3Rや身近な環境問題 他【新千葉新聞】
- 2022/12/28
- ニュース
新千葉新聞2022年12月28日発行
3Rや身近な環境問題
子どもたちが環境を考える体験型イベント
木更津市1月15日 キッズリサイクルデイ
木更津市では、~子どもたちが楽しみながら環境を考える体験型イベント~「キッズリサイクルデイ」を、来年1月15日(日)保全11時~午後2時30分、木更津市民総合福祉会館で開催する。
これは木更津市制施行80周年記念事業(特別イベント)で、市では初の企画。
子ども(小学生以下)が主役の同イベントは、「キッズフリマ」と「環境セミナー」の2本立て。
将来を担う子どもたちに、3R(リユース・再利用、リデュース・再発抑制、リサイクル・再資源化)や、身近な環境問題について自ら考えるきっかけにしてもらいたいとするもの。
詳細は次の通り。
【キッズフリマ】
▽自分が使わなかうなったものが他の子に渡り、新たな価値が生まれる体験を通して、リサイクルの本質を感じてもらうことが目的で、「売る」のも「買う」のも、「子どもたち(小学生以下)」だけ。
保護者は専用スペースで見守るのみ。
▽場所=市民総合福祉会館市民ホール、午前11時~午後零時30分まで。
▽出展対象者=小学3年生~6年生まで、出展料1ブース300円、出店数は34ブース(1ブース2人まで)、1月5日まで受付(NPO法人キッズフリマホームページから)、申込多数の場合は抽選。
▽問い合わせ=NPO法人キッズフリマ(TEL03‐3384-0675、平日午前10時30分~午後3時30分)
【環境セミナー】
▽講師=NPO法人環境カウンセラー千葉県協議会(吉田昌弘氏、佐藤ミヤ子さん)
▽テーマ=「海洋プラスチックと環境問題~海のみらい・木更津野みらい~」
▽場所=市民総合福祉会館第1・第2研修室
▽時間=午後1時~2時30分
▽対象=小学5・6年生、30人。
1月5日(木)までに、市ホームページ申込フォームから(申し込み多数の場合はy通線)申し込みを。
▽問い合わせ=木更津市環境政策課(TEL0438‐36‐1441)まで。
人命救助で署長感謝状
館山消防署 清見台小の3女性教諭
木更津市立清見台小学校(校長・高橋等)の、中村恵子教諭(64)・佐藤香教諭(49)・石井一葉教諭(40)はこのほど、「人命救助」の功績で館山消防署(署長・里見成司)から署長感謝状が贈呈された。
同署によると、3人の教諭は今年11月5日午前9時5分頃、校外学習の下見で鋸山へ向かうためJR保田駅にいたところ、改札付近で電車に乗ろうと駅に来た男性が突然意識を失い倒れるのを目撃した。
3人は手分けをして、「119番通報」「心肺蘇生」「AEDの捜索」を行い、一次救命を実施した。
その後男性は息を吹き返し、到着した鋸南南分署の救急隊により木更津市内の病院に搬送され、一命をとりとめたもの。
同分署で行われた感謝状贈呈式で里見署長は、「勇気ある行動に感謝したい。3人がいなかったら、助かる命も助からなかった。皆さんの連携のお陰です」と深く敬意を表し、一人一人に感謝状を手渡した。
3教諭は、「学校での救命講習の経験が生きました。児童達にも今回の体験を伝え、教育に活かしていきたい」と話していた。
年越し大祓式
木・八剱八幡神社
木更津市富士見の八剱八幡神社では12月31日(土)午後3時から「年越しの大祓式」を実施する。
日々の生活の中で知らず知らずのうちにみにつく罪や穢れを、半年に一度祓い清める日本の伝統行事。
参加費は2000円。
申し込み・問い合わせは同神社 TEL0438‐23‐8881。
県3195人
26日のコロナ感染
県内では26日(月)、新たに3195人が新型コロナウイルスに感染し、18人が死亡したと発表された。
前週月曜日と比較して38人増え、22日連続で前の週の同じ曜日を上回った。
新規クラスターは12件確認された。
トルコキキョウのゲノム解読
より多様なニーズに対応した研究成果
DNA研究所等 新品種育成への足掛かり
公益財団法人かずさDNA研究所(木更津市)は23日、タキイ種苗株式会社、東京大学、国立遺伝学研究所、長野県野菜花き試験場と共同で、トルコキキョウ(ユーストマ)のゲノムを解読したと発表した。
トルコキキョウ(Eustoma grandiforum・ユーストメ)はリンドウ目リンドウ科ユーストマ属に属する植物で、切り花として人気が高く、日本でも多く生産されている。
近年は品種改良によって白やピンク、黄や赤の花弁で、八重咲や派弁にフリンジがあるものなど、様々な色や形態の花を持つ品種が作り出されている。
そこで、より多様なニーズに対応した品種開発を進めるための足掛かりとして、トルコキキョウの全ゲノム解読を行った。
