研究発表等で顕著な成果 他【新千葉新聞】
- 2023/3/12
- ニュース
新千葉新聞2023年3月12日発行
研究発表等で顕著な成果
専攻科研究活動優秀賞や優れた論文発表
木更津高専 7人に校長から賞状
木更津工業高等専門学校(校長・山崎誠)では、専攻科生の研究発表の活性化を目的に、国内外の学会等において、研究発表等で顕著な成果を挙げた学生に「専攻科研究活動優秀賞」、特別研究発表会での優れた論文発表者には「ベストプレゼンテーション賞」を授与し表彰している。
令和4年度は研究活動優秀賞・2人、ベストプレゼンテーション賞・5人の計7人が選出され、このほど山崎校長から賞状と副賞が授与された。
受賞者及び受賞内容は次の通り。
【研究活動優秀賞】
◎茂呂征弥(機械・電子システム工学専攻2年)
▽「GNSSセンサのデータに基づく水田用抑草ロボットの自動運転市捨てmy開発」。
第28回高専シンポジウム、第2席高専シンポジウム協議会会長賞(2023年1月)。
発表件数9件(うち受賞業績1件)。
◎飯棲俊介(制御・情報システム工学専攻2年)
▽「ソーシャルディスタンス維持度算出システムの開発」。
第20回情報科学技術フォーラム(FIT2021)FITヤングリサーチャー賞(2021年8月)
▽「IRMと決定木を用いたプログラミング初学者の能力判定のための特徴量の抽出」。
第21回情報科学技術フォーラム(FIT2022)。
FIT奨励賞(2022年9月)。
発表件数5件(うち受賞業績2件)。
【ベストプレゼンテーション賞】
◎田中輝(企画・電子システム工学専攻2年)
▽発表論文「セルロースナノファイバを添加した射出成型ポリアセタール樹脂歯車の騒音及び疲労寿命」。
◎高橋正弥(機械・電子システム工学専攻2年)
▽発表論文「スマート水産業を目指した海苔の養殖管理技術の開発」。
◎濱野陸矢(制御・情報システム工学専攻2年)
▽発表論文「自動泳者撮影技法に関する研究」。
◎伊藤直樹(制御・情報システム工学専攻2年)
▽発表論文「写真アルバムの電子化における反射光の除去」。
◎浅沼知希(環境建設工学専攻2年)
▽発表論文「シルト及び粘土の液状化試験による損失エネルギーと塑性指数の関係」。
階段アートで春を感じて
一般社団法人まちづくり木更津主催
JR木更津駅西口 家族など市民で制作
一般社団法人まちづくり木更津(会長・池田庸木更津商工会議所会頭)主催、《ゼロからつくる階段アートワークショップ》が、今月4日(土)木更津市中央公民館とJR木更津駅西口(みなと口)の階段で実施された。
「まちづくり木更津」では、JR木更津駅周辺への来訪者の増加や、明るく美しい賑わいの創出などを目的に、令和3年12月から、「JR木更津駅・階段アート」をアーティストなどに依頼して季節にあわせた作品で実施してきた。
4解明となる今回の参加者は公募で集まった市民など。
子どもと一緒の家族やグループなど32組約100人。
作品のテーマは「春」。
午前中に中央公民館で階段の側面(37段、幅6メートル)に合わせ、3メートル幅2列用の作品(絵)を描き、午後に駅階段に張り付けを行い、完成させた。
講師は、ピアノの弾き語りなどを行うシンガーソングライターで木更津ふるさと応援団の松本佳奈さん(リビングケア代表)。
出来上がった作品は、参加者それぞれが思いを込めて描いた色とりどりの「春」が表現されており、駅利用者などが足を止めて眺める姿も見られている。
この作品は今年5月末まで駅階段を楽しく彩る。
ポルシェ75周年を祝う
6月3日(土)~4日(日)イベント
木更津市のPEC東京 ポルシェフェスティバル
ポルシェファンが集い、ポルシェ75周年を祝う!
