交通事故撲滅を期す 他【新千葉新聞】
- 2025/1/11
- ニュース
新千葉新聞2025年1月11日発行
交通事故撲滅を期す
「交通栄誉章緑十字銅章」表彰伝達も
木更津交通安全協会 令和7年初出式
年の初めに交通事故撲滅を期す、木更津交通安全協会(会長・竹内義一、19支部)主催、「令和7年第49回木更津交通安全協会初出式」が、10日(金)午前10時30分から、木更津市民会館中ホールで開催された。
これは、同協会新春恒例の年頭行事で、官民が連携を深め、決意も新たに今年一年の交通安全と交通指導員などの士気の高揚を図るもの。
式典には、金田新一木更津署長、陣野正美千葉県君津地域振興事務所長、渡辺芳邦木更津市長、粕谷智浩袖ケ浦市長、高橘浩・森岳県議、永田陽一郎千葉県交通安全協会専務理事、石井徳亮木更津市議会副議長、小国勇袖ケ浦市議会議長など多数の来賓、19支部の交通指導員83人が参加した。
国歌斉唱に続き、令和6年中の交通事故犠牲者「全国2,662人、千葉健131人(ワースト3位)、木更津署管内5人」に黙祷を捧げ冥福を祈った。
竹内会長は式辞で、令和6年中の各種事業の警備活動(年4回の交通安全運動、各地区祭りなどの諸行事、東京湾アクアラインマラソン他)などを無事務めた等を報告し、「令七年も木更津署、木更津・袖ケ浦両市の行政と連携しつつ、交通安全の啓蒙に努める」などと決意を込め挨拶した。
祝閲・巡回に続き、「交通栄誉章緑十字銅章」表彰伝達式が行われ、交通安全功労者の山中裕氏、高浦祐2氏、露畸辰弥氏に竹内会長から表彰が伝達された。
来賓を代表して金田所長、陣野所長、粕谷市長、森県議、永田理事が、日頃から児童生徒の見守り活動、各種交通安全事業などへの尽力に深く敬意を表し、令和七年も交通安全県ちば」の確立に向け、一層の理解と協力を願い、初出式開催を祝った。
最後に同協会を代表して拾雄精二副会長が「交通事故防止決意宣言」を行った。
ベトナムから介護人材就業
特養老いわね潮の香園などで開始
木更津の梅番会 介護技術講義受講生
社会福祉法人梅香会(理事長・重城明男、木更津市)では、去る12月より同会の介護老人福祉施般でベトナム人の介護人材が就業を開始している。
また今年4月には、ベトナムでの介護技術講義研修会参加の受講学生(第2陣)が来日予定となっている。
梅香会は昨今の深刻な介護人材不足の解消を図るため、有能なベトナム人介護人材の招へいを目的とした「介護技術支援等に係る業務協力覚書」をベトナム国ハノイの介護人材等送り出し機関である「MPK国際(株)」と令和6年3月に締結した。
そして同年10月、社会福祉法人梅香会職員がベトナムハノイ現地の「MPK国際(株)」に直接赴き、「介護スタッフとして日本での就業を希望している学生達に対する「介護技術」等の講義を行った。
このような初の試みに至った経緯は、「外国人技能実習生を単なる労働者として受け入れる形ではなく、「介護人材還流」を目的とする「社会福祉法人梅香会外国人介護人材スキーム計画」によるもので、
①梅香会の役職員がベトナム現地へ直接赴き、「日本式介護技術」の教育を行う。
②ベトナム現地で教育を受けた技能実習生が「梅香会の特別養護老人ホーム施設(矢那梅の香園、いわね潮の香園)」で3~5年間就業し、実際の介護現場での経験値やその技能習得を図る。
③技能実習生がベトナム帰国後、梅香会で得た経験等をその指導者的立煬においてベトナム現地の後進指導にあたる。
-等の計画により、今回、初の試みとなった。
講義には梅香会いわね潮の香の職員3人が参加し、計3日間、介護技術習得に係る実技指導等を行った。
受講した学生達は、この日を待ちわびた様子で、次々に講師に対しての質問を投げかけるなど、充実した3日間の研修となった。
今後、梅香会では、7年度(10月にハノイで第2回介護技術講義研修会を予定)も引き続き現地講義会を実施していく予定であり、担当者からは、「梅香会外国人介護人材スキーム計画にを更に推し進めていきたいとの強い思いとなっている。
更に重城理事長は、現在、木更津市内等の医療介護施設等で構成されている「かずさ医療福祉人材介成機構」とも情報を共有し、木更津市内等へ更なる介護技能実習生の就業に役立ててもらいたいと考えているという。
テーマ「我がまち木更津」
観光意欲をそそるような作品を募る
木更津市観光協会 観光写真コンクール
~見慣れているはずなのに 見たことなかった景色に出逢う~
(一社)木更津市観光協会では、令和6年度『木更津市観光写真コンクール』の作品を今月31日(金、必着)まで募集している。
誰でも応募可能。
木更津市・(公社)千葉県観光物産協会後援、産経新聞社千葉総局・読売新聞社千葉支局・新千葉新聞社・木更津市観光ブルーベリー園協議会・木更津商工会議所・(株)ジェイコム千葉木更津局・千葉興業銀行木更津支店・東日本旅客鉄道(株)・八剱八幡神社協賛。
詳細は次の通り。
◎作品=テーマ「我がまち木更津」。
木更津市を内外に紹介するにふさわしく、観光意欲をそそるような作品や「我がまち木更津」の情景を後世に残す作品を募集する。
