新しい観光の創出目指す 他【新千葉新聞】
- 2021/3/11
- ニュース
新千葉新聞2021年3月11日発行
新しい観光の創出目指す
神事や進水式後に渡辺市長らが試乗
木更津市の金田みたて海岸 シーカヤック体験
木更津市は地域の魅力を最大限に活用した民主導による地域が自立・自走する観光振興策を推進するため、一般車d何法人木更津市観光協会(野口義信会長)を母体とし、「観光地域づくり」の推進役「きさらづDMO4]による様々な事業を展開している。
同事業の一環として子にの補助金を活用した「木更津番DMO推進事業~里海アクティビティ事業(新しい観光の創出を目指す取り組み)」として、「新しい旅行スタイル(地域に滞在してその自然、生活文化を楽しむ、より安心で快適な旅行スタイル)」の実現に向け、『きさらづシーカヤック体験ツアー』の推進式と無料市場体験会が、9日(可)に、木更津市中島の金田みたて海岸で行われた。
当初8日に予定されていたが、天候不良で1日延期されての実施。
「シーカヤック」とは、カヌーの一種。
小型の舟をダブルパドルを使用して自力で漕いで進むマリンスポーツで、近年人気急上昇中である。
シーカヤック神事式と進水式には、野栗会長、渡辺芳邦市長、田中札子副市長、高橋敏夫金田漁業協同組合代表理事組合長、斉藤高根市議会議員、佐伯浩一市経済部長、高梨由一県総合企画部・千葉県の魅力発信担当課長等の関係者、報道機関など50人程が出席した。
八剱八幡神社宮司による神事に続き、進水式セレモニーで、野口会長・渡辺市長は多くの支援・協力に感謝し、木更津市の観光資源として発展させたい、などと抱負を語った。
続いて式典参加者など10人が、一般社団法人日本セーフティカヌーイング協会の山口浩也代表理事などからパドルの扱い方訓練を受けたあと、インストラクターが同行してアクアライン周辺の沖合まで約1時間の体験試乗が行われた。
試乗した渡辺市長は、「初心者でも快適、適で楽しかった。インストラクターが見守ってくれているので安心です。これからの観光資源としての大きな可能性を感じました」などと感想を述べていた。
また、山口代表理事も、「金田海岸は遠浅で初心者でも安全・安心。アクアライン、富士山の眺望、夕日など素晴らしいロケーションで、首都圏等から多くの観光客を招きたい」と意欲を示していた。
きさらづDMOでは、東京湾アクアラインに近い同地域の地の利を生かし、地元の「金田の浜活性化協議会(実形博行会長)」の協力を得て、『きさらづシーカヤック体験ツアー』を、「潮干狩り」に並ぶ木更津市の主要観光資源に加えたいと、今年4月から本格的にコースなどを検討し、5月ごろから予約募集を開始したいといとしている。
現在シーカヤック1人乗り(ガイド用)2艇、2・5人乗り(大人2人と子ども人可能)4艇が常備されている。
シーカヤックについての問い合わせは、市経済部観光振興課TEL0438-23-8459、または、きさらづDMOTEL0438-38-5575。
見つめなおす心のケア
男女共同参画フォーラム、時田ひさ子さん
木更津市が開催 あすからオンラインで
木更津市の「令和2年度第2階男女共同参画フォーラム」が、あす12日(金)からオンラインで開催する。
今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、市の公式YouTumeチャンネル「きさらづプロモチャンネル」で動画を視聴してもらう、「動画配信型のフォーラム」として実施する。
申し込み不要。
視聴無料(視聴中の通信料は自己負担)。
テーマは『心って見えないものだから~今だから見つめなおす心のケアとHSPについて~』。
講師は時田ひさ子さん(HSP/HSS LABO代表)。
※
HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー センシティブ パーソン)の略で、非常に繊細な人を指す。
動画は、あす12日から今月28日(日)まで配信される。
第1部「コロナ禍によって変わった社会と人の心の変化」は12日から、第2部「ひょっとしてあなたも戦災さん?HSPについて知ろう」は19日(金)「から、それぞれ配信が始まる。