ポルシェジャパン株式会社(本社・東京都港区)では、ポルシェ75周年を記念したアジア最大のポルシェイベント「ポルシェフェスティバル」を、今年6月3日(土)~4日(日)・エクスペリエンスセンター東京(PEC東京、木更津市)で実施する。
PRC東京は、2021年10月に開設された木更津市に位置するポルシェのブランド体験施設。
ポルシェAGの創設者フェルディナンド・ポルシェの長男であるフェリー・ポルシェが、地震が夢見たスポーツカー「ポルシェ356№1ロードスター」を1947年に制作してから今年で75周年を迎える。
「ポルシェフェスティバル」では、ポルシェジャパンが主催するポルシェオーナーやポルシェファンのための特別なイベント。
アジア最大のコミュニティイベントとして、特別車両の展示やスペシャルコンテンツなどを用意し、ポルシェ75周年を祝る2日間となる。
イベントに関する詳細および参加申し込み方法等は、ポルシェジャパンのプレスリリースと、次の公式サイトより告知する。
「ポルシェフェスティバル」公式WEBサイト
https://porschefestivaljapan,com/
れきおんミニコンサート
木更津市立図書館 10日に業務を再開
耐震補強工事のため昨年9月から休館していた木更津市立図書館(文京2)が、今月10日に業務を再開した。
今月19日(日)には午後2時から3時まで、「れきおんミニコンサート~れきおんで聴く映画主題歌」が開かれる。
国会図書館の「歴史的音源」サイトに収録されている、昔懐かしいスターが主演した映画の主題歌や、今も活躍している歌手の若い頃の歌声を中心としたミニコンサート。
誰でも参加可能。
定員先着30人、参加費無料。
申込方法は電話または窓口、Eメールで。
Eメールの場合は「れきおんミニコンサート申し込み」、住所、氏名、日中連絡の取れる電話番号を明記する。
申し込み・問い合わせ先は同図書館(TEL0438‐22‐3190)。
Eメールアドレス tosho@city.kisarazu.lg.jp
県内305人
3市のコロナ感染
木更津市、君津市、富津市における、新型コロナウイルスの直近7日間(3月3にち~3月9にち)の感染者数が10日に発表された。
木更津市は69人で前回から11人減、君津市が37人で前回から33人減、富津市は13人で前回から1人増加した。
各氏の直近1週間の感染者状況は次の通り。
①医療機関等で診断 ②陽性者登録センターに登録 ③入院した人 ④自宅・ホテル療養者。
【木更津市】
◎感染者数・69人
▽内訳 ①58人 ②11人
▽療養状況 ③0 ④69人
【君津市】
◎感染者数・37人
▽内訳 ①34人 ②3人
▽療養状況 ③0 ④37人
【富津市】
◎感染者数・13人
▽内訳 ①12人 ②1人
▽療養状況 ③0 ④13人
県内では同日、新たに305人が感染し、1人が死亡。
新規クラスター(感染者集団)は3件確認された。
「セイタカシギ」初飛来
木更津市長須賀 田んぼに2羽姿見せる
春の訪れと共に、木更津市長須賀のレンコン田に、9日早朝、平年より17日早く”水辺の貴婦人”と呼ばれる鳥「セイタカシギ」2羽が初飛来した。
繁殖のために飛んできたもので、日をおく毎にセイタカシギの数が増えて、最終的には30羽前後になりペア探しをして、環境のいい場所を選び巣作りを始める。
繁殖期はつがいで生活し縄張りをもつ。
セイタカシギは足が極端に長くピンク色。
この田んぼには、食べるエサ(昆虫、エビ、カニ、小魚、水生の小型動物等)が十分にあり巣作りには環境が良い。
5類移行に伴う見直し策
コロナウイルス 医療費の公費支援等
政府は10日、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う医療費の交付支援や医療提供体制の見直し策を決定した。
5月8日の意向日から医療費の減速時費負担を求める一方、高額な治療薬代などの公費支援は9月末まで継続。
外来での患者受け入れは、季節性インフルエンザを診療する内科や小児科が担い、対応する医療機関数を約1.5倍に増やすことを目指す。
対応医療機関名の公表は当面避ける。
コロナ感染の実を理由とした診療拒否はできなくなる。
加藤勝信厚生労働相は10日、記者会見し「行政の関与を前提とした限られた医療機関による特別な対応から、幅広い医療機関による通常の対応に移行していく」と述べた。
公費支援は、感染状況や他の病気との公平性を考慮し延長するかどうかなどを判断する。
外来・入院の医療費は現在、初診料などを除いて無料。
5類移行後も外来では1人あたりの薬価が10万円近い抗ウイルス薬モルヌピラルなど高額な治療薬は全額公費支援を継続する。
解熱剤といった一般的な薬や検査は自己負担を求める。
70歳未満の窓口負担3割の人は外来で現在、初診料などに2590円かかる。
移行後はインフルエンザとほぼ同じ水準の4000円前後になる。
入院費も自己負担が生じるが、毎月の負担額に上限を設ける「高額医療費制度」の対象となり、さらにそこから最大2万円を軽減する。
高額な薬代は無料になる。
現在、外来患者は約42000施設の発熱外来で受け入れている。
これを内科や小児科など約64000施設に増やす。
入院感謝は、治療実績がある約5000施設(うち重症患者向け約3000施設)を中心に受け入れる。
将来は全病院計約8000施設での対応を目指す。
行政が担ていた「入院調整」は、医療機関同士での調整に段階的に切り替える。
都道府県は新たな施設で受け入れを進めるための「移行計画」を4月中に作成する。
外来や入院に対する医療機関に手厚くしていた診療報酬の特例措置は段階的に縮小、病床確保の補助金の半額にする。
高齢者は解除に人手がかかり、入院が長期化する傾向があるため、リハビリや退院支援が整った「地域包括ケア病棟」などでの積極的な受け入れを促し、新たに診療報酬を加算する。