きみさらず聖苑が落成 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2022年12月1日発行

きみさらず聖苑が落成

12月1日に供用開始、炉数は10炉
木更津市大久保に 4市の新火葬場

君津地域4市(木更津・君津・富津・袖ケ浦市)が、民s-間のノウハウを活用したPFI方式で共同整備を進めてきた新火葬場『きみさらず聖苑』が、木更津市大久保に完成し、12月1日(木)の供用開始を前に、11月27日(日)、落成式典と施設見学会が開催された。
新火葬場・きみさらず聖苑は、木更津市が単独で運営していたこれまでの火葬場(以下旧火葬場)の西側に隣接して新設された。
旧火葬場は建設以来50年以上経過し、著しい老朽化に加え、火葬件数の増加等により新たな施設の整備が必要となったことから、将来に向けた安定的なサービスの提供や効率的な行政運営を確保するため、新火葬場が整備されたもの。
式典には、浜田靖一防衛大臣(代理)、吉本充・高橋浩、江野澤吉克、平田悦子各県議、重城正義・三浦章・石井志郎・榎本雅司4市議会議長はじめ副議長・市議・滝沢区自治会代表や地域住民、施工業者、主催者(市長・副市長・各市担当部署)など60余人が参列。
主催者を代表して渡辺芳邦木更津市長は、きみさらず聖苑建設にあたり、地域住民の誓いと協力に深く感謝し~新施設は無煙・無臭・環境保全を期す施設であり、火葬炉数は10炉(休暇奏上は3炉)、仮装件数は1日25件(旧火葬場1日6件)~などと優れた機能を紹介し、「個人の旅たちに相応しい施設として管理運営に務め、住民福祉と行政サービスの向上を図っていく」などと挨拶した。
来賓を代表して重城正義木更津市議会議長が、個人を偲び、遺族との最後の別れを大切にした施設が、多くの人々の理解と協力で完成したことに感謝して祝辞を述べた。
同施設の敷地面積は33,546.36平方メートル、総工費約45億4200万円(級施設の解体・緑地整備費は含まない)延べ床面積4,585.48平方メートル、鉄筋コンクリート造・1部鉄骨造2階建て、駐車場42台(緑地整備後は102台)。
管理・運営は指定管理者のかずさまごころサービス(株)(代表取締役・白石裕康)が行う。
式典席上で木更津市から施工者(同指定管理者)に感謝状が贈呈された。
PFI(Private Finace Initiative・プライベート・ファイナンス・イニシアチブ)方式とは、地方公共団体が発注者となり、民間の資金と経営の応力・技術力(ノウハウ)を活用し、公共施設等の設計・建設・改修・更新や維持管理・采井を行う公共事業の手法。
きみさらず聖苑についての詳細はホームページで確認できる。

移動式PCR検査車両

「にっぽん丸」乗船前 木更津市に初出動

日本初の移動式PDR検査車両、木更津市に初出動!
乗船前直前検査で、Withコロナ時代の「安心安全クルーズ」。
ヘルスケアをサポートする事業を展開する(株)Central Medience(本社・横浜市、代表取締役・中川隆太郎)は、今月4日(日)、商船三井客船株の豪華客船「にっぽん丸」の乗船前PCR検査で、移動式検査車両「BIOSAL」を木更津市に初出動する。
このクルーズは木更津市制施行80周年記念事業となっており、木更津港からの出港は初となる。
当日は乗客約190人のPCR検査を実施、約2時間で結果通知を知らせるという。
会場は東京ベイプラザホテル(木更津市新田2-2-1)敷地内駐車場で、時間は午前11時~午後1時まで。
同社が2020年8月から開始した法人向け定額制PCR検査のサービスに続き、同年9月には全国どこでもその場で検査結果を判定できる「移動式PCR検査車両」を開発導入、高い反響を得ている。
2020年の初出動から約2年、移動式PCR検査車両の検査数は15000検体を突破している。

