看護師への決意新たに 他【新千葉新聞】
- 2020/11/7
- ニュース
新千葉新聞2020年11月7日発行
看護師への決意新たに
コロナ対策のもと准看護師めざし誓詞朗読
木更津看護学校 30人への載帽式
郷土の医療現場を担う看護師を要請する一般社団法人君津木更津医師会(神田豊彦会長)立木更津看護学院(重城利國校長)の、令和2年度「第69回生載帽式」が5日、同校3階大教室で厳粛に挙行された。
今年度の載帽式生は30人(女28人、男2人)。
載帽式(たいぼうしき)とは、看護師を目指す学生たちが、4月の入学から机上での基礎学習などを終え、初めての病院実習に赴く直前に、教員が学生一人一人にナースキャップを与え、看護師を目指すものとしての職業に対する意識を高め、またその責任の重さを自覚させるための儀式。
ナースkタップをいつけてもらった載帽生は、看護師の祖と呼ばれるナイチンゲール像から灯り「親火」をもらいうけ、そのキャンドルの明かりの中で「ナイチンゲール誓詞」を朗読し、看護師を志す気持ちを新たにする。
木更津準看護学院の今年の載帽式は、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的に、来賓や保護者などの出席はなく、医師会副会長、学院生と教職員のみ。
窓を開け全員マスク着用、椅子の間隔を開け、国歌や校歌斉唱はなく、ピアノ伴奏を聞くだけなど、万全の安全対策を講じて行われた。
式典で載帽生は上級生から贈られたコサージュを胸に飾り、時間短縮を狙いにナースキャップの授与はなく、親火継承、誓詞朗読が行われた。
学校長式辞で三枝奈芳紀副校長は、載帽式の意味に触れながら「謙虚な気持ちを忘れることなく、真心で患者様に接してほしい。コロナ禍の中だが、この厳粛な式典を心の支えに、我々とともに医療を支えてほしい」と期待を込め挨拶した。
神田医師会会長も「明るくあたたかな心で命を守る慎重に励んでほしい」などとエールを送り載帽を祝った。
上級生を代表して石山摂子さん(2年生)が「コロナ禍の中、第一線で活躍中の先輩への敬意と、病院に感謝して、実習で経験を積ませてもらい、ともに学び合おう」と祝辞。
載帽生d指標の中田早紀さん(1年生)が「真心をもって患者様に接することができる看護師を目指します」と宣誓した。
同学院は昭和15年創立の伝統ある看護師養成校で、これまで3000人近くの准看護師を輩出しており、地域医療の担い手として重要な役割を担っている。
テーマは房総の獅子舞
房総の地域文化講座 講師は田村勇氏
房総の地域文化を学ぶ会(会長・篠田芳夫=元君津地方公民館運営審議会委員連絡協議会会長)主催、『房総の地域文化講座』が、今月29日(日)午後2時から3時50分まで、木更津市民総合福祉会館/1階市民ホールで開かれる。
今回のテーマは「房総の獅子舞(ししまい)」講師は田村勇氏(木更津市史編集部会委員。日本民俗学研究者)。
これまで余り調査・研究が行われていなかった西上総地域の獅子舞を紹介。
特に海岸部の「獅子マキ」と、内陸部の「獅子神楽(かぐら)」を中心に話す。
定員は先着50人(会員優先)。
コロナ対策で定員が厳守されているため、参加希望者は会員・非会員にかかわらず必ず事前申し込みが必要。
定員になり次第、締め切る。
受講料400円(非会員のみ。会員は無料)。
木更津市総合福祉会館は木更津市潮見2-9.
