この道一筋に光あたる 他【新千葉新聞】
- 2023/4/29
- ニュース
新千葉新聞2023年4月29日発行
この道一筋に光あたる
各分野で多年にわたり社会貢献の功労者
令和5年春の叙勲 8人が晴れの受章
各分野で多年にわたり活躍し、社会に貢献した功労者を称える『令和五年春の叙勲』の受章者が4月29日付で内閣府から発表された。
全国における受章者は外国人14人を含み4,017人でうち女性は419人。
千葉県下では196人(うち女性19人)、このうち千葉県知事が推薦した人は53人。
旭日章が33人、瑞宝章が163人。
最高齢者は92歳男性。
君津地域4市では8人(うち女性1人)の功績が称えられ栄に浴す。
千葉県知事推薦者への伝達式は5月10日(水)午後、県庁本庁舎5階大会議室で挙行される。
地元4市の受章者は次の通り。(敬称賂)
【旭日双光章】
《地方自治功労》
▽池田文男(75、元君津市議会議員、君津市広岡)=平成15年9月、地域住民の絶大なる信望を得て君津市議会議員に初当選以来、16年の長きにわたり、変遷著しい時代にあって市政の繁栄に尽力。
この間副議長をはじめ多くの要職を歴任し市議会の円滑な迎営に努め、周西公民館開館、上総地域交流センター開館等々、市民の福祉向上、教育環境整備など今日の恵まれた地域隆盛の基礎を築いた。
【瑞宝小綬章】
《教育功労》
▽浅野達也(70、元公立高等学校長、木更津市太田)
【瑞宝双光章】
《教育功労》
▽川島悟(72、元公立小学校長、元袖ケ浦市教育長、袖ケ浦市岩井)=昭和49年9月から富津・平岡・高柳・岩根小、南清小教頭、袖教委、君津出張所、長涌小校長、袖教委などを経て、平成20年3月袖ケ浦市教育長に就任、平成29年3月勇退。
約43年間の教育現場では様々な活動を展開、読書指導員やスクールサポーターの導入、市制施行20周年記念よさこいソーラン交流会開催など自ら考え、学ぶ、児童生徒の育成に尽力した。
▽渡辺隆二(71、元公立小学校長、元富津市教育長、富津市下飯野)=昭和50年から神奈川県、市原市、君津市内の小中学校等で教鞭をとり、八重原小教頭、君津出張所、坂畑小校・長、県教委等を経て平成20年4月富津市教育長に就任、28年3月勇退まで40年以上の長きにわたり教育の発展に尽力。
常に現場の声を重視しながら、学校教育と社会教育の融合、児童・生徒の学ぶ力を応援。
「多くの先輩・後輩・同僚、地域の皆様のお陰で無事務めさせて頂きました」と感謝の言葉を述べている。
《防衛功労》
▽北元博文(72、元陸上自衛隊第一ヘリコプター団本部第一科長、木更津市頁舟)
《看護業務功労》
▽齊藤みち子(65、元国保直営総合病院君津中央病院副院長兼看護局長、君津市小糸大谷)
【瑞宝単光章】
《地方自治功労》
▽川名善洋(67、元千葉県職員、袖ケ浦市吉野田)
《防衛業務功労》
▽齊藤征志(61、元航空自衛隊第四補給処木更津支処、木更津市岩根)
里見氏と久留里の歴史
房総の地域文化講座 講師は平塚憲一氏
房総の地域文化を学ぶ会(会長・篠田芳夫、元君津地方公民館運営審議会委員連絡協議会会長)主催、「第110回房総の地域文化講座」が、5月20日(土)午後2時から3時20分まで(受付開始は1時30分)、木更津市中央公民館(JR木更津駅西口前「スパークルシティ木更津」6階)の第7会議室で開かれる。
テーマは『房総の戦国大名里見氏と久留里の歴史』。
講師は平塚憲一氏(君津市立久留里城址資料館副館長)。
戦国大名里見氏が、上総・久留里を拠点に房総で覇を競った時代の城郭の構造や小田原北条氏との攻防の様子を解説し、城主・里見義堯(よしたか)の人物像に迫る。
会員でなくても受講できる。
受講料400円(中学生以上。非会員のみ。会員は無料)。
非会員は事前申し込みが必要。
なお、同公民館には無料駐車場がないため、電車やバスなど公共交通機関の利用を案内している(自家用車の場合は、周辺に有料駐車場あり)。
またマスク着用など、コロナ感染防止策に協力を求めている。
参加申し込み・問い合わせは筑紫敏夫(つくしとしお)幹事長までメールか電話で。
℡090-3431-9483(留守電に伝言メッセージを残す)。
メールアドレスtoshi-55122@kzh.biglobe.ne.jp
6機目の定期機体整備終了
米海兵隊オスプレイ 防衛省から覚書遵守も
