最高のパフォーマンスを 他【新千葉新聞】
- 2022/9/28
- ニュース
新千葉新聞2022年9月28日発行
最高のパフォーマンスを
とちぎ国体2022と全国障害者大会
県代表の木更津市 選手ら市長激励会
令和4年度「第77回国民体育大会いちご一会とちぎ国体2022」と「第22回全国障害者スポーツ大会いちご一会とちぎ大会2022」に、千葉県代表として木更津市から出場する選手・監督・コーチなどに対する『市長激励会』が21日、市民会館中ホールで開催された。
国体には監督7人・選手21人(うち1人兼監督)合計28人、障害者スポーツ大会にはコーチ2人・選手3人の計5人が出場する。
激励会には、渡辺芳邦市長のほか、重城正義市議会議長、草刈慎祐副議長、石井徳亮教育民生常任委員会委員長、鈴木晟夫スポーツ協会会長などを迎え開会、各競技の代表21人が出席した。
選手・監督・コーチなど一人一人が呼名紹介されたのち、渡辺市長や重城議長は、長引くコロナkで様々な制限がある中でのたゆまぬ鍛錬で代表選手を勝ち取ったことに深く敬意を表し、「千葉県、木更津市の代表としての誇りのもと、日頃の練習成果を発揮して最高のパフォーマンスを期待する。市民挙げて応援する」などと激励の言葉を贈った。
これに応え、四元羅生選手(柔道、木更津総合高校)が、常に支えてくれた指導者・仲間・家族などたくさんの人々に感謝して、悔いのない試合をすると誓った。
国体の総合開会式は10月1日、宇都宮市で。
代表選手は次の通り。
福祉の4万円
ネモト企画が寄付
木更津市のネモト企画(代表・根本喜一郎)は今月17日に君津市民ホールで「輝け!唄の祭典」を開催し、社会福祉事業に役立ててほしいと、社会福祉法人木更津市社会福祉協議会に、2万円を寄付した。
また、同様の寄付が木更津市の波岡東地区社会福祉協議会にも行われ、ネモト企画は計4万円を社会福祉事業に寄付した。
金田小用地の取得など
発議案では基地関係施策の要望書を
木更津市議会 全案可決し閉会
木更津市議会9月定例会(8月25日招集)は22日、最終本会議を開き、当初上程の21議案と発議案1件の計22議案を、全案原案通り可決・同意・認証して、29日間にわたる日程を終え閉会した。
審議されたのは、令和4年度補正予算関係5件、決算の認定1件、教育委員会委員の任命1件、公平委員会委員の選任1件、条例の制定1件、条例の一部改正6件、財産(土地)の取得など21件と、発議案「基地対策関係施策に関する要望書」の1件。
可決されたのは、新型コロナウイルス感染症対策に係る経費のほか、制度改正等の理由により緊急を要する事業など、歳入歳出予算の総額にそれぞれ13億2977万千円を追加し、補正後の予算総額を544億8670万5千円とする補正予算案(第3号)を盛り込んだ。
主な歳出事業は次の通り。
《独自施策》=新型コロナウイルス感染症及び物価高騰の影響を受ける子育て世帯の生活を支援するため、0歳から18歳の子のいる世帯に対し、1人15000円を給付するための経費。
【衛生費】
▽新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費、
▽新型コロナウイルスワクチン接種対策費
【農林水産業費】
▽原油価格や物価高騰の影響を受ける農林業者を対象に、農業収入を基準として、5万円または10万円を給付するための経費
▽《市独自施策》=厳守価格や物価高騰の影響を受ける漁業者を対象に、保有する船舶の大きさを基準として、5万円または10万円を給付するための経費。
【教育費】
▽金田中学校グラウンド整備事業費92,421戦円。
人事案件打破、教育委員会委員に豊田雅之氏(62、畑沢)の再任、公平員会委員に渡邉秀孝氏(45、祇園)の選任に同意した。
また、将来同市内に所在する保育所等において保育士として勤務しようとしている者に対し、月額3万円以内、就学資金の貸し付けを受けるもの1人につき72万円を限度とするし保育士就学資金貸付条例の制定が可決された。
金田地区における児童の増加に伴う教育環境の整備のため、金田小学校用地として、木更津市都市計画事業金田西特定土地区画整理事業施行区域内 仮換地100街区2画地、地積9178平方メートルを、2億130万4134円で千葉県から取得する議案を可決した。
