きれいな海を守ろう 他【新千葉新聞】
- 2020/12/15
- ニュース
新千葉新聞2020年12月15日発行
きれいな海を守ろう
木更津市長賞に畑沢小の永嶌南星さん
(株)ジェイコム千葉木更津局 ポスター表彰式
(株)ジェイコム千葉木更津局(浜端基次局長)主催、「第5回きれいな海のまち木更津コンテスト」の表彰式が12月13日(日)、君津信用組合本店4階大会議室で行われた。
これはジェイコムの地域貢献活動の一環として、毎週市内の講演を有志で清掃活動を行う中で、海岸近くの公園は、清掃を重ねてもポイ捨てゴミの減少が見られないことから、「ごみを捨てる人を減らす活動」への取り組みの一環として、地元の有志企業の協賛を得て、「ごみのポイ捨て抑止」をテーマとしたポスターを夏休みの宿題として吉良らづ市内の小学生から募集したもの。
前応募作品210点の中から選出された優秀作品10点に表彰状が贈られた。
最高賞の木更津市長賞には永嶌南星さんの作品が選ばれた。
永嶌さんは「安藤広重の絵を見た時、青い海がとてもきれいだったので、いつまでも潮干狩りができるきれいな海にしておきたいという思い出描いた。市長賞に選ばれてとてもうれしい」と話していた。
表彰式には、渡辺芳邦市長、高澤茂夫教育長、鈴木克己木更津商工会議所会頭、野口義信(一社)木更津市観光協会会長、小林一也木更津海上保安署長、協賛企業代表などが出席しm表彰状や副賞(メダル)などのプレゼンターを務めた。
後援は、木更津市、教育委員会、商工会議所、観光協会、海上保安署、きさらづ海洋少年団、(株)キミツ鐵構建設、(株)ケイ・ワイ・コーポレーション、厚生水産(株)、セントラル(株)、(株)ブランド。
式典で浜端局長は、「5回目の今年は作品のレベルが高く選考に苦慮した」などと児童たちの努力を称え、協賛企業の理解と協力に感謝し、同事業の継続で「きれいな海のまち木更津」の構築とb推進を期した。
来賓を代表して渡辺市長が「これからも、いつまでも木更津の海がきれいであるよう見守ってください」などと児童たちに語りかけ、受賞を祝した。
同局ではこの後、令和3年3月中旬を目安に、今回の優秀作品10点を看板仕立てにして、鳥居崎海浜公園・中の島大橋のふもとに設置して、1年間にわたり、講演利用者などに小学生のきれいな海への願いをくみ取ってもらい、環境美化を呼びかけたいとしている。
なおこの表彰式の様子は、112月17日(木)午後6時から、J:COM(11チャンネル)の番組「つながるNews」で放映される。
またJ:COMのホームページには前応募作品210点が公開されている。
◎木更津市長賞
▽「今もきれいな海 イイネ木更津」永嶌南星(畑沢小6)
◎木更津教育長賞
▽「守ろう残そうきれいな海」杉山恵梨(清見台小3)
◎木更津商工会議所会頭賞
▽「きさらづのきれいな海をまもろう!!」平野優芽(真舟小2)
◎(一社)木更津市観光協会長賞
▽「未来に7つなぐ木更津の海」(請西小3)
◎木更津海上保安署長賞
▽「きれいな海がいいな」細井優杏(真舟小5)
◎入選
▽杉山愛実(清見台小6)、齋藤亜沙斗(真舟小4)、三木心媛(真舟小2)、北見薴音(畑沢小6)、芳賀葵(波岡小1)
社説
木更津市の市政運営
木更津市の渡辺芳邦市長は先ごろ、「令和3年度市政采井の基本的な考え方」を発表した。
その中で、次のように表している。
木更津市では、東京湾アクアラインや首都圏中央連絡自動車道など広域幹線道路網の整備による交通利便性、低廉で良好な住宅環境、里山・里海に触れる多様なライフスタイルを実現できる自然環境など立地特性を併せ持つことから、当市の人口はこれまでの増加傾向を維持し、10月1日現在の常在人口は前年同期比428人増(同0.3%増)の36193人となっている。
