古墳から飛鳥へ時代を繋ぐ 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2023年2月8日発行

古墳から飛鳥へ時代を繋ぐ

金色の重要文化財金玲塚古墳出土品から
郷土博物館金のすず「木更津風土記」講演会

木更津市郷土博物館金のすず主催、地域学講座「木更津風土記」講演会が、今月25日(土)午後1時30分~3時30分、木更津市立中央公民館多目的ホール(富士見1-2-1、アクア木更津B館3階)で開かれる。
テーマは「古墳から飛鳥へ次代を繋ぐ~金色に煌めく重要文化財金玲塚古墳出土品から~」。
講師は文化庁文化財調査官の横須賀倫達(よこすか ともみち)氏。
参加費無料。
定員100人。
現在参加申し込み受け付け中。
締め切りは講演会前日の24日(金)午後4時30分。
金玲塚古墳は昭和25年に発掘調査されて以来、その出土品が日本を代表する古墳資料の一つとして内外に紹介され、国指定重要文化財となっている。
令和2年には、国立歴史民俗博物館をはじめ、全国の研究者とともに行った共同研究事業の成果を『金廉塚古墳出土品再整理報告書』として刊行し、同年、「千葉県金玲塚古墳出土品」として国の重要文化財に再指定された。
金玲塚古墳出土品からわかった新たな日本の古代史の姿とは何か、日本考古学と古代史を雄弁に語り、そして問う、重要文化財「千葉県金玲塚古墳出土品」。
同講演会では、長年にわたる調査・研究の成果を踏まえ、その価値の再評価と、今後の金玲塚古墳研究の展望と可能性を探る。
参加申し込みは同博物館(太田2-16-2)の窓口、または電話(TEL0438‐23‐0011)、Eメールで。
受付時間は午前9時~午後4時30分。
月曜休館。
Eメールアドレス kinnosuzu@city.kisarazu.lg.jp

木更津甚句よいつまでも

木更津市文化協会民謡部が出演
千葉県文化会館 ブラボー!和のコラボ

千葉県芸術文化団体協議会、公益財団法人千葉県文化振興財団主催、千葉県後援の「令和4年度第33回文化芸術フォーラム『ブラボー!和のコラボ』」が、今月11日(土)午後1時(会場・午後零時30分~)から、千葉県文化会館小ホール(千葉市中央区市場町11-2)で開催される。
出演団体は、千葉県三曲協会、流山市文化協会、木更津市文化協会、茂原市文化協会の4協会。
出演する、木更津市文化協会民謡の部では、『木更津甚句よ いつまでも』と題し、舞踊や三味線、小太鼓などで舞踊「正調木更津甚句」を披露する。
木更津史翠会の八幡裕子さん、三味線の福栄竜翠さん(日本伝統文化国際交流団)、踊りの卯月流悦の会の卯月悦さんをはじめとする木更津の芸達者が正調木更津甚句を披露、日本文化の伝統芸術を盛り上げる。
参加費は無料だが、事前申し込みが必要で、電話、またはFAXで、①参加者全員の氏名、②代表者の電話番号を知らせること。(先着順、定員になり次第締め切る)
申込の電話TEL043-222-0077、FAX043-221-6438。

県内で新たに630人

コロナの感染数 前週から264人減

県内で6日(月)、新たに630人が新型コロナウイルスに感染し、18人が死亡したと発表された。
感染者は前週の月曜日から264人減少。
累計感染者数は143万7264人に増えた。
年代別では40~49歳が118人で最多。
新規クラスター(感染者集団)は6件確認された。

フェーズ2Bに

県が病床確保計画

県は同日、病床確保計画について、県内全域を現行の「フェーズ3」から「フェーズ2B」に引き下げたと発表した。
「フェーズ2B」は昨年12月19日以来。
4段階のうち上から2番目で、確保病床は130床減の1752床となる。

レベル2に

感染拡大初期に

また、県内の感染状況や医療の状況等の目安になる警戒レベルについても、同日、「レベル3(医療不可増大期)」から「レベル2(感染拡大初期)」に引き下げた。
「レベル2」となるのは1月11日以来。

消防富来田分署の建設へ

木更津市 令和5年度の新規事業

【新規事業】
◎総務費
▽ホームページ再構築事業費(2800万円)=利用者が求めている情報を適切に分かりやすく提供していくため、情報発信の基盤である市ホームページをリニューアルし、検索機能等を強化する
▽市民参加型市政推進事業費(180万円)=広く市民の意見を集め、政策形成プロセスへ参画できるよう、市民参加型合意形成プラットフォームを整備し運用
▽江川総合運動場オープニングイベント事業費(650万円)=令和5年4月(予定)の第1や球場、8月(予定)のサッカー場竣工に伴い、オープニングイベントを開催
◎衛生費
▽子育てアプリ運用事業費(66万円)=妊娠・子育てに関する必要な情報を発信し、保護者の育児力及び利便性の向上を図るため、母子手帳アプリを運用する
▽大気汚染測定装置行進事業費(3400万円<国2890万円、市510万円>)=大気汚染の常時監視を行っている市内測定局の内、老朽化が進んでいる畔戸測定局の機器及びテレメータシステムを更新
◎農林水産費
▽水産競争力強化緊急施設整備事業費(1億6402万5千円<県1億4059万2千円、市234万3千円>)=本市の伝統的な水産業であるノリ養殖の単価向上と増産を図るため、協働加工施設の更新及び大型ノリ乾燥機の導入を行う漁業協同組合に対し補助を行う
◎商工費
▽広域連携観光誘客事業負担金(6000万円)=近隣市及び民間事業者と連携の元、千葉県誕生150周年記念事業となる「(仮称)100年後芸術祭-内房総アートフェスタ-」の経費一部を負担する
◎土木費
▽太田山公園再整備推進事業費(5000万円)=老朽化が進む太田山公園について、再整備に向けたサウンディング型市場調査を実施する
▽大久保公園整備事業費(2514万5千円<他1885万9千円、市628万6千円>)=自治コミュニティの活性化を推進するため、大久保公園にトイレ設置及び遊具の設置を実施する
▽暮らし・にぎわい再生事業補助金(9442万<国4721万円、市4721万円>)=木更津駅みなと口に複合施設棟及び駐車場棟を整備する事業者に対し、補助を行う
▽空き家除去工事費補助金(200万円)=生活環境の保全を図るため、市内に所在する老朽化した空き家を除去する人に、工事費の一部を補助
◎消防費
▽富来田分署整備事業費(6490万円)=昭和35年に建設され、建物の老朽が著しい、消防署富来田分署の建設工事を令和6年度から令和7年度に実施するにあたり、地質調査、基本設計や実施設計を行う
◎教育費
▽プログラミング学習実証モデル実施事業費<小学校>(71万1千円)=令和4年7月に締結した「プログラミング学習に関する連携協定」を活用し、情報教育における学校支援体制の強化や教員研修の充実、児童生徒の情報活用能力の育成を図る
▽プログラミング学習実証モデル実施事業費<中学校>(316万円)=同
▽きさらづ市民カレッジ事業費(102万6千円)=市内功労教育機関と連携し、各教育機関の特徴を活かした講座を開講する。

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