アクアコインの活用に 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2021年5月1日発行

アクアコインの活用に

JIDホールディングス(株)と日本賃貸保証(株)
木更津市の経済活性化 計2000万円を寄付

木更津市羽鳥野の本社を構える「JIDホールディングス(株)」(井坂泰志代表取締役兼JID GROUP会長)と、「日本賃貸保証(株)」(梅田真理子代表取締役)は4月27日、木更津市に対し「電子地域通貨・アクアコインの活用による地域経済活性化に役立ててほしい」と、それぞれ1000万円、合計2000万円の寄付を行った。
木更津市役所駅前庁舎8階・市長応接室で行われた寄付採納式には、井坂泰志・梅田真理子超代表取締役、木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、佐伯浩一経済部長、木更津市とともにアクアコインの推進に尽力する「電子地域通貨の導入及び普及促進事業に関する協定書」の締結者の君津信用金庫・宮澤義夫理事長、木更津商工会議所・鈴木克己会頭などが出席。
井坂・梅田両代表取締役がそれぞれ渡辺市長に目録を手渡し、記念写真に収まった。
席上、井坂代表取締役は、『なによりも消費者の利益につながることが大事』とする同社の企業理念を示しながら、「木更津市のアクアコインを活用した地域経済の活性化の取組に共感している。コロナ禍にあり影響を受けている地域の消費喚起策の実施により、地域全体に大きな経済効果をもたらし、地域を支える事業者と、消費者の双方に利益が生まれることを期待します」などと有効活用を願った。
渡辺市長は、同社が昨年来、木更津市にマスク1万枚、中学校の部同様畳50枚等の寄贈、千葉大学・君津中央病院・県内病院等への合計1億円のきふなど、様々な篤志を披露して感謝すると共に、「今回の寄付の主旨に沿い、還元率の高いポイント付与などの仕組みを考え、短期間で消費が生み出されるよう、さらに取扱店が増え、地域の人々が地域を支える仕組み作りを推進したい」などと、有効活用を期し、御礼の挨拶を行った。
平成30年(2018)10月1日にスタートしたアクアコインは今年で3年目。
4月25日までのアプリインストール件数は16138件、チャージ額は5億7225万円、消費額は5億7832万円、利用できる加盟店は664店舗。
君津信用組合の営業エリアの君津市・富津市・袖ケ浦市でも関心が高まっており。ユーザー(使用者)も増えているという。

「日勤の救急隊」を配備

6日から運用開始、県内3例目
木更津市消防本部 需要の集中時間帯に

木更津市消防本部(消防長・高岡禎暢)では、救急需要に係る市民サービスbの更なる充実・強化を図るため、消防署に「日勤の救急隊」(1隊3名運用)を配備し、5月6日(木)から暫定的に運用を開始する。
この「日勤の救急隊」は、救急祷庁が集中する平日の午前8時30分から午後5時15分までの時間帯のミニ出動する、全国的にもまだ事例の少ない新しい取り組みとなり、県内3例目となる。
今後、現場の意見などを踏まえて検証を行い、本格運用に移行していく予定であり、運用後は、既存の救急隊(24時間運用)5隊と合わせて、原則6体制とすることで、現場到着時間の短縮など救急体制の充実強化を図っていく。
また、日勤救急隊を配備することにより、育児や介護などで24時間勤務が困難な職員であっても救急隊員として勤務できるようになり、職員の多様な働き方を実現することにもツナガルものと考えられている。
なお、木更津市の過去5年間における「救急車出動最多曜日」は令和2年と令和元年hが月曜日、平成30年が土曜日、平成29年が月曜日、平成28年が金曜日となっている。
また同市の令和2年時間別救急車きゅる同県数の総出動件数は6,824件で、午前8時から午後6時までの出動件数は3828件とか半数以上を占める。
同市では救急車の利用者の約6割近くが蝎、入院の必要のない軽症の患者となっていることから、119番通報する前に救急車が本当に必要か、もう一度考えてほしいと、適正利用を呼び掛けている。

新たに7市

まん延防止等対策

新型コロナウイルス感染拡大防止へ向け、緊急事態宣言に準じた対策を可能とする「まん延防止等重点措置」が、県内5市を対象に適用されているが、4月28日から適用範囲に7市が新たに加わり、12市に拡大された。
熊谷俊人知事は同27日、「大型連休中に、県外から千葉に瑠くのは控えてほしい」と訴えた。
重点措置は4月20日から東京都に近い市川、船橋、松戸、柏、浦安の5市が適用されている。
大型連休中の人の異動を防ぐため、同28日からは、千葉、野田、習志野、流山、八千代、我孫子、鎌ケ谷の7市が追加され、計12市で強化された対策が始まった。
適用地域では、飲食店に対し、午後8時までの時短営業や酒類提供の終日自粛が要請されている。
緊急事態宣言と同じ5月11日まで対策を行う。

木更津市で2人が感染

28日県発表コロナ 同居家族から感染

県によると4月28日、君津地域では木更津市で2人のsonataが確認された。
新規感染者は次の通り。
①推定感染経路②検査確定日。
【木更津市】
▽20代無職女性①同居家族②26日
▽10歳未満未就学児男性(無症状)①同居家族②26日
地元4市の同日現在の累計感染者数は、木更津市が502人に増え、袖ケ浦市190人、君津市163人、富津市65人は変わらない。
29日、県内では2人の死亡と152人の感染が判明。
君津地域からは出ていない。
同日現在における県内の累計感染者数は33017人、死亡者数は622人。
変異株感染者は新たに16人が判明し、累計で337人となった。

提案を各クラスで協議

清川中学校 放送による生徒総会

木更津市立清川中学校(校長・出口雅志、生徒数332人)で、4月27日(火)、校内放送を活用した生徒総会が開かれた。
昨年度はコロナウイルス感染用の関係で実施できなかったが、生徒会活動の充実のために今年はぜひ実施したいという本部役員の思いを受けて体育館に集まらず、放送での提案を各クラスで聴き協議するという形式で行った。
生徒会役員にとっては「初めての運営であったが、十分な準備を市、緊張の中にも自信を持って開会の時を迎えた。
生徒会長の「放送をしっかり聞いて人に奈川烈ことなく自分でしっかり判断して投票してください」という挨拶に続いて、各役員がはきはきとわかりやすい提案を行った。
質疑応答では、事前に各クラスから出されたものだけでなく今日の提案を聞いて思ったことを聞けるよう配慮をした。
続いての採決では、各学級でカウントした結果を各界の廊下で待機している役員に伝え、役員が本部に伝えるという方式で行い、提案された議事は無事全て承認された。
生徒会長は「役員一人一人の頑張りと各クラスで真剣に聞いてくれた全校生徒のおかげで、素晴らしい生徒総会になったと思います。提案しているときに「みんなの顔が見えずに不安でしたが、終わった今は、全校生徒の承認を得て活動していくことに、身が引き締まる思いがします」と振り返った。
担当の鈴木教諭は「昨年度の役員も生徒会活動を一所懸命やろうという意欲にあふれている生徒達でしたが、コロナ禍で生徒総会も福得m不完全燃焼だったようにも感じました。今年はこういう形でスタートを切れて本当に良かったです。対応力が高い役員たちなので信頼していましたが、準備から今日までよくやってくれました。ただ今日がスタートであり、これからの活動こそが重要だということを全校で意識させていきたいと思います」と、今後の生徒会活動への思いを語った。

おくやみ

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