一方で、本市を訪れた観光客は、新型コロナウイルス感染症により減少しているものの、「道の駅 うまくたの里」や農業体験型複合施設などを拠点として、東京湾アクアライン等を生かした交流人口や関係人口の増加が図られ、まちの賑わい・活力づくりに向けた相乗効果が表れている。
第2次基本計画”『地域創生』木更津イノベーション”に取り組んで2年目を迎える令和2年度は、基本構想に揚げた将来都市像である、「魅力あふれる創造都市きさらづ~東京湾岸のひととまちを結ぶ躍動するまち~」(目標年次・令和12年)の実現に向け、「第2次基本計画」や「第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略」、「第2期オーガニックなまちづくりアクションプラン」、そして今年3月に内閣総理大臣から認定を受けた「中心市街地活性化基本計画」に基づく取り組むを連携させながら、重点的に取り組む施策事業の着実な推進を図り、ヒトと自然が調和した持続可能なまちづくりを加速している。
令和3年度は第2次基本計画の3年目、同計画の実行性を確保する。
コロナ禍で市税収入の減少と歳出の増加により、かつてないほど財政状況が厳しくなっていることから、徹底した行政改革を推進すると共に、新型コロナ感染症対策に引き続き取り組み、市民の安心・安全の確保と「新しい生活様式」に向けた取り組みを行っていく。
書家の「言葉と技」に学ぶ
拓大紅陵高校の君塚秀明教頭を講師に
木更津市立清川中学校 1年生が席書大会
木更津市立清川中学校(校長・中務公明、生徒数345人)では、10日(木)に、拓大紅陵高等学校の君塚秀明教頭を講師に迎え、1年生(103人)を対象とした「学年席書大会」の出前授業を行った。
同大会は「行書(ぎょうしょ)」の基本的な書き方を理解することをねらいとした、「書き初め」の授業のまとめをして行われた。
行書は、点画のつながりや線の丸みなどに見られる簡捷な筆運びが特徴であり、中学1年生の生徒にとっては初めて学ぶ書体である。
そのため、学習の初期には、筆順や文字のバランスなどについて、戸惑いの声が多く聞かれていた。
しかし、書道の専門家である君塚氏の筆遣いを目にした生徒は、一様に目を輝かせ、ときには拍手が巻き起こる場面も。
また『古都の春』という課題について、一文字ごとの詳細な解説が始まると、生徒はポイントを聞き漏らすまいと姿勢よく話を聞き、自分なりの書写作品を書き上げようと、真剣なまなざしで書き初め要旨に向かっていた。
張り詰めた空気に、物音一つしない時間。
紙上を走る毛筆の息遣いが聞こえてくるかのような、熱のこもった雰囲気が生まれた。
席書大会を終えた生徒たちからは「文字のバランスが最初は全然うまくとれなかった。でも、紙を折ったり、大きさに気をつけたりすることが大切だとわかった」、「教室の授業で書いた時よりも、うまく書けた。字の形や筆の使い方など、少しのことに気をつけるだけでも、自分の字なのに、見違えるようになった」、「今日の時間だけでは納得のいく作品が書けなかった。宿題にはなっていないが、教わったことを生かし、家でも書いて提出したい」といった前向きな感想が寄せられた。
担当の豊島教諭は「書道の専門家の話を聞く機会は、生徒にとって非常に貴重なもの。来年以降の書写の授業はもちろん、日常生活の中で使う書字でも『心を込めて書く』ことを大切にしていってほしい」と語っていた。
木更津君津袖ケ浦で各1人
12日コロナ感染 県内で121人
県の発表によると12日、木更津市、君津ぢ、袖ケ浦市で新たに各1にんの新型コロナウイルス感染が確認された。
木更津市は10日以来、君津ぢは7日以来、袖ケ浦市は5日以来。