これにより、約13億塩基対からなるゲノム塩基配列が明らかになり、36,619の遺伝子を見出すことが出来た。
また、遺伝子を比較することで、リンドウ属とユーストマ属は約4100萬年前に分岐していることが明らかになった。
ゲノム情報が明らかになったことで、今までにない特徴を持つトルコキキョウの品種開発が正解中で進むことが期待される。
同研究成果は英文科学雑誌G3において、今月19日(月)にオンラインで公開された。
東9枚目に昇進
相撲番付・千代嵐
日本相撲協会は26日、来年1月8日からry東国国技館で行われる大相撲初場所の新番付を発表した。
強度力士の、幕下・千代嵐(木更津市出身、九重部屋)は、東12枚目から同9枚目に上がった。
先場所(九州場所)では4勝3敗で勝ち越しを決めた。
序2段・雅(君津市出身・二子山部屋)は、東45枚目から同65枚目に下がった。
先場所の成績は3勝4敗の負け越しだった。
新しい年の多幸を願って
富津市マザー牧場 もぐもぐ春の七草
動物たちが豊かな大自然の中でのびのびをあそび、来場者を歓迎している~花と動物たちのエンターテイメントファーム~マザー牧場(富津市田倉)では、新しい年の多幸と健康を願って《無病息災祈願 もぐもぐ初の七草》イベントを、1月1日(日)~9日(月)まで、期間限定で開催する。
これは1月7日の「七草の日」に合わせ、健康を願って七草に見立てた『エサ7種盛り合わせ』を動物たちにプレゼントするもので、七草をむしゃむしゃとおいしそうに食べる動物たちのかわいい仕草を見てもらおうとする企画で、来場者もエサやり体験ができる(数量限定でエサの販売がある)。
動物たちとふれあって癒され、2023年の無病息災を一緒に祈りましょう!~と多くの来場を歓迎している。
詳しくはマザー牧場ホームページで。
千代倉桜崖書展
銀座幸伸ギャラリー
木更津市の書道家、千代倉桜崖氏の「千代倉桜崖書展2023」が1月5日(木)~9日(月・祝)午前11時~午後5時30分(初日は午後2時から、最終日は午後3時30分まで)、銀座幸伸ギャラリー2階(東京都中央区銀座7-7-1、銀座幸伸ビル)で開かれる。
大作から小品まで『詩文書』作品11点を展示。
入場無料。
達万馬鈴展
木更津市桜井新町で
~達万馬鈴(だるまばりん)とデイサービス利用者との工芸コラボ~「達万馬鈴展」が、1月4日(水)~6日(金)午前10時~午後4時、木更津市桜井新町のデイサービス「あやめ」(代表・草刈良一)で開かれる。
展示されるのは木更津市在住の書家、達万馬鈴氏(川口馬林、川口達万改め)が墨絵を描き、その廻りに利用者らが色紙を貼った楽しい作品。
ぜひ干渉をとあんなしている。
同デイサービスは木更津市桜井新町4-1-10、TEL0438‐38‐3501。
問い合わせは草刈代表へ(TEL090-2325-3391)。
社説
令和4年を振り返って
令和4年という1年を振り返ると様々なことが思い出される。
3年前の師走に流行し始めた新型コロナウイルス感染症は、まったく収束の兆しは見えない。
ワクチンの接種が進んで、たとえ罹患しても重症化しないとは言われるが、それでも不安の域を脱しきれない。
今年2月に勃発した、ロシアによる隣国ウクライナへの軍事侵攻は、未だ目的がわからに。
ロシアは現在劣勢が報じられてはいるものの、自国の正当性を主張して親交を続けており、犠牲者が増えるばかりで、我がことに置き換えたら、身の引き裂かれる思いである。
1日も早い終結を願うばかりである。
国内外、地元でも今年上半期は、諸行事・活動の自粛等が3年連続で行われてきたが、下半期では~ウィズコロナ~と銘打ち、十分な感染防止策と、参加者個々に協力も得て、各種事業が再開されている。
マスク着用は日常的となり、真冬はありがたい存在となっている。
また、物価の高騰で国民は皆苦しい年末を迎えている。
来年3月まで実施される様々な木更津市の市制施行80周年記念事業は、20年後の100周年を見据えて、若い力・躍動する力を応援するものが多く、参加・見学する人々にも夢と希望を育むものである。
4年ぶりの「ちばアクアラインマラソン」は東京湾アクアライン開通25周年の記念の年に相応しく、大きな盛り上がりを見せ、首都圏の一翼を担う房総半島・千葉県の存在感を一層明確にした。
著名人や芸能人の訃報も相次いだ。
これらの人々は書物、歌(音楽)、映像、音声などで自分を残すことは出来るが、一般人は何を残すことができるだろうか。
誰もが明日のことは分からない。
~今、このとき、この時間が、自分にとって一番大切なとき!~と思うことで、1日1日が愛おしくなる。
今年も頑張った自分をほめよう!来年もきっといい日が待っている。
本年もご愛読いただき有難うございました。