テーマ『夢をその手に』

TV朝日アナウンサーの森葉子さんを講師に
富来田中学校 努力は裏切らないと

木更津市立富来田中学校(校長・臼井弘子、生徒数96人)では、PTA主催で、生徒たちに対して教育的なアプローチから、思い出に残るようなことができないかということで、このほど、講師を招いて講演会を行った。
今回は、テレビ朝日アナウンサーの森葉子さんを講師として招き、『夢をその手に』というテーマで講演会を行った。
森さんは、地元木更津総合高校を卒業、高校時代には剣道部に所属し、インターハイや国体への出場経験がある。
今回の講演会は、キャリア教育の視点から、生徒たちが実際に働く人の話を聞くことで、自分の夢や生き方に対しそれを実現する力や、将来自分がなりたい仕事に就くために努力する力を育むために、自分たちの住む木更津から活躍している人の話を聴き、自分の夢の実現に向け、これからどのような努力をしていくことが大切なのかを考える機会にしたいという思い出開催された。
講演を聞いた生徒からは、「アナウンサーという仕事の楽しさや魅力を知ることができた。将来自分がどのような仕事に就きたいかは不安だったけど、好きなことや得意なことを仕事にできることを知れたので、将来が少し楽しみになった」や「講師に『努力は裏切らない』という言葉が印象的だった。最近、受験勉強をしていても、その努力が身になっていないきがしていたけど、いつか必ず自分のためになるということを知って、抱えていた不安が少し楽になった気がする」といった声が聞かれた。
講演の途中では、森さんが出演していた「ナニコレ珍百景」での「登録決定」という生の声に、生徒たちから大きな拍手が起こり、楽しい一時となった。
講演会の最後に森講師から、「人はみんな個性があって、それを大切にしてほしい。そして、自分の趣味や特技が、将来の自分の支えとなり、役に立つときが来る」また、「物事に取り組む際には、結果よりも努力した家庭が大切。そして、今努力していることが、将来必ず役立つときが来るからがんばってほしい」というメッセージが送られた。

中心市街地の整備など

木更津市議会 きょうまで一般質問

木更津市議会定例会は、きょう12月1日(木)まで一般質問が行われている。
質問概要は次の通り。
【1日】
◎渡辺厚子議員
▽防災・減殺対策の向上(命を守る取り組みの充実。地域防災力の強化))
▽選挙投票率の向上(投票しやすい環境づくり)
◎鶴岡大治議員
▽まちの快適・うるおい空間づくり(中心市街地の整備。道路網の整備。港湾機能の充実。排水路の整備)
◎近藤忍議員
▽小中学校(小規模特認校<制度の利用者数。ほか>。学校施設整備)
▽都市政策(排水路の整備。都市計画道路)
◎佐藤修一議員
▽企業誘致(誘致の現状<市内法人数と法人市民税。ほか>。誘致の課題<誘致できる秋の土地。ほか>。誘致の方向性<誘致する業種。ほか>)

中央支店が寄付

保育園に絵本を

千葉信用金庫中央支店(支店長・鈴木亨哉、木更津市中央)は、11月18日、木更津社会館保育園(円超・宮崎栄樹、木更津市中央)に地域貢献活動及びSDGs活動の一環として、3万円の寄付を行った。
同園ではこの浄財に感謝して早速、『せかいいちのぼうし』(岩崎書店)等21冊の絵本を購入、保母などが子どもたちに読み聞かせを行い活用されている。

60年前の金田浜の話

遠浅浜水産経済研究会 講師は武内秀雄氏

木更津市金田地区で両市の後継者不足解消を進める「遠浅浜水産経済研究会」(代表・石川金衛・いしかわかなえ)による活動、《海に関わりたい人と、漁師をつなぐオンラインサイト》~Norinet Club(ノリネットクラブ)~の「第3回報告会と講演」が12月3日(土)午後1時から、龍宮城スパホテル三日月(お祭りランド内会議室・入場ゲートをくぐり右側の施設)で開催される。
今回は、金田海岸を知り尽くす地元の漁師・武田秀雄氏を講師に迎え「60年前の金田浜について」の話を聞く。
さらに、石川代表による今年度の海苔生産の現況報告と生産海苔がプレゼントされる。
このあと、
▽4回目は1月14日(土)、
▽5回目は2月4日(土)
▽6回目は3月4日(土)に
「報告会と焼きのり贈呈会」を開催予定。
海苔やノリネットに関心のある人の参加を募っている。
詳しくは石川代表 TEL090-3545-1161。

新千葉新聞

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