無料駐車場あり。
参加申し込み・問い合わせは筑紫敏夫(つくしとしお幹事長までEメールか電話で。
TEL090-3431-9483(留守電に伝言メッセージを残す)。
アドレス toshi-551223@kzh.biglobe.ne.jp
こども食堂へお菓子贈る
アサヒ飲料(株)、(株)TOKYO TOWER
かずさエフエム(株) 利用者へ夢を届けて
地域の子どもに、無料または安価で食事を提供する取組『こども食堂』は、現在全国で4000か所以上にものぼる。
同活動を一人でも多くの人に発信し、支援・利用の輪を広げようと、コミュニティラジオ局『かずさエフエム(株)』(石村比呂美代表取締役社長)では、地元の子ども食堂の取り組みを、ラジオ放送や、同社が発行しているフリーマガジン『ToKoTon KaZuSa』(とことん かずさ)に掲載s手、支援者を募る活動を長年にわたり展開してきた。
この報道を受け、全国規模で子ども食堂の支援活動を行っているアサヒ飲料(株)では、千葉県にマスコットキャラクターチーバくんのおなかエリア(かずさエフエム放送エリアである君津地域及び市原市)の子ども食堂利用者に夢や心の潤いを届けたいと「(株)TOKYO TOWER((株)東京タワー
のオリジナル菓子『さいころキャラメル』と『東京タワーボトル入り菓子』を購入し寄贈しよう』と企画。
同寄贈に賛同した(株)TOKYO TOWERでは購入費の半額を負担し、両社で寄贈することになったもの。
11月4日、木更津市役所駅前庁舎で、両社代表から、木更津市内の子ども食堂代表への贈呈式が行われた。
贈呈式には、アサヒ飲料(株)の斎藤充弘首都圏統括本部首都圏開発支社長、(株)TOKYO TOWERの稲葉弘樹(株)タワージャパン商事部長。
子ども食堂からは、堀切辰也木更津波岡子ども食堂代表、山下喜明木更津みなと口子ども食堂代表、桒田早苗いわねこどもサロン代表、厚見久美子寺小屋妙蓮寺子ども食堂代表、木更津市からは、渡辺芳邦市長、滝口君江社会福祉協議会会長などが出席した。
席上、両社代表や渡辺市長は、コロナ禍のなかの子ども食堂の継続・運営に敬意を表し、「今後も支援拡大の輪を広げていきたい」などと挨拶。
子ども食堂を代表して堀切氏は「現在は食事支援ばかりでなく、地域のコミュニティーづくりや学習支援など様々な活動が行われている。地域外からの利用者も増えている」などを報告し、同寄贈に感謝した。
この寄贈は君津氏、富津市、袖ケ浦市、市原市の子ども食堂9か所でも実施される(1部済)。
1000ポイント付与
木更津市アクアコイン 新規インストール者
木更津市は今月1日から、生活利便性を高めるツール「アクアコイン」の新規インストール者を対象としたキャンペーンをスタートさせた。
来年3月31日(水)までに、アクアコインアプリを新規インストールした人に1000本とを付与する。
ただし、新規インストール者が2000人に達した場合は期間中でもキャンペーンを終了する。
ポイントの付与時期は「インストールした翌月の5日。(今後実施予定のスーパーマーケット店頭などでのインストールキャンペーンの場でインストールした人は即時付与)
新型コロナウイルス感染症の影響により、接触機会を減らすキャッシュレス決済の有用性がますます高まっていく中、木更津市が君津信用組合及び木更津商工会議所と連携して取り組むアクアコインは、感染症対策に有効な2次元コード決済を採用しており、これまで、アクアコインを通じた地域経済の活性化を目指し、様々な取り組みを展開している。
9月からは健康促進機能である「らづFit」が追加された。
市では、この機会にぜひアクアコインをインストールし、利用して欲しいとしている。
10月25日時点のアクアコインデータは、チャージ金額が4憶4455万9千円、りようきんがく4億3024万8千円、利用件数85790件、インストール数12725件、加盟店数616店。
住民の会が抗議の声
陸自木更津駐屯地 オスプレイ試験飛行
梨状自衛隊木更津駐屯地に暫定配備された輸送機、ティルトローター機V-22オスプレイの試験飛行が、6日(金)に始まり、午前10時30分頃に駐屯地内でのホバリングや離着陸を実施した。
同10日(火)以降は駐屯地以外にも飛行し、さらに関東周辺へ範囲を広げていく方針。
(いずれも天候次第で日程が変わる可能性がある)
また、初飛行後には、昨日確認試験及び教育訓練の俣野飛行を開始する予定という。
陸自オスプレイは7月に2機が相次いで木更津駐屯地に配備されて以降、段階的に点検・整備が行われていた。
木更津市のオスプレイ来るな いらない住民の会(会長・吉田勇悟、事務局・野中晃)では、オスプレイV-22の初飛行に対し、「オスプレイ監視、抗議活動」を、同日午前10時に、木更津市中の島公園で行った。
午前10時10分から中の島公園へ移動し、10時25分、横断幕、鳴り物、幟り旗等を持参して、リレートーク、監視、抗議の声を上げ、「日本の空にオスプレイはいらない」とアピールした。