経済振興施策推進など 他【新千葉新聞】
- 2020/10/8
- ニュース
新千葉新聞2020年10月8日発行
経済振興施策推進など
令和3年度木更津姿勢に対して提出
木更津商工会議所 市等に要望書渡す
木更津市商工会議所の鈴木克己会頭、池田庸・平井秀幸・嶋野貞雄副会頭、永野昭専務理事・鶴岡英樹事務局長などが5日、市役所駅前庁舎を訪れて、『令和3年度木更津姿勢に対する要望書』を、市と市議会に提出した。
同会議所では例年、次年度予算編成が始まること時期に、市の経済活性化・発展に、より多くの意見を反映してもらおうと提言書を提出している。
市では渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、佐伯浩一経済部長、小原和弘経済部次長、市議会からは近藤忍議長、國吉俊夫副議長が同席した。
今年度要望書の柱は3項目で、詳細項目では新規4件、継続6件。
このほか『新型コロナウイルス感染拡大に伴う、経済対策に関する要望』として、支援策ぼ拡充・継続の検討など4項目で要望した。
鈴木会頭は足圧で、昨秋の台風被害、消費増税、今年のコロナショック等で観光・飲食はじめあらゆる業種・業態に甚大な影響が長期化しており、廃業等の増加が懸念されている。
そのようななか、市の「地域の元気応援給付金:など様々な施策に感謝するとともに、商工会議所でも、「コロナに負けるな!がんばろう木更津プロジェクト」を立ち上げ、様々な行動を起こし、全力で取り組んできた。
今後も中小企業の活力強化、地域経済の活性化に取り組んでいく-などを報告し、同要望への格段の配慮を願った。
これに応え渡辺市長は「それぞれの項目をじっくり読ませていただく。貴重な意見であり、施策に反映させていきたい」と挨拶した。
要望は次の通り。
▽まちなかの賑わいづくりの推進について
①木更津駅周辺地区(特に西口)の都市計画土悪露を含めた面的整備の検討(新規)
②駅周辺地区の新庁舎整備については、木更津駅西口地区を念頭に検討を願う(新規)
③パークベイプロジェクト推進事業・富士見通りの再整備(新規)
④中心市街地活性化協議会及び中心市街地整備推進機構の「一般社団法人まちづくり木更津」への支援(継続)
⑤木更津駅舎及び自由通路の改修(継続)
▽経済振興施策の推進について
①新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済対策(新規)
②商店会等のp産業経済団体への加入など産業振興基本条例周知など(継続)
③公共事業、材料、物品購入等の地元企業への支援(継続)
▽道路網の整備について
①都市計画道路「中野畑沢線」の整備促進(継続)
②東京湾アクアライン金田IC周辺の交通渋滞解消に向けての道路整備(継続)
君津の高炉を再稼働へ
日本製鉄6日発表 1基を11月下旬に
日本製鉄は6日、新型コロナウイルス流行による需要急減で一時休止していた、東日本製鉄所君津地区(君津市)と室蘭製鉄所(北海道)の高炉それぞれ1基を、11月下旬をめどに再稼働すると明らかにした。
主要顧客の自動車メーカーが一時の減算から回復基調に戻ったことで需要のオチコミガ底を打つとみて、今後は鋼材の生産増加に踏み切る。
鉄鋼業界では、国内の需要減や中国企業の台頭に、新型コロナが追い打ちとなり、経営環境が大きく悪化、日鉄は君津地区の第2高炉を6月に休止。
室蘭製鉄の第2高炉は7月に一時休止した後、改修作業に入っている。
日鉄は国内で計14基の高炉を保有。
鹿島地区、和歌山地区、呉地区でも高炉1基を一時休止している。
鎌足桜の写真と詩歌の魅力
木更津市鎌足桜保存会 カレンダーを頒布
木更津市鎌足桜保存会(会長・棚k幸子副市長)では、令和3年(2021年)版『鎌足桜カレンダー』の頒布を、今月6日(火)かた開始した。
