、これからの学校生活に活かしていけるよう頑張りましょう」の言葉で、充実した体育祭を締めくくった。
佐藤夢真ハンマー優勝
県高校総体とバスケ 南関東大会出場
このほど行われた陸上の県高校総体とバスケットボールの関東高校大会県予選における地元校の成績は次の通り。
【県高校総体】
◎陸上(5月13~16日、県総合スポーツセンター)
▽男子砲丸投げ・3位=佐藤夢真(木更津総合)※南関東大会出場
▽男子ハンマー投げ・優勝=佐藤夢真(木更津総合)55メートル10
▽同準優勝=室井裕貴(同)
※以上南関東大会出場
▽
女子800メートル・3位=鈴木日菜(君津)※南関東大会出場
▽女子やり投げ・3位=長谷川麗(木更津総合)※南関東大会出場
南関東大会は6月18~21日、川崎市等々力陸上競技場で開かれる。
【関東高校大会県予選】
◎バスケットボール(8、9、15、16日・八日市場ドーム他)
▽男子・7位=木更津総合
君津3、木・富各1人
1日県発表コロナ 県内は新たに63人
県によると1日、君津地域では君津市で3人、木更津市と富津市で各1にんの新型コロナウイルス感染が確認された。
クラスター(感染者集団)が発生した社会人野球ちーむ「日本製鉄かずさマジック」(君津市)で、新たに選手1人の陽性が判明。
チームでの感染者は、これまでに確認されている10人と併せ、計11人となった。
県が発表した新規感染者は次の通り。
①推定感染経路②検査確定日。
【木更津市】
▽20代男性(会社員)①その他②5月30日
【君津市】
▽30代男性(会社員)①その他②5月31日=「日本製鉄かずさマジック」のクラスター関連
▽50代女性(アルバイト)①不明②5月30日
▽20代男性(会社員)①職場②5月31日
【富津市】
▽30代女性(会社員)①不明②5月31日
地元4市の同日現在の累計感染者数は、木更津市が544人、君津市が593人、富津市が88人に増え、袖ケ浦市213人は変わらない。
県内では2人の死亡と63人の感染が判明。
1日の感染者数が70人を下回るのは62人だった4月13日以来。
同日現在における県内の累計感染者数は37209人、死亡者数は679人に増えた。
変異株の感染者は40人が新たに確認され、累計1664人となった。
ワクチン接種やコロナ対策等
木更津市議会定例会 一般質問の概要①
木更津市議会「令和3年6月定例会」は、きょう3日(木)から23日(水)まで回木21日間のにっていで開かれる。
一般質問は8、9、10日の3日間行われ、12氏が執行部の見解を質す。
質問概要は次の通り。
【8日】
◎鈴木秀子議員
①新型コロナウイルス感染症対策
▽ワクチン接種(高齢者への接種について、国からの指導では無理な体制となっていないか、他)
▽PCR検査(地域外来検査センターの検査実績と陽性率はどうなっているか。他)
▽生理の貧困(小中学校・公共施設での配置状況と今後の対応)
②オスプレイ問題
▽陸自オスプレイ
▽定期整備
③福祉医療行政
▽後期高齢者医療
▽加齢性難聴
④市民の足の確保
▽デマンド型交通の導入
◎平野卓義議員
①木更津市の教育行政
▽新教育長の教育観(どのような教育を目指すのか。他)
▽家庭・地域・学校行政によるトライアングル子育てについて(コミュニティスクールの方向性は。他)
▽新型コロナウイルス感染症の学校での取り組み(児童生徒の感染状況。他)
▽GIGAスクール(タブレットの活用状況。他)
▽虐待対応(市内小中学校の児童虐待の状況。他)
②東京2020オリンピック・パラリンピック
▽ホストタウンの取り組み(ナイジェリア事前キャンプ)
◎斉藤高根議員
①活気ある木更津市を創り上げる為について
▽木更津市立地適正化計画(居住誘導区域の設定。メリハリのある街づくり。居住誘導区域への誘導。ほか)
▽市街化調整区域(市街化調整区域の人口密度の維持。市街化調整区域の空き家と空き地の活用。農地の売買と活用。農地の売買と賃貸。他)
▽農振農用地の扱い(能信用用地の見直しの可能性。農振農用地の解除の方策。他)
▽木更津市全体を活性化させるために(総括的見解)
(続)
他質問議員は次号。