災害発生時の施設利用 他 【新千葉新聞】
- 2020/8/28
- ニュース
新千葉新聞2020年8月28日発行
災害発生時の施設利用
近隣住民などの避難所の確保強化に
木更津市 君津学園と協定締結
木更津市は26日、学校法人君津学園(真板竜太郎理事長)と、「災害発生時における施設利用等に関する協定」を締結した。
午後3時からの駅前庁舎での締結式には、真板理事長、真板陽介づくり次長などが来庁。
木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、渡邊雅彦総務部次長、大岩房之総務部危機管理過料などが出席、敬意を表した。
同協定は、災害などが発生した場合、または発生の恐れがある場合に、木更津市からぼ利用要請に基づき、君津学園が管理する学校施設等を避難所及び避難場所として開放してもらい、君津学園教職員には避難所の運営等に協力を願う基本協定であり、近隣住民の迅速な避難・避難スペース確保強化が図られる。
今後、同学園の使用施設や協力体制の詳細、木更津市の非常用備蓄品等の保管は可能かなどの詳細を詰めていく予定。
これより先、木更津市は昨年、令和元年11月に、君津学園(木更津総合高校、清和短期大学)を緊急避難場所として指定しているが、民間の指定避難場所・避難所で災害に関する協定を締結するのは、今回の君津学園が初めてとなる。
渡邊市長は「現在のコロナ禍の中で市が開設できる避難所ではスペース不足も懸念されていることから、君津学園の協力は大変心強く、有り難い」などと感謝した。
真板理事長は「災害時には助け合いが大変重要なこととなる。木更津市と協定を締結できたことは光栄であり、協力を惜しまない」などと挨拶した。
『大和橘』の木を奉納
希望を持った生活を取り戻せるようにと
八剱八幡神社に 相川七瀬さんが植樹
人気歌手の相川七瀬(あいかわななせ)さんが26日、木更津市富士見の八剱八幡神社(八剱隆宮司)に『大和橘(やまとたちばな)』の木を奉納した。
同日午後2時から、同神社本殿での「大和橘奉納式」に続き、境内で植樹が行われた。
奉納式及び植樹には相川七瀬さん、渡邊義邦市長、野口義信木更津市観光協会会長、同神社の庭園・樹木等を管理する花匠造園技術の石井拓哉代表などが出席した。
相川さんは、歌手デビュー25周年の節目の今年、「祭りを通じて地域活性に携わりたい」との強い思いで、國學院大學神道文化学部を受験、見事合格して現在大学1年生。また縁結びをテーマにした著書を多数出版しており、神道への造詣が深い。さらに相川さんは君津市での農業体験機会も多々あり、アクアライン経由で木更津市を訪れるたびに同市の魅力に惹かれ、絆を深めたいと「橘の木」の奉納に至ったもの。
相川さんは、「長引くコロナ禍の中で、世の中が外出自粛など閉塞感に包まれていることから、神様のお力をお借りして、皆が希望を持った生活が1日も早く取り戻せますようにとの願いを込めて植樹させていただきました。ご縁が出来て嬉しいです」などと話していた。
植樹の後、八剱宮司の案内で、関東一の大神輿を見学し、同神社の歴史等にも思いを馳せていた。
八剱八幡神社では参集殿から見て右側(右近)には、「山高神代桜」が植樹(昨年12月)されており、今回左側(左近)に橘が植栽された。(神様の弟橘姫にも通じる)
「右近の桜・左近の橘」という言葉は、京都・平安宮内裏の紫辰殿の前庭に植えられている桜と橘からきており、右近は右近衛府(うこんえふ)、左近は左近衛府(さこんえふ)の略称。近衛府は古代の律令婿制における武官の総称。
富来田Fが6連覇飾る
東京新聞旗争奪上総少年野球大会 準優勝は外箕輪J
東京新聞旗争奪上総少年野球大会(東京新聞・東京中日スポーツ公園)がこのほど、小櫃スポーツ広場(君津市)で開かれ、富来田ファイターズ(木更津市)は6連覇を飾った。
君津市と木更津市の4チームが参加。富来田ファイターズは決勝で外箕輪ジュニアベースボールクラブ(君津市)と対戦、特別延長の7回裏に逆転サヨナラ勝ちを決めた。
結果及び個人賞受賞者は次の通り。