また工事請負契約では、江川総合運動場拡張整備(サッカー場)施設整備工事について、セントラル(株)(代表取締役・本吉和江、木更津い)と、1億9250萬万円(消費税・地方消費税含む)での契約を可決。
令和3年12月15日に可決された江川総合運動場拡張整備(野球場)施設整備工事のセントラル(株)との工事請負契約について、3億8500万から、4億1005萬470円(消費税・地方消費税含む)への変更契約の締結も可決された。
議員発議案の「基地対策関係施策に関する要望書」は可決され、基地周辺住民や市民の生活環境の維持向上に向け、諸課題の改善、解決等を要望するため、防衛大臣・地方協力局長・北関東病秀局長にあてて提出される。
腸管感染を防ぐ 腸内細菌を同定
理化学研究所や慶應義塾大学と共同で
かずさDNA研究所 下痢症状の軽減など
公益財団法人かずさDNA研究所(木更津市かずさ鎌足)はこのほど、理科学研究所生命医科学研究センター及び慶応義塾大学医学部らと共同で、腸管感染症を防ぐ腸内細菌を同定したと発表した。
私たちのお腹の中には、100兆個を超える腸内細菌がいるといわれている。
腸内細菌は様々な機能を持ち、ヒトの健康と密接にかかわっている。
タンパク質を分解するトリプシンは腸管内で消化酵素として働いているが、大腸で活性が高いままだと炎症等の悪影響を引き起こすことが報告sらえている。
同研究では、腸内細菌の影響を受ける宿主たんぱく質を網羅的に解析することを起点として、トリプシンを分解する腸内細菌を同定した。
このトリプシンの分解により、細菌やウイルスに対する感染防御に役立っていることも明らかになった。
さらに、この腸内細菌が、新型コロナウイルス感染症に伴う下痢症状の軽減や、重症化を抑える効果を持つ可能性を見出した。
今後、腸内細菌を使った感染症の予防や、治療法の開発につながることが期待されている。
4市合計で206人が感染
県26日発表コロナ 県内2814人
県によると、君津地域で26日(月)、新型コロナウイルスの感染者が新たに木更津、君津、富津、袖ケ浦の4市合わせて206人確認された。
前週の月曜日(74人)と比較し約2.8倍の多さで、今月23日(229人)以来4日ぶりに200人を上回った。
各市の新規感染者数は木更津市が68人、君津市36人、富津市36人、袖ケ浦市45人。
富津市で30人を超えるのは今月10日(44人)以来16日ぶり。
1週間前と比べ、全市で増えた。
増加人数は木更津市が42人、君津市33人、富津市26人、袖ケ浦市31人。
同日現在における地元各市の累計感染者数は、木更津市が19367人、君津市10041人、富津市5141人、袖ケ浦市9889人。
千葉県内では同日、7人が死亡、2814人が感染。
クラスター(感染者集団)は2件判明。
累計感染者数は94万0551人となった。
市長賞に冨沢悠道さん・木更津二小
木更津市ゼロカーボンポスター 5年生の入賞者
木更津市は22日、地球温暖化をテーマに市内の小学校5年生から募集した、市制施行80周年記念事業『めざせ!ゼロカーボンシティポスターコンクール』の入賞者を発表した。
同誌は令和3年2月、2050年に二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指すゼロカーボンシティ宣言をしており、地球温暖化対策に取り組んでいる。
同コンクールは、地球温暖化問題は私たち一人ひとりが当事者であることを自覚し、原因である温室効果ガスの削減に取り組んでいかねばならないとして、次代を担う多くの子どもたちに関心を持ってもらおうと実施したもの。
コンクールには164人が参加。
応募のあった各小画工から5点以内で選ばれた全64作品の中から、市長賞1人、副市長賞2人、教育長賞3人の入賞者計6人を選出。
「市長賞」は冨沢悠道さん(木二)、「副市長賞」は伊藤愛夏さん(畑沢)、金子琴音さん(祇園)、「教育長賞」は結城李実さん(波岡)、足達海都さん(南清)、小畑玲百(富来田)が受賞した。
なお、表彰式はコロナウイルス感染拡大防止の観点から中止とした。
入賞者への表彰状と記念品は、学校を通じ個別に配布する。
審査の対象となった64作品は、イオンモール木更津2階の特設会場(光雲堂横)で23日から展示されている。
時間は午前10時から午後9時まで。
最終日は10月7日(金)。
入賞者については11月3日(木・祝)木更津市制施行80周年記念式典の会場となるかずさアカデミアホールでも展示される。