地域で防犯意識向上を 等【新千葉新聞】
- 2020/10/17
- ニュース
新千葉新聞2020年10月17日発行
地域で防犯意識向上を
千葉県安全で安心なまちづくり旬間
木更津市木更津署 商業施設で啓発活動
10月11日~20日の「千葉県安全で安心なまちづくり旬間」にちなみ、木更津市と木更津署は15日午後2時から、イオンタウン木更津請西店で《防犯抑止活動》を実施し、地域全体での防犯意識向上を図った。
同活動には、木更津市、拓大紅陵高校、千葉県くらし安全推進課、木更津署管内少年警察ボランティア、真舟地区地域防犯ボランティア、木更津署員、木更津市防犯ボックス(担当者2人)など、総勢30人が参加した。
当日は年金支給日でもあることから、同点敷地内に設置されている無人のATM前に於いて「電話de詐欺」の被害に遭わないように、啓発物資を配布しながら注意喚起を行った。
さらに当日は《世界手洗いの日》でもあることから、木更津署員手づくりの紙石鹸入りのポケットティッシュを配布しながら、丁寧な手洗い推進で新型コロナウイルス感染防止を呼び掛けた。
活動開始を前に、木更津署・田所公司生活安全課長は、「電話de詐欺被害は依然と多く発生している。卑怯な詐欺を減らせるように、警察と市民が一体となって推進したい」と一層の協力を願った。
9月末現在木更津署管内の電話de詐欺などの被害は14件、1260万円発生、昨年同時期よりも8件・1900万円減少しているが、10月から年末にかけ例年増加傾向にあるため、更なる注意を呼び掛けている。
また同開始式席上で、16年以上の長年にわたり、木更津市の防犯指導員として児童生徒の登下校見守りや、地域の安全・安心に心を配ってきた安藤慎介さん(真舟)に、千葉県警察本部(楠芳伸本部長)と千葉県防犯協会(越川真一理事長)の連名表彰状が贈られ、敬意を表した。
この日、拓大紅陵高校生徒による、同地域・真舟小学校児童の下校に合わせた「児童の見守り活動」は雨天のため中止となった。
高柳小の教育振興にと寄付
木更津市が感謝の意 前田社長を功労表彰
木更津市は15日、駅前庁舎市長応接室で、木更津市高柳の前田工業の前田利弥代表取締役に、「功労表彰」を行った。
これは、前田社長が今年8月に、わが子や孫たちがお世話になっている高柳小学校の教育振興に役立ててもらいたいと100万円の寄付をお行った善行に対し、木更津市表彰規定に則り、感謝の意を贈ったもの。
表彰式には、渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、高澤茂夫教育長、岩埜伸二教育部長、今井克彦教育部参事などが出席して敬意を表した。
高柳小では動悸付近で、パラリンピック競技にもなっている「ボッチャ」の用具複数セット、プログラミング教材ソフト、屋外用ワイヤレスアンプ等の新規購入を予定しており、臼井弘子校長は、「心温まるご寄付は児童の夢の実現応援のために有効活用させていただきます」んばどと深く感謝した。
最優秀賞に山本珠世さん
県警と剣防犯協会 防犯ポスター入賞者
千葉県警察と応益社団法人千葉県防犯協会では、「千葉県安全で安心なみつづくり旬間」に因み、青少年の健全育成と県民の防犯意識の高揚を図ることを目的に、県内の小学5年生~中学3年生を対象に、防犯ポスターの募集を行った。
同募集に対し、小・中学生の力作4256枚が寄せられ、最優秀賞に山本珠世さん(木更津市立真舟小6年)の作品が選ばれた。
山本さんの作品は「電話de詐欺、気をつけて!」と注意を喚起するもので、同旬間のポスターに使用され、千葉県かで詐欺被害防止を呼び掛けている。
このほかにも地元から4人が入賞した。
県下の入賞作品50点は今月20日(火)~26日(月)までそごう千葉地階ギャラリーに展示される。
地元関係の入賞者は次の通り。
◎小学6年生の部」
▽金賞・最優秀賞=山本珠世(真舟小)
▽銅賞=永嶌南星(畑沢小)
▽佳作=宮澤倖(昭和小)
◎小学5年生の部
▽銀賞=吉井結香(南子安小)
▽銅賞=冨沢絆名(木更津第二小)
夢があるから強くなる
元女子キックボクサーの神村エリカさん招き
波岡中学校 2年生「夢の教室」
木更津市立波岡中学校(校長・矢田博幸、生徒数433人)では、第二学年生徒(4学級158人)を対象として「夢の教室」を開催している。これは、2020年オリンピック・パラリンピック木更津推進協議会が主催している事業で、今年度はコロナ宇井する感染症拡大防止の観点から「オンライン」による開催となった。
波岡中学校では、2日に分けて開催、初日は、元女子キックボクサーの神村エリカさんが「夢の先生」を務めた。
中学3年時にはプロデビュー、2年後にはJ GIRLSミニフライ級で王座を獲得、翌年にはWMC世界女子ミニフライ級王座に輝くなど、順調な半生を歩んできたように見えるが、中学生時代には自信を無くしたり、悩みを抱えて不安な日々を過ぎしていたことを話した。
しかし自分を信じてくれる人との出会いから、夢が現実になっていったことを通して、近い将来のことからでもいいので、夢を持ち続けることの大切さを話した。
