社会課題の意見交換等 他【新千葉新聞】
- 2024/2/23
- ニュース
新千葉新聞2024年2月23日発行
社会課題の意見交換等
活力あるまちづくりを推進すること
木更津市で明海大学と 学生提案の報告会
明海大学(学長・中嶌裕、千葉県浦安市明海)不動産学部学生による、《木更津市をフィールドとした学生提案報告会》がこのほど、木更津市立中央公民館多目的ホールで開かれた。
これは、木更津市と明海大学とが今年1月9日、「都市整備・公共施設整備、移住・定住、国際交流」などの多岐にわたる分野で連携して~社会課題の解決や活力あるまちづくりを推進すること~などを目的に「包括連携協定」を締結したことに伴う実践活動の一環として実施されたもの。
当日は、渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、廣部昌弘教育長はじめ、市幹部及び関係部署職員、木更津高校生徒など、およそ130人が会場を埋めた。
開会セレモニーでは、不動産学部部長の中城康彦教授が同大学及び不動産学部について紹介し、学生たちの発表の場の提供に深く感謝するとともに、「きょうは第1弾。今後も研究を深めていく。本日の発表について皆さんの率直な感想やご意見を伺いたい」などと挨拶、多数の来場に感謝した。
渡辺市長は「若い人達の視点に人変興眛があり、楽しみにしてきました」などと歓迎した。
発表は1つのプログラムを約30分間で行い、来場者との意見交換も行われ、来訪者としての学心の視点と、暮らし優先の市民目線とのギャップもあったが、多角的な視野での新たな可能性も見出されている。
また駅前の中心市街地の空洞化や、古い郊外の住宅地は高齢化が進み、車の運転が出来ない高齢者は不便なども指摘された。
研究発表プログラムは次の通り。
( )は提案者・不動産学部四年生。(敬称略)
①「東京湾アクアラインと木更津市の動向について~木更津市の現状と課題~」(池部篤彦)
②木更津市を健康で自立した街へ~集積と利活用~」(検山侑輝、高木皇輔)
③「大久保地区における分散型小規模公園の提案」(五十嵐実菜)
④「市営住宅跡地活用提案}~定住化計画~(今本悠々)
⑤「木更津市の持続的な発展のために~交通の側面から~」(長谷川理音)
で「金田中島地区における人と不動産」(岩井唯夏・大塚綾音)
アグネス・チャン講演会
ロータリー第2790地区 アカデミアで吹奏楽も
国際ロータリー第2790地区第5グループ(ガバザー補佐・野村進一、君津市)では、インターシティミーティング(TM)実施にあたり、3月2日(土)に、かずさアカデミアホール(木更津市かずさ鎌足)で、”地域、そして世界で良いことをしよう”をテーマにした「公開講演会」を開催する。
当日は、ユニセフの親善大使として活動している、アグネス・チャンさんを講師に迎えた基調講演のほか、社会貢献の一環として、日本製鉄君津吹奏楽団による「スプリングコンサート」も行われる。
ロータリー会員はもちろん、地域の多くの人達にも呼びかけ、誰もが参加できる有意義なひと時となるよう企画された。
人場無料で事前申し込みも不要。
直接会場へと来場を歓迎している。(会場は七百人収容)
主催の国際ロータリー第2790地区第5クループは、木更津、上総、富津中央、木更津東、君津、袖ケ浦、富津シティの各ロータりークラブで構成されており、今回は袖ケ浦市、木更津市、君津市、富津市が後援している。
スケジュールは、3月2日(土)午後1時45分~開会式、午後2時10分~基調講演、アクネスーチャンさんを講師に迎え『みんな地球に生きる人、未来を担う子供を育てる』を演題にした話を聞く。
午後3時45分~日本製鉄君津吹奏楽団による「スプリングコンサート」(午後4時15分終了予定)。
アクネス・チャンさんは現在、芸能活動ばかりでなく、エッセイスト、大学教授、日本対ガン協会「ほほえみ大使」など、文化人として世界を舞台に幅広く活躍しており、テーマ『みんな地球に生きる人、未来を担う子供を育てる』では、世界各地で起こっている口シアによるウクライナ侵攻、イスラエル、パレスチナ紛争の悲惨さに触れ、世界の現状や自分を取り巻く社会に目を向けることの大切さを訴え、人間としての生き方、歩むべき道について講演する。
生徒会活動への熱い思い
