木更津の新市議24人決まる 他【新千葉新聞】
- 2023/4/25
- ニュース
新千葉新聞2023年4月25日発行
木更津の新市議24人決まる
現職17人、新人7人が当選、投票率は最低の41.46%
木更津市議選即日開票 トップ当選は吾津松太郎氏
統一地方選挙の後半戦、任期満了に伴う木更津市議会議員選挙(定数24)が、23日(日)執行され、即日開票により午後10時39分、今後4年間にわたり市民の声を市政に反映させる代表24人が選出された。
~未来にとどく その一票~をスローガンに行われた今回の市議選には定数24に対し、28人が立候補(現職18人、元職1人、新人9人)、4人オーバーの選挙戦を展開してきた。
投票率は41.46%(男40.18%、女42.75%)で、市議選・過去最低だった前回の43.39%を1.9ポイント下回り、過去最低を更新した。
開票作業は午後9時10分から木更津市民体育館で行われ、双眼鏡などを手にした傍聴人30人ほどが2階席から見守った。
トップ当選は2,729票を獲得した新人の吾津松太郎氏(45)新田。
現職の草刈偵祐氏、齊藤高根氏、三上和俊氏、田中紀子氏、石井徳亮氏など17人が厚い支持層の信任を受け当選回数を重ねた。
新人では吾津氏のほか、安藤順子氏など7人が嬉しい初当選を果たした。
当選者の内訳は、現職17人、新人7人、党派別では自民党3人、公明党4人、立憲民主党2人、日本共が党1人、無所属14人。
当日の有権者数は、110,983人(男55,775人、女55,208人)で、前回よりも1,193人増えた。
法定得票数は4,725,208。
~木更津を継ないでいく~を宣一言して、新人でトップ当選を果たした吾津松太郎氏は「地域・関係団体の皆さんの身に余る応援のお陰です。きょうはそのスタートの日。駅周辺の活性化など全力で取り組んでいきます」などと感謝の言葉と決意を述べた。
PTA活動や子ども食堂の立ち上げ・運営などに関わり、立憲民主党2議席確保に貢献した安藤順子さんは、「先ず、学校給食費の完全無償化を目指します」と、今後も変わらぬ活動推進を誓い、支援者に感謝した。
今回の選挙戦では、かつては主流だった「電話でのお願いコール」は電話&詐欺防止の観点から、各家庭の電話は留守設定がほとんどで、SNSを活用した広報活動を行う陣営も多く、広報者からの候補者名の連呼は多少減少した。
選挙結果は次の通り。
(定数24、候補28)
木更津の歴史謎解きツアー
29日「木更津みなと口おさんぽDAY」
市民や親子など 通り巡りに参加者募る
木更津駅西ロシャッター街の活性化まちおこしのため、「木更津みなと口おさんぽDAY」~昭和にタイムスリップー?~が、今月29日(土、祝)午前10時~午後4時まで行われる。
実行委員会では、市民や親子など、参加者を募っている。
開催場所は、木更津市内の駅前、富士見通りやみまち通りを中心としたエリア。
木更津のまちなかにはたくさんの「通り」があるよ!と、今回は《木更津の歴史謎解きツアー》、第1回木更津みなと口『通り巡り』~木更津トリピア~を実施。
集合場所は木更津駅みなと口、BAACUS・コインパーキング前。
参加費は100円(ドリンク付き)。
駅西口をスタートし、マップの色のついた通りを①から番号順に回って、ガイドさんの話を聞いてクイズに答える。
クイズでは、例えば
▽本町通りにはかつて何がありましたか?
税務署、市役所、駅?
木更津の今回巡る「通り」は次の通り。
①有吉通り-②田面通り-③与三郎通り-④寺町通り-⑤本町通り-⑥五平町通り-⑦南片町大通り-ゴール成就寺(メイン会場)。
ツアーは午前十時からと午後一時からの二部制。
参加するとプレゼントがもらえる。
事前予約がおすすめ!。
申し込みは、事前参加応募フォーム(QRコード)から。
〈食べあるきマルシェ〉は、成就寺駐車場で行われ、懐かしい食べ物の販売あり!早い者勝ちだよ!
〈木更津映えスポット〉は、銭湯(人参湯、中央3丁目)に昭和レトロ空間が出現!!
着物を着て木更津の街並みで写真撮影!
駐車場は駅西口市営駐車場を利用。
当日は駐車券を持参のこと。
第2回目(予定)の木更津みなと口「通り巡り」は⑧富士見通り-⑨南片町浜通り-⑩さかんだな通り-⑩弁天通り。
第3回目(予定)は⑩みまち通り-鳥居畸通り-⑩観月通り-南町大通り。
新入生が集団行動など研修
拓殖大学紅陵高校 オリエンテーション
拓殖大学紅陵高校では4月12日から17日までの間、3団に分かれ、1泊2日の日程で、入学式を終えたばかりの新入生389人が学校を離れ、勝浦市の日本武道館研修センターで「校外オリエンテーション」を実施した。
このオリエンテーションは、挨拶の励行、時間の厳守を中心に、同校の教育方針や集団生活の基本となるマナーやルール、集団行動など、これからの高校生活を送るうえで必要なことを学ぶために行われるもの。
研修では、まず生徒は校訓、校歌を高らかに斉唱し、これから始まる高校生活に期待と不安が入り交じるなか、与えられた課題の一つ一つに真剣に取り組んでいた。
集団訓練を通じて、団結することの素晴らしさを全ての生徒が体験できた様子だった。
同校の担当者は、「入学して間もない新入生にとっては、つらく厳しい2日間だったと思うが、友情を深め、また、クラスが一丸となることにより連帯感や団結力が生まれるなど、貴重な体験になったことと思う。オリエンテーションを乗り越えた生徒は、入学当初よりも心なしか引き締まった顔をしていた。この経験を生かし、これからの高校生活を有意義なものにしてほしい」と話している。
県内409人
23日のコロナ感染
県内で23日(日)、新型コロナウイルスに新たに409人が感染したと発表された。
感染者数は前週の日曜日と比較し16人増加、6日連統で400人を上回った。
同日現在の感染者累計は147万1542人。
死者と新規クラスター(感染者集団)の発表はなかった。
前日22日(土)の感染者は475人、前週土曜日と比べ86人の増。
死者とクラスターなし。
当選証書付与式
木更津市の新市議
木更津市議選の開票が23日(日)午後9時10分から、木更津市民体育館(同市貝渕2-13-40)で行われ、24人の当選者が決まった。
木更津市選挙管理委員会(委員長・山中利男)では、「当選証書付与式」を翌24日(月)午後1時30分から、市役所駅前庁舎8階の防災室・会議室で開催した。
新市議24人は、襟を正して当選証書を受け取り、今後、木更津市の発展や市民の生活向上のために働く覚悟を新たにしていた。
初心忘れるべからず、4年間の活動ぶりに期待したい。