開館40周年を祝う 他【新千葉新聞】
- 2023/10/24
- ニュース
新千葉新聞2023年10月24日発行
開館40周年を祝う
来賓や地域の代表者ら記念式典を開催
清見台公民館 功労者3人に感謝状
今年度開館40」周年を迎えた木更津市立清見台公民館(館長・多賀一也)の「開館40周年記念式典」が、21日(土)午前9時30分から同記念事業実行委員会(実行委員長・浅川榮治)主催で、清見台コミュニティーセンター附属体育館で開かれ、来賓や社会教育関係者、地域の代表者など約100人が出席して、40年の歩みを祝った。
柴田重保氏の司会・進行で、国歌斉唱、相馬さん(菜花合唱団)の指揮での木更津市民歌斉唱に続き、40周年記念事業実行委員会の浅川実行委員長が、「清見台地区や周辺地区、附属体育館利用サークル、各種団体など、地域の関係諸団体とともに40年という大きな節目を迎えられたことに感謝申し上げたい。地域や文化振興の拠点として40年間、生涯学習の場として積極的に取り組み、成長してきた。当館は高台にあるため令和元年には避難所として防災の場にもなった。また令和3年には、清見台・太田地区まちづくり協議会を発足させ、世代間交流や相互に連帯感や信頼関係を築いてきた。今後は安心安全で、文化の交流地域をつくっていきたい」などと式辞を述べた。
渡辺芳邦市長は、「昭和58年4月に市内11番目の公民館として開館、同8月には清見台土地区画整理組合より附属体育館が寄贈され、市内唯一の体育館を併設した公民館として、清見台・太田地区の教育活動や文化活動の拠点として市民に利用されてきた。ライフスタイルが変わり、地域コミュニケーションの衰退が喫緊の課題だが、青少年からお年寄りまでが気軽に集い、市民力や地域力が一層高まることを祈念する」などと挨拶。
廣部昌弘教育長は「社会教育や生涯学習の拠点としての役割を果たしてきた同館だが、多様化するライフスタイルに合わせた学習をより一層展開していく」と挨拶した。
続いて感謝状の贈呈が行われ、公民館の発展等に功労のあった次の3氏に表彰状が手渡された。
◎市長感謝状
▽尾崎進氏=平成16年度から現在まで青少年育成太田中学区住民会議会長として、有害ピラはがしや危険箇所パトロール、市内で最初の「通学合宿」の実施に携わり、夕方に流れる見守り放送の提案など、地域の青少年の健全育成活動に尽力。
また令和3年3月に発足した清見台・太田地区まちづくり協議会会長として発足から令和4年度まで地域の関係団体と連携したまちづくり活動に携わり、地域活動の推進及び公民館活動の発展に寄与してきた。
◎教育長感謝状
▽渡利明氏=平成27年4月から令和3年3月まで、公民館運営審議会委員に委嘱され、公民館運営に適切な助言・指導を行い、通学合宿や文化祭の際には運営に尽力するなど、清見台公民館の発展と公民館活動、地域文化の向上に寄与した。
◎公民館長感謝状
▽叶川剛史氏=平成17年度から現在まで防犯指導員として地域防犯活動に携わり、住民会議主催のパトロール活動や文化祭の際には運営に尽力し、清見台公民館の発展と公民館活動、地域活動の推進に寄与してきた。
受賞者を代表して、尾崎氏が「今回の感謝状は、身に余る光栄です。今後も地域文化向上のため、微力ながら努めていきたい」と謝辞を述べた。
来賓の鶴岡大治市議会議長、高橋浩県議、森岳県議の祝辞後、多賀公民館長が、「開館以来、教育・文化・スポーツ活動の拠点として、親しまれ40周年。ここまで来られたのも町内会や地域、諸団体の支援の賜物。今日から次のステップに向けてのスタートとなった。今後も誰もが共に学び合える場、発表や交流の場として地域に根差した公民館として努めていくので一層の支援をお願いしたい。また今日21日、22日は『第39回清見台地区文化祭』を開催しているので見ていってほしい」などとお礼の言葉を述べた。
市側からは、秋元淳教育部長など、来賓として永原利浩市議、吉田貝紀人市議、青木健公民館運営審議会委員長等が紹介され、節目を祝った。
狸ばやしを元気に踊る
松本社中の琴演奏のほか、甘酒の接待も
證誠寺の狸まつり開催 木一小児童39人
木更津市當士見の證誠寺(住職・隆直浩)で恒例の『狸まつり』が21日(土)午後2時から、4年ぶりに開催され、木更津第一小学校の児童が童一謡『証城寺の狸ぱやし』に合わせて踊り、見物の人達から大きな拍手が送られた。