時田さんは、生きづらさを解消するヒントを得るために、早稲田大学文学部心理学専修(当時)に進学。
人の興味の持ち方、失い方に、学習過程を掛け合わせた研究を行う。
卒業後、民間会社マネージャー職等を経て、2014年心理カウンセラー資格取得、2017年にHSS型HSP専門カウンセラーへ。
地震のHPで講座を行い、受講生からのメール、LINEのやり取りは月100時間以上。
2020年に出版した『その生きづらさ、「かくれ繊細さん」かもしれません』は3度の増版。
雑誌への水櫃や自治体での講演などを通じ、HSPの啓発に力を注ぐ。
コロナ禍の今だからこそ聞いてもらいたいと、多くの視聴を歓迎している。
問い合わせは地方創生推進課へTEL0438-23-8049。
冬花火等中止
木更津市イベント
木更津市の経済んぶ観光振興課は8日、新型コロナウイルス感染症の影響により、緊急事態宣言が再延長されたことを受け、3月開催予定であった次のイベントを中止すると発表した。
▽木更津恋物語冬花火 恋人の聖地/中の島大橋(13日午後6時~)
▽第9回木更津ナチュラルバル及び謎解きナチュバ(14日午前11時~)
▽大田山公園夜桜ライトアップ(3月下旬~4月上旬)
水道水の安全性確保
~災害に強い水道を目指して~予算等
広報紙『かずさ水道』 広報第3号を発行
平成31年(2019)4月1日、国内で唯一の水道事業を経営する広域連合としてスタートした「かずさ水道広域連合企業団」(企業長・渡辺芳邦木更津市長、複企業長・高橋恭市富津市長)の広報誌『広報かずさ水道』第3号が、3月1日に発行された。
第3号1面には、「水道水の安全性を確保するための取組み」として、▽「微量化学物質検査」わずかな量の化学物質でさえ検出できる精密度の分析装置
▽「生物試験・細菌検査」顕微鏡を用いて、微生物や藻類を検査する、それぞれの装置の紹介があり、この技術を維持し、水質管理の徹底が図られている様子が掲示されている。
また、~災害に強い須藤を目指して~を揚げた「令和3年度当初予算の概要及び主要事業」が紹介されている。
①古くなった水道管(全長約40キロメートル)を地震に強い水道管に取り換える事業(予算額57億1806万円)=木・長須賀、君・中野1丁目、富・小久保、袖・神納地区他。
②主要な排水施設に非常用自家発電機の設置を進める事業(予算額2億40千万円)=小糸浄水場、竹岡増圧ポンプ場、林加圧場、第一中継ポンプ場他。
③耐用年数の杉田給水車2台を更新する、など。
2面では、▽「令和元年度決算の概要」報告のほか、▽給水装置の管理と修理について、▽令和2年12月28日に発生した富津市笹生地先の送水管漏水事故に伴う、年末年始の断水に対するお詫び。
▽引っ越し(水道使用中止)の際には3日前までに連絡を。
▽須藤料金の口座振替への協力要請
▽災害等に備え各家庭でも1日1人当たり3リットルを目安に水の備蓄を!などが掲載されている。
かずさ水道広域連合企業団は、「水道事業(君津地域4市の家庭などに水道水を届ける事業)」と、「水道用水共有事業(小櫃川から取水して浄水処理した水を君津地域4市と千葉県に届ける事業)」を柱に事業を展開している。
同紙の内容は「かずさ水道」で検索できるほか、公式Twitter@kazusa_kouikiも改札されている。
問い合わせは、同企業団(木更津市潮見2-8、旧木更津市水道部庁舎)TEL0438-38-3276。
半自動ドア機能を使用
JR東日本ダイヤ改正 内房線に新型車両
JR東日本では今月13日(土)にダイヤ改正を行うが、それに伴い、内房線の一部で新型車両(E131系)が導入される。
新型車両は、日中時間帯を中心に、木更津~安房鴨川~上総一ノ宮間を直通運行し、乗降の際は、半自動ドア機能を使用する。
乗車方法がこれまでと異なるので注意を呼び掛けている。
半自動ドア機能の利用方法は次の通り。
【乗車時】
①社外のドア横にあるボタンをランプ点灯中に押す。
②ドアが開き乗車できる。
【降車時】
①社内のドア横にある「あける」ボタンをランプ点灯時に押す。
②ドアが開き降車できる。
社内のドア横にある「しめる」ボタンをランプ点灯時に押すと、ドアを閉めることも出来る。
※列車が発車する際は、開いているドアは自動で閉まる。