作品は一年以内に撮影の自作品で未発表のもの。
応募は窓口・郵送・WEBあわせて1人5点まで。
応募の条件は次の通り。
▽WEB応募=ファイル形式はJPEGのみ。
10メガバイト以内。
これより画像サイズが大きい場合は10メガバイトに圧縮して応募のこと。
※記録画素数3,036px×4,464px以上を推奨。
▽窓口・郵送応募=写真データ(ファイル形式等についてはWEB応募を参照)をUSB、CD-Rに入れて応募のこと。
今年度より印刷物のみの申し込みは不可とする。
◎応募方法
▽郵送応募先=〒292-0831 木更津市富士見1-1-1たちより館2F(一社)木更津市観光協会 木更津市観光写裏コンクール作品応募 宛て。
▽窓口応募先=木更津市観光案内所(木更津市富士見1-2―1スパークルシティ木更津1F)℡0438-22-7711 営業時間午前9時~午後5時(平日・土日祝いずれも営業)。
▽WEB応募=木更津市観光協会ホームページ内の写真コンクール特設サイト(QRコード)からアッブロードする。
アドレス
http://www.kisarazu.gr.jp/
◎発表=2月下句。
地元新聞紙上に発表するとともに入賞者に通知する。
◎各賞=推選1人(千葉県観光物産協会長賞 3万円)、特選2人(木更津市長賞・木更津市議会議長賞 1万円)、入選9人(後援・協賛各社賞)、佳作10人(木更津市観光協会長賞)、その他特別賞。
問い合わせは木更津市観光協会へ℡0438-25-1377。
農林業センサスに協力を
調査期日は2月1日 全国一斉に実施
「2025年農林業センサスにご協力ください」、令和7年2月1日を調査期日として、全国一斉に~農林業の国勢調査~といわれる「2025年農林業センサス」が実施される。
この調査は、我が国の農林業・農山村の実態や変化を総合的に把握するため、統計法に基づく基幹統計調査として五年ごとに行う大規模調査。
農林業センサスの結果は、国や地方における農林業・農村政策の企画・立案・推進や地方交付税の算定のための基礎資料として活かされる。
今年1月中句頃から農林業を営んでいる家に、調査員が訪問して調査票を配布するので、回答への協力をお願いしている。
農林業センサスについての問い合わせは、君津地域統計事務協議会構成市の、富津市総務課(℡0439-80-1222)、袖ケ浦市総務課(℡0438-62-2104)、木更津市企画課(℡0438-23-7428)、君津市総務課(℡0439-56-1780)へ。
同協議会の事務局は富津市総務課行政係内。
令和7年度市政運営
木更津市策定 基本的な考え方③
【基本方針】
②安定した行財政基盤の構築
少子高齢化か進行する状況において、子肓て・介護・教育等の様々な行政需要に対応するとともに、新たな公共施設の整備や長寿命化対策など、財政需要が増大することから、「中期財政計画」の基本目標である「計画的な財政運営」や「財源確保の強化」を図ることはもとより、更なる事務手続きの簡素化を推進するなど、常に市民目線で適応力ある市政運営を維持し、持続可能な行財政基盤の確立に向け取り組む。
③オーガニックシティの確立
「第3期オーガニックなまちづくりアクションプラン」において、オーガニックなまちづくりの新たなステージへと踏み出し視点として掲げた「きさらづ地域循環共生圏」の創造については、「里山の再生」・「資源循環の促進」・「食・有機農業」・「再生可能エネルギー」・「里海の活用」の5つのテーマに基づいた部会において市内外のステークホルダーと意見交換を重ねるとともに、市民・団体・事業者と協働・共創しながら経済・環境・社会の地域課題の同時解決を図る。
④木更津らしいじかさを実感できるまちづくりの推進
自然環境に恵まれた「都心に一番近い田舎」という特性を最大限に活かし、人と自然が調和した基盤の上で、子育て世代に妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を行う。
また、人生100年時代を見据え、心身の健康維持を支援するとともに、自分らしく生活できる環境づくりを推進し、地域住民をはじめとした多様な主体が絆を強め、誰もが生きがいと安心をもって暮らせるまちづくりに取り組む。
⑤みなとまち木更津の再生
中心市街地活性化基本計画(第2期)に基づき、駅前新庁舎や市民交流プラザ、吾妻公園文化芸術施設の整備など、まちなか再生の基盤づくりとなる公共投資を重点的・集中的に推進する。
また、中心市街地ならではの魅力ある住環境の整備に向けて取り組むとともに、商業環境の充実や港を活用したにぎわいの創出、交流の場の提供等を通じて、回遊性や経済活力の向上を図り、みなとまち木更津の再生に向けた好循環の創出に取り組む。
⑥木更津イノベーションの実現
イノベーションを支えるデジタル化やデジタル技術の活用を阻害する目祝や対面を前提とした「アナログ規制」の見直しを実施するとともに、DXの更なる推進により、多様な市民ニーズに対応する行政サービスを提供し、地域に寄り添い、デジタルでもっとつながる木更津イノベーションの実現に取り組む。
(続)