何れも感染経路不明。
12日現在における君津地域4市の感染者累計は木更津市が84人、君津市は36人、袖ケ浦市32人に増えた。富津市は8人と変わらない。
木更津市の感染者は30歳代の会社員女性。
9日発症、11日検査確定(陽性判明)。
発症2日前からの行動歴は自宅、職場、医療機関。
君津ぢは30歳代会社員男性。
4日発症、11日検査確定。
発症2日前からの行動歴は自宅、職場、医療機関。
袖ケ浦市は60歳代の施設職員女性。
7日発症、11日検査確定。
発症2日前からの行動歴は自宅、職場、医療機関。
県では感染者について、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を行っている。
13日、県内では101人の感染者が新たに判明した。
地元4市からは出ていない。
県における13日現在の感染者累計は8189人となっている。
空手は紅陵男子総合優勝
県高校新人大会 柔道は木総合男子団体V
このほど行われたスポーツの県高校新人大会で優秀な成績をおさめた地元校及び選手は次の通り。
このうち「空手」では拓大紅陵男子が総合優勝、「柔道」では木更津総合男子が団体優勝(7年連続10度目)を決めた。
【卓球】
◎男子
▽団体4位=木更津総合
▽同6位=拓大紅陵
◎女子
▽団体準優勝=木更津総合
▽同7位=袖ケ浦
▽個人シングルベスト4=山崎真優菜(木更津総合)
▽同ベスト8=佐々木美優(同)、神桜子(同)
【柔道】
◎男子
▽団体優勝=木更津総合
▽個人66キロ級優勝=大松崎彪貴(木更津総合)
▽同準優勝=岩川勇吾(同)
▽個人81キロ級優勝=吉澤勇志郎(木更津総合)
▽同順位決定戦敗退=浅野寿希也(同)
▽個人90キロ級優勝=小林開道(木更津総合)
▽同順位決定戦敗退=四元羅生(同)
▽個人100キロ級優勝=林旺佑(木更津総合)
▽同順位決定戦敗退=阿久津斗吾(同)
▽個人100キロ超級優勝=甲木碧(木更津総合)
▽同優勝=長谷川鼓白(同)
▽同順位決定戦勝利=石川太郎(木更津総合)
▽無差別級代表決定戦優勝=甲木碧(木更津総合)
▽同準優勝=小林開道(同)
▽同3位=林旺佑(同)
◎女子
▽個人57キロ級優勝=橋本瑠音(木更津総合)
▽個人63キロ級優勝=関野華菜(木更津総合)
【空手】
◎男子
▽個人形メダルマッチ優勝=黄木勇人(拓大紅陵)
▽同3位=徳光龍(同)
▽同5位=大谷瑞貴(同)
▽団体形優勝=拓大紅陵
▽個人組手55キロ級準優勝=高野澤優(拓大紅陵)
▽個人組手61キロ級優勝=千葉優汰(拓大紅陵)
▽同準優勝=市瀬皇稀(同)
▽同ベスト8=戸澤優希(木更津総合)
▽個人組手68キロ級ベスト4=高橋大和(拓大紅陵)、高司龍聖(木更津総合)
▽個人組手76キロ級準優勝=仲哲史(拓大紅陵)
参加うベスト4=見田尊(同
)
▽個人組手76キロ超級ベスト4=木村友樹(拓大紅陵)、作田直也(木更津総合)
▽個人組手理0ぐ戦優勝=仲哲史(拓大紅陵)
▽同準優勝=市瀬皇稀(同)
▽同5位=高野澤優(同)
▽団体組手優勝=拓大紅陵
▽同ベスト4=木更津総合
◎女子
▽団体形準優勝=拓大紅陵
▽個人組手48キロ級準優勝=木津美咲(拓大紅陵)
▽個人組手53キロ級準優勝=添田理沙(木更津総合)
▽同ベスト4=山田悠月(拓大紅陵)
▽個人組手59キロ級準優勝=柴田彩寧(拓大紅陵)
▽同ベスト4=市川志(同)
▽個人組手59キロ超級ベスト4=波多野華凜(拓大紅陵)、中村野乃(木更津総合)
▽団体組手準優勝=拓大紅陵
▽同ベスト8=木更津総合
▽個人組手リーグ戦優勝=木津美咲(拓大紅陵)
▽同準優勝=柴田彩寧(同)
▽同3位=添田理沙(木更津総合)
(続)