◎1回戦
▽富来田ファイターズ16-1上総小櫃ベースボールクラブ
▽外箕輪ジュニアベースボールクラブ7-6八重原ベアーズ
◎3位決定戦
▽八重原ベアーズ14-1上総小櫃ベースボールクラブ
◎決勝
▽富来田ファイターズ9-8外箕輪ジュニアベースボールクラブ(特別延長)
《個人賞》
▽東京新聞賞=官野哲太(富来田ファイターズ)、▽最優秀選手賞=木村駿吾(外箕輪ジュニアベースボールクラブ)、▽特別個人賞=鳥海泰己(八重原ベアーズ)、久家昌也(上総小櫃ベースボールクラブ)
ハンマー投げ 長嶋準優勝
県高校陸上競技会
新型コロナウイルスの影響で中止となった全国高校総体や県高校総体の代替大会「2020県高校陸上競技会」がこのほど、県総合スポーツセンター陸上競技場などで開催された。
同協議会は千葉陸上協会主催の記録会形式で実施され、感染対策のため、終日無観客で行われた。
君津地域からも多数が出場して健闘、男子4人、女子2人が入賞した。
入賞は次の通り。
【男子】
◎200メートル ▽4位=野村綾佑(木更津総合)
◎棒高跳び ▽7位=徳永暖大(木更津総合)
◎ハンマー投げ ▽3位=長嶋隼弥(木更津総合)、▽4位=室井裕貴(木更津総合)
【女子】
◎800メートル ▽3位=角田萌奈(木更津総合)
◎やり投げ ▽6位=長谷川麗(木更津総合)
木更津で30代女性感染
26日判明のコロナ 県内は新たに43人
木更津市で26日、30歳代無職女性1人の新型コロナウイルス感染が確認された。女性には症状はなく、感染経路は不明。
女性は24日に検体採取し、25日に検査確定(陽性判明)。
検体採取2日前からの行動歴は自宅、医療機関。
県は女性について、農耕接触者の把握を含めた積極的疫学調査を行っている。
県内における26日の新規感染者は43人、同日現在の感染者累計は2877人、死亡は61人となった。
君津地域4市は、木更津市が1人増え47人。君津市14人、袖ケ浦市14人、富津市3人は変わっていない。
教育行政や市民の安全等
木更津市議会9月定例会 個人質問内容②
木更津市議会「令和2年9月定例会」は27日(木)に開会した。9月24日(木)まで会期29日間の日程で行われる。
本会議は27日、1、2、4、24日の6日間開会。審議案件の補正予算4件、決算の認定1件、条例の一部改正5件、契約の締結3件、規約の制定に関する協議1件、教育委員会員の任命1件、固定資産評価審査委員会員の選任1件、人権擁護委員候補者の推薦2件の計18件を上程した。陳情1件。
一般質問は1~4日の4日間行われる。代表質問に4会派・4人、個人質問に12人の計16人が登壇、執行部の見解を質す。
故人質問要旨続きは次の通り。(当尚中)
【2日】
◎鈴木秀子議員
▽コロナウイルス感染症対策(感染拡大<市民の命と健康を守る立場の視聴として現在の感染拡大をどうとらえているか。他>。PCR検査<集団感染を防ぐため、市の保管する保育園・小・中学校などに勤務する職員と出入りする業者を含む関係者全員にPDR次検査を実施する考えはあるか。他>。学校教育や設備)
▽市民の足の確保(富来田地区。他)
▽平和都市宣言の木更津市
【3日】
◎石川冨美子議員
▽教育の振興(学校教育の充実<学校評議員の現状。学校運営の課題>。教員の働き方改革<今後の課題と取り組み>)
▽地域福祉(8050問題<本誌の相談体制。家族を支える対策>。障がい者福祉《コミュニケーションの方法。緊急時の支援>)
◎高橋てる子議員
▽オスプレイ暫定配備(暫定配備<大臣と市長の認識。市の負担>)
▽行財政運営(財政運営<財政調整基金。予算の見直し<。行政運営<課題。行革推進計画。公共施設再配置実行プラン。今後の施設整備計画>)
◎座親政彦議員
▽市民の安全確保(交通安全対策<全国と千葉県および木更津警察署内の交通事故発生状況。他>。木更津市第十次交通安全計画<計画全般に対する取り組み評価。他>)
▽教育行政(小・中学校の現状<児童・生徒の問題行動党の現状と対応。他>。働き方改革<校務支援システム。他>)