木更津市は27日、令和3年7月から陸上自衛隊木更津駐屯地において実施されていた米海兵隊MV‐22オスプレイ六機目の定期機体整備については、令和5年4月に整備が終了し、同機は普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に帰投、また同機の整備の経過と、整備にあたっての覚書の遵守状況について説明があったと、防衛省北関東防衛局から情報捉供が寄せられたと発表した。(当紙、4月9日付)
7磯目以降の整備についても、覚書の遵守を米軍及び整備企業に引き続き働きかけるとともに、遵守状況の確認を継続し、地元住民に十分に配慮した形で定期機体整備が行われるよう防衛省としても万全を期していくとした。
県内488人
27日のコロナ感染
県内で27日(木)、新型コロナウイルスに新たに488人が感染し、2人が死亡したことが発表された。
感染者数は前週の木曜日と比べ46人増加。
累計感染者数は147万3268人となった。
新規クラスター(感染者集団)の発表はなかった。
タブレットを活用して
1年生は各教室でオンラインでつなぎ
太田中学校 「生徒総会」を開催
木更津市立太田中学校(校長・藤本佳子、生徒数699人)では、26日(水)に「生徒総会」を実施した。
全校生徒がどのような形で参加するのかを試行錯誤しながら、夕ブレット端末の利用と一部オンライン配信を活用しながらの実施とした。
生徒会担当、高橋哲又教諭は「体育館での対面実施にはこだわった。生徒が多いので2、3年生のみを体育館に集め、1年生は各教室にてオンラインでつないで実施。ペーパーレス化、タブレットの活用場面を日常化するためにもタブレットを各自が体育館に持ち込んでの総会実施を計画・提案しこの日の実施なった」と語った。
生徒会長の岡田詩月君は「生徒総会までの準備は大変ではあったが、4年ぶりに対面で実施できたことで、みんなが熱心に参加していることを肌で感じうれしかった。制限のない生活が始まるので、太田中の新たな扉を開き前進していきたい」と抱負を語った。
太田中学校では今後も生徒主体による自治的活動の充実を目指して、様々なことに挑戦していく。
なお、岡田君は木更津市内の合同生徒会に会長にも任命されており、市内合同生徒会の活性化や発展への活躍が期待されている。
市役所外部から初の登用
木更津市郷土博物館金のすず館長 谷畑美帆氏就任
このほど4月1日付けで、木更津市郷土博物館金のすず館長に谷畑美帆氏(学術博士)が就任し、廣部昌弘教育長からの任用通知書交付のあと、渡辺芳邦市長、田中幸子副市長への挨拶を行った。
同館長への市役所外部からの登用は初めて。
谷畑美帆氏は、現在、明治大学文学部兼任講師・明治大学黒曜石研究センター客員研究員・NPO法人スケルトン研究機構理事長・木更津市教育委員会市史編纂委員を務めている。
就任にあたって谷畑氏は『関係者の皆さんと連携を深め、より親しまれる博物館にしていきたい』と抱負を語った。
主な著作には、『江戸八百八町に骨が舞う』(古川弘文館)2006、『鈴鳴りの彼方で』(つむぎ書房)2021等がある。
『鈴鳴りの彼方で』は木更津市の金のすずをテーマにした小説。
4年ぶりに市場まつり
「マクロの解体ショー」や即売会など
(株)木更津魚市場 きょう地方卸売市場
木更津魚市場市場まつり実行委貝会(木更津市新田3-3-12)主催、木更津市後援「市場まつり」が、きょう29日(土、祝日)午前8時~午後3時まで、木更津市公設卸売市場内で4年ぶりに開催される。
入場無料、雨天決行。
市場ならではの新鮮グルメが楽しめるイベント。
今回も5つの部門で盛大に開催する。
【観る】では、マクロの解体ショー(午前9時と正午の2回)、生本マクロの即売会など。
【食べる】では、海鮮BBQ・海鮮丼・マクロメンチカツ・焼きそぱ・たこ焼き・スイーツなど。
KUTTAやうお屋など出店。
志学館男子が総合優勝
県高校総体少林寺拳法 男女の総合優勝も
千葉県高校総体少林寺拳法大会が23日、県総合スポーツセンター武道館(千葉市稲毛区)で行われ、志学館が男子の総合優勝に輝いたほか、男女の総合優勝も果たした。
大会は男女それぞれ3種目(単独演武、組演武、団体演武)の計6種同一で競い、志学館は男子が全種目、女子は団体演武の計4種目を制した。
単独、組の6位までと団体の3位までは関東高校大会(6月3・4日、埼玉県深谷市)に出場。
単独、組の2位までと団体優勝校は全国高校総体(7月21~23日、北海道旭川市)に進出する。
志学館の成績は次の通り。