第2回木更津市合同生徒会、対面開催
木更津市まなび支援センター 会長・副会長決まる
木更津市まなぴ支援センターで10日(土)、第2回木更津市合同生徒会が開催された。
昨年3月に立ち上げた「木更津合同生徒会」は、各中学校の生徒会改選に合わせ、12月より「第2期」がスタートしている。
今回は第2期として初めての対面開催となった。
廣部昌弘教育長は冒頭で、「第1期の活動の中で、ここに集まる生徒会長は価値観が近いと感じた。これからの活動を通じてその価値観を共有し、さらに市内の中学生に広げていってほしい」と期待を込めてあいさつした。
その後、廣部教育長からの投げかけにより、各中学校での「生徒会長に立候補した理由」と「生徒会長として掲げる公約」について順番に発表した。
「前生徒会長が集会で堂々と自分の考えを話し、力強く全校生徒を引っ張る姿にあこがれ、自分もそうなりたいと思った」「学校にいくのが嫌だと思う人が、そう思わたくなるような学校にしたいと思ったから」とそれぞれの生徒会活動に対する熱い心いを語り合った。
続いて第2期合同生徒会長1名、副会長2名を決める選挙を行った。
いずれも立候補により、合同生徒会長に富来田中学校2年の積田來飛(つみたらいと)さん、副会長に木更津第一中学校2年の大沼優吾(おおぬまゆうご)さんと波岡中学校2年の熱田秋華(あつた あきはな)さんが決定した。
積田さんは、「12人の生徒会長の知恵を集めて、学校や地域に貢献できる活動をいろいろと考えていきたい」と決意を新たにした。
会の途中、木更津市の渡辺芳邦市長と田中幸子副市長も会場を訪れた。
田中副市長は、「みなさんの生徒会活動の目標がとても具体的で感心した。ぜひよりよい街づくりのためにその力を貸してほしい」、渡辺市長は「木吏津市には『干潟』を代表とした、大切な財産がたくさんある。自分たちの地城の魅力や特徴を改めて考え、市全休の魅力として広く発信してほしい」と生徒会長に激励の言葉を贈った。
後半は新合同生徒会長が中心となり、一人1台タブレットを活用しながら、第二期合同生徒会の、これからの具体的な活動について意見を出し合い、「SDGsへの貢献」や「学校対抗の収り組み」など、さまざまな意見が挙がった。
今後は4月と11月にリモートで、8月に対面での会議を予定している。
五大力船と川船の構造
房総の地域文化講座 講師は松井哲洋氏
房総の地域文化を学ぶ会(会長・篠田芳夫、元君津地方公民館運営審議会委員連絡協議会会長)主催、「第120回房総の地域文化講座」が、2月9日(土)午後2時から3時20分まで(受付開始は午後1時20分)、木更津市中央公民館(JR木更津駅西口前「スパークルシティ木更津」6階)の第7会議室で開かれる。
テーマは『西上総地域の五大力船と川船の構造と特徴』。
講師は松井哲洋氏(千葉県立関宿博物館客員研究員、和船研究会会員、海事史学会会員)。
鉄道や自動車が一般に普及する時代まで、房総半島の内陸部から江戸までの物流は川船と五大力船が担っていたといわれている。
昭和前半期まで活躍していた、これらの船の実像を、板図、古文書、写真、模型、船大工用具などから解説する。
会員でなくても受講できる。
受講料は非会員のみ400円(中学生以上)、会員は無料。
非会員は事前申し込みが必要。
またマスク着用などコロナ感染防止策に協力を求めている。
参加申し込み・問い合わせは筑紫敏夫(つくしとしお)幹事長までメールか電話で。
℡090-3431-9483(留守電に伝言メッセージを入れてください。折り返し連絡します)。
メールアドレス toshi551223@kzh.biglobe.no.jp
2週連続減少
県直近1週間コロナ
県は21日、県内の定点医療機関(202施設)から直近1週間(12~18日)に報告された新型コロナウイルスの感染者数を発表した。
県全体の感染者総数は2519人。
一医療機関あたりの平均報告数は前週(5~11日)の16.43人(前週報時点では16.51人。後に修正)から3.96人減の12.47人だった。
減少は2週連続。
年代別で最も多かっだのは10歳未満で448人(17.8%)、
次が10代で400人(15.9%)。
全16保健所別の最多は君津で23.92人、次が印旛で17.67人。
君津保健所は前週の26.85人から2.93人減り3週連続で減少した。