このカレンダーは、木更津市指定文化財である鎌足桜をテーマにした、「写真と短歌・俳句コンテスト」の入賞作品の中から題材が選ばれている。
大きさは菊版(見開45.4センチ×30センチ)、中折り中綴じタイプ、両面カラー印刷。
頒布金額は1部500円で、鎌足公民館で購入できる。(市内公民館で申し込みも可)
カレンダーの頒布収益は、鎌足桜の広報および保護育成などに役立てられる。
なお、鎌足桜保存会ホームページで来年のカレンダーのズ円と申し込む用紙を見ることが出来る。
問い合わせは保存会事務局の鎌足公民館(TEL0438-52-3111)へ。
市民野球熱戦
C級1、2、3部
木更津市野球連盟主催「市民野球夏季大会」は4日、市営・江川球場でC級1,2,3部合わせて8試合が行われた。
このうちC級1部は準決勝の残り1試合が行われ、アールシードッグがKFDに7-0でコールド勝ちし、決勝進出を決めた。
結果は次の通り。
【C級1部】
◎準決勝
▽アールシードッグ7-0KFD(5回コールド)
【C級2部】
◎1回戦
▽山王ROOKIES6-1クラブソーダ
▽畑沢マグナムズ7-3BLITZ
▽全軟会アウトサイダーズ(不戦勝)-NSET
▽TOBIX7-4WAOHS
▽KonaWinds12-1中央ファイターズ(5回コールド)
▽松菱タイガース(不戦勝)-木更津Mets
【C級3部】
◎準々決勝
▽マイペース16-0木更津SARU(5回コールド)
木更津市で新たに3人
6日判明のコロナ 計64人が感染
県の発表によると、6日、木更津市で5人の新型コロナウイルス感染が確認された。
この日、県内で最も新規感染者が多かった松戸市の7人に次ぐ多さで、千葉市と同じ。
木更津市での感染判明は2日連続となる。
このうち2人は木更津市が5日に発表した市職員で、朝日庁舎に勤務する市民部の40歳代女性職員と、教育部の50歳代男性職員(7日付既報)の夫婦。
そのほかの感染者3人は次の通り。
▽10代のアルバイト女性。
3日発症、5日検査確定(陽性判明)。
発症2日前からの行動歴は自宅、職場、医療機関。
既に感染が判明している同市の50歳代自営業男性(7日付既報)の接触者。
▽50歳代の会社員女性。
3日発症、5日検査確定。
発症2日前からの行動歴は自宅、職場、医療機関。
既に感染が判明している同市の40歳代自営業男性(3日付既報)及び50歳代会社役員男性(4日付既報)の接触者。
▽30歳代の無職女性(無症状)。
2日検体採取、5日検査確定。
発症2日前からの行動歴は自宅、医療機関。
感染経路不明。
県では感染者について、農耕接触者の把握を含めた積極的疫学調査を行っている。
6日に県内で新たに感染が判明したのは10歳未満から80歳代までの男女41人。
県内で40人以上が確認されたのは3日ぶり。
年齢層は30歳代が最多で14人。
6日現在における県内の感染者数は4110人、死亡は72人。
木更津市は64人。
君津市は22人、袖ケ浦市20人、富津市4人は変わらない。
女性自衛隊員も
陸自木更津駐屯地
岸信夫防衛相は6日の記者会見で、朝霞駐屯地(東京都練馬区など)の教育課程に参加した陸上自衛隊の木更津駐屯地などの20歳代女性隊員が、新型コロナウイルスに相次いで感染したことに関し、「感染症対策の徹底が不十分だった可能性が極めて高い」と述べた。
防衛省によると、教育課程は7月7日から9月29日の日程で、参加者は約190人。
9月26日に、そのうち44人の日帰りバーベキューツアーが開催された。
陸自は10月6日、古河駐屯地(茨城県)などに所属する3人の感染を新たに発表。
教育課程の感染者は計31人になった。
9月28日には発熱を訴える隊員がいたが、家庭が予定通り29日に終わると、隊員は部隊などに帰され、感染者が次々と判明した。
木更津の女性隊員の夫(防衛相勤務)も、その後、感染した。