同まつりは、狸まつり実行委員会(実行委員長・斎藤隆彦南町区区長)主催、南町区・證誠寺椙通り商店会・證誠寺仏教壮年会・仏教婦人会共催、木更津市・木更津市観光協会後援。
商店街の活性化と伝統文化の継承、歴史と伝統のまちの発展、童謡「証城寺の狸ぱやし(野口雨情作詞、中山晋平作曲)」にちなむ観光振興などを目的に、この時期に開催されている。
本堂での式典では、渡辺芳邦市長や野口義信観光協会長が「全国的に知られている童謡『証城寺の狸ぱやし』は木更津市の大切な財産であり、これからも大切に保存・継承していきたい」などと挨拶、地域あげて同まつり継続への尽力に感謝した。
また来賓として、齊藤淳木更津第一小校長が紹介された。
続いて、隆直浩住職の焼香・縁起朗読、斎藤実行委目長の祭文、隆康浩法光寺住職の諷経、隆直浩住職の法話が行われた。
午後3時からの余興の部では、松本社中による野口雨情・中山晋平ゆかりの曲などの琴演奏・合唱、木更津高校マンドリン部の演奏、三根社中のジャズ演奏、狸ぱやし保存会と木一小児童(小学2年上6年生の39人)による、狸や和尚さん、小僧に扮して証城寺の狸ぱやしの踊りが披露された。
同まつりでは、南町婦人会が甘酒の無料接待を行った。
駅前の美しい環境整う
法人会の木更津中央支部 花壇にビオラの花植え
公益社団法人木更津法人会の木更津中央支部(支部長・鈴木崇久)と同木更津地区により、公益事業の一環である「富士見通り・マリンロード&木更津駅前ロータリー花壇花植え」作業が、21日(土)約25人が参加して実施された。
木更津法人会木更津中央支部の会員等が参加して、富士見通り・駅からエルシオン交差点前までのマリンロードのフラワーポットに600ポッ卜のビオラ(パンジーの仲間)を植栽し、駅西口のメイン道路を花苗で飾った。
また同法人会木更津地区は会員が参加して、前もって、駅前花壇の除草と土の掘り起こし作業をしていた花壇に、900ポットのビオラを植え、観光客を迎える木更津駅西口前の美しい環境が整った。
この花壇は、「かずさふるさと塾」から引き継いだ同法人会が管理を行っているもので、数年前の駅前整備事業で花壇に散水管が埋め込まれたことから、水やりなども容易になっている。
植栽されたビオラは4月ごろまで、黄・オレンジ・赤・白色など、色とりどりに咲き誇り、市民や観光客などを楽しませてくれる。
木総合と紅陵
サッカー3回戦勝利
「第102回全国高校サッカー選手権千葉県大会」の結果。
◎3回戦(21・22日、県総合スポーツセンター東総運動場ほか)
▽木更津総合1-0東京学館浦安
▽拓大紅陵2-1八千代
機械設計・製図分野
ポリテク君津 セミナーの受講者募集
千葉職業能力開発促進センター君津訓練センター『ポリテクセンター君津』(君津市坂田428)では、業務に必要な技術・技能・知識のレベルアップを図るため、在職者を対象に短期間の職業訓練(能力開発セミナー)を行っている。
現在、11月14~16日の3日間にわたり開講する、機械設計・製図分野「2次元CADによる機械設計技術(図面構築綢)~2次元CADの環境を構築するコース~」の受講者を募集している。
詳細は次の通り。
◎受講対象者=設計・CAD粲務に携わっている人、またはその候補者。
◎講習内容等
▽図面スタイルの構築(画層の構築、文字スタイルの構築、寸法スタイルの構築、引出線スタイルの構築、ブロックの登録)
▽実践で使えるコマンド
▽ブロックを使いこなす(ダイナミックブロック、属性定義と書き出し)
▽異尺度図面の作成。
◎使用機器等=Auto CAD 2022。
◎日時=11月14日(火)、15日(水)、16日(木)。
各日午前9時10分から午後4時まで
◎会場=ポリテクセンター君津 102(パソコン室)。
◎持参品=筆記用具。
◎受講料=21000円(税込)。
◎定員=10人。
◎申込締切=10月31日(火)。
申し込みは必要事項を受講申込書に記入しファックスで。
申込書は同ポリテクセンターのホームページからダウンロードできる。
申し込み及び問い合わせ先は訓練課(℡0439-57-6313、FAX同57-6386)。