交通安全優良団体として 他【新千葉新聞】
- 2020/12/4
- ニュース
新千葉新聞2020年12月4日発行
交通安全優良団体として
~みんなでつくろう 交通安全県ちば
千葉県教委が 清見台小PTAを表彰
木更津市立清見台小学校(高橋等校長、児童数548人)PTA(高田旭祥会長)は、このほど交通安全に対する取組が高く評価され、千葉県教育委員会(澤川和宏教育長)より「交通安全優良団体」として表彰された。
同表彰は、交通安全に関し功労のあった団体を表彰し、交通事故撲滅の決意を新たにするとともに、交通安全に係る各種機関・団体が広く参加し、交通安全について考え、講演等を通じて交通安全の重要性を深く認識し、「交通安全県ちば」の確立を目指すことえお目的として開催される「交通安全県民大会」で表彰されるものである。
今年は「第59回千葉県交通安全県民大会」になる。
同小学校では、児童たちの安全を守るための組織が、PTAを中心にしっかり確立されており、長年にわたり安定した活動を続けている点が、交通安全に対する取組の特徴である。
「投稿きをつけMAP」の配布田、運転手に注意を喚起する「のぼり旗」の設置など、その取り組みは多岐にわたっている。
また、ボランティアとして、毎日見守り活動に携わる「スクールガード」は、児童・穂木者のみならず、地域住民の間でも認知度が高い。
進んで声をかけ、だれとでも挨拶を交わす姿勢は、児童の安全だけでなく、「風通しの良い地域づくり」、「防犯意識の高い地域づくり」に大きく貢献している。
スクールガードの中には10年以上もの長きにわたり、今もなお、活動を続ける者もいる。
清見台小学校PTAの高田会長は「今回の受賞は、清見台小学校が一夜にして評価されたものではなく、千代・諸先輩方より、その志や活動を脈々と受け継ぎ、発展させながら取り組んできた結果です。今回の受賞に際しまして、本活動にご協力いただいた方々に、改めて深く感謝申し上げます」との言葉を綴った。
いじめ問題の根絶にむけて
弁護士の反町義昭氏を講師に迎えて
清川中学校1,2年生 命を考える講演会
木更津市立清川中学校(校長・中務公明、生徒数345人)では、11月26日(木)に豊田・大杉総合法律事務所の反町義昭(そりまち よしあき)氏を講師に迎え、1年生(103人)・2年生(107人)を対象とした「命を考える講演会」を開催した。
同公司は、木更津市福祉自立支援課の事業の一環として行われたもの。
多くの学校現場が直面している「いじめ問題」について、法律や人権問題とのかかわりを学ぶとともに、いじめの実例を通してその構図について知り、人権感覚を磨くことがねらい。
講師の反町氏は、現役弁護士ならではの視点から「法律と人権の重要性」を説き、直截簡明な語り口で、いじめ問題のいほうせいを明らかにした。
実際のセリフを用いた実例や資格資料を活用し「いじめられている人の心情に寄り添うことの大切さ」を訴える姿に、生徒は終始聞き入っていた。
特に、「いじめられている人の心の苦しみは、コップに入った水」「何気ない悪口一つで、最後の一滴で水があふれた時に、ヒトは、命を絶つ洗濯をとってしまうこともある」という、反町氏の卓抜な比喩を聞く生徒のまなざしは、真剣そのものだった。
講話を受けた生徒たちからは、「私は、言葉の使い方を間違えたら大変なことになるということがわかりました。言葉で人を殺してしまうこともあるが、私は人を助けるために使いたいと思いました」「恭、いじめについて学んで分かりました。『一人じゃないよ』などと声をかけ、コップの水を少しでも減らせるようにがんばります」「今回の例のようないじめがみられた時には、見て見ぬふりをせず、味方になりたいと思います」「私たちが大人になっても、命を大切にし、いじめられている人の味方になり、できることをやろうと思いました」など、前向きな感想が寄せられた。
木更津で10代学生感染
2日県判明コロナ 千葉県内は86人
県の発表によると2日、木更津市で1人の新型コロナウイルス何晏線が新たに確認された。
同市での感染判明は11月27日以来。
感染が判明したのは10代の女子学生。
感染経路不明。
11月25日発症、1日検査確定(陽性判明)。
発症2日前からの行動歴は自宅、学校、職場、医療機関。
県では感染者について、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を行っている。
2日に県内で確認された新たな感染者は10代から80歳代までの86人。
1人の死亡も判明した。
2日現在における県内の感染者累計は7158人(死亡90人)。
君津地域の感染者は木更津市が78人に増えた。
君津市33人、袖ケ浦市25人、富津市5人は変わらない。