生徒は、「夢先生」の話に真剣に聞き入っていた。
参加した生徒の一人は、「夢の大切さやプラスに考えることが重要なことが良く分かりました。私も学校を休みがちになってしまった時期があったり、マイナスに考えてしまうこともあったので、先生の話がよくわかりました。今では、学級役員を務めたり、部活動でも自分に自信が持てるようになりました。チャレンジしてよかったと思います。これからも
やりたいと思ったことは、挑戦していきたいです」と感想を述べていた。
学級担任の渡邉直幸教諭は、「夢や目標をおめー字することがなかなかできない生徒たちが、授業を終えたあと、前向きに自分の将来について考えている姿がたくさん見られました。とても充実した時間になったと思います」と語っていた。
拓大紅陵初戦は高崎と
関東高校軟式野球大会 23日に土浦会場で
茨城県で開かれる「第61回秋季関東地区高校軟式野球大会」(関東地区高校野球連盟軟式部主催、朝日新聞水戸総局など後援)の組み合わせが決まった。
大会は今月23日(金)にJ・COMスタジアム土浦(土浦市)と牛久運動公園野球場(牛久市)の2会場で開幕。
茨城県と東京都から3チーム、千葉、神奈川、埼玉、群馬、栃木の5県から各2チームの計16チームが出場する。
千葉県勢の初戦は、初日の23日に土浦会場で拓大紅陵(千葉2位)が高崎(群馬1位)と、24日に八千代松陰(千葉1位)が前橋(群馬2位)と対戦する。
決勝は27日(火)正午から、J・COMスタジアム土浦で行われる予定。
夜間通行止め
圏央道木更津東IC~
NEXCO東日本市原管理事務局及び東京湾アクアライン管理事務所(木更津市)では圏央道 松尾横芝インターチェンジ(以下IC)から木更津東ICにて、ワイヤーロープ設置工事及び道路構造物の補修・点検を行うため、今月19日(月)~同27日(火)(土日を除く)午後9時から翌朝5時まで、夜間通行止めを実施する。
また、圏央道と直結する銚子連絡道路(千葉県道路公団管理)についても、横芝光ICから流入した乗用車が、松尾横芝ICから一般道に流出できないため、通行止め(流入禁止)となる。
不要食品の寄付受付け
フードバンクちば 社会福祉協議会等
~ご家庭に眠っている所品大募集!~
「フードバンクちば」(千葉市)では、「フードドライブ(食品の回収)」を10月30日(金)まで実施しており、不要になった食品の寄贈を受け付けている。
共催・千葉県社会福祉協議会、協力・君津地域4市など県内38市の社会福祉協議会。
寄贈品の受け取り窓口は「フードバンクちば」のほか県内各所。
君津地域4市は各市の社会福祉協議会等が対応している。
日本では年間約1700万トンの食品が廃棄され、その中にはまだ食べられるのに捨てられてしまう食品が500~800万トンもあるといわれている。
「フードバンクちば」では、まだ食べることができるのに様々な理由で廃棄されてしまう食品・食材を、起業や家庭などから引き取り、食べ物を必要としている福祉施設・団体・生活困窮者等に無償で届ける活動を展開。
食べられるのに捨てられてしまう食べ物と食べるものがなくて困っている人たちの間の矛盾を少しでも改善するために、両者の間の橋渡しの役割を担っている。
「フードバンクちば」は今回で25回目の取り組み。
前回は約9.2トンの食品を集めることが出来たという。
フードドライブの概要は次の通り。
【対象食品】
▽穀類(麺類・小麦粉等)
▽保存食品(缶詰・瓶詰等)
▽インスタント・レトルト食品
▽観物(のり・豆等)
▽菓子類
▽飲料(ジュース・コーヒー・お茶等)
▽調味料各種、食用油
▽ギフトパック(お歳暮・お中元等)。
特におかず類が不足しており、缶詰やインスタント・レトルト食品等の提供に協力をと。
【寄贈の際の注意点】
▽賞味期限が明記され、かつ2か月以上ある
▽常温で保存が可能
▽未開封
▽破損で中身が出ていない
▽コメは前年度産(今回は令和元年・2年度産)まで(玄米可)
▽アルコール類は受け付けない。
【寄贈方法】
▽受け取り窓口まで回収期間内(10月30日まで)に直接持参するか、「フードバンクちば」まで送付する(送料自己負担)
【問い合わせ・送付先】
▽「フードバンクちば」。
TEL043-301-4025。
〒260-0045、千葉市中央区弁天2-16-14、大野マンション101。
【君津地域の受け取り先窓口】
平日午前9時~午後5時
▽木更津市社会福祉協議会
(潮見2-9、市民総合福祉会館内)
TEL0438-25-2089
▽君津市社会福祉協議会
(久保3-1-1、保険福祉センター「ふれあい館」3階)
TEL0439-57-2250
▽富津市社会福祉協議会
(下飯野243、市役所内)
TEL0439-87-9611
▽袖ケ浦市社会福祉協議会
(飯富1604、社会福祉センター内)
TEL0438-63-3888
▽君津ふくしネット<中核地域生活支援センター>
(青木2-16-14、アーバンスモール秋山101)
TEL0439-27-1482。