防衛大臣に浜田靖一氏 他【新千葉新聞】
- 2022/8/11
- ニュース
新千葉新聞2022年8月11日発行
防衛大臣に浜田靖一氏
松野博一官房長官(千葉3区)は留任
第2時岸田改造内閣 再任の重責担う
岸田文雄首相(65、自民党総裁、広島1区、衆院当選10回)は10日、内閣改造・党役員人事を実施した。
内閣では、浜田靖一元防衛相(66、千葉12区、衆院当選10回、無派閥、富津市出身、専修大、木更津高高卒)を再登板させた。
また、松野博一官房長官(59、千葉3区、衆院当選8回、阿部派、木更津市出身、早稲田卒、木更津校卒)は留任した。
今回、初入閣は9人、再入閣5人、留任5人、うち女性入閣は2人。
同日、組閣本部を設置し午後、松野官房長官が改造内閣の名簿を発表。
皇居で認証式の後、正式に閣僚が決まった。
首相は9日夕、長崎の平和記念式典に出席した後、記者会見し、新型コロナウイルス感染拡大やウクライナ情勢などを挙げ、「難局突破のため、政府・与党の結束がこれまで以上に重要だ。今回の内閣改造はこの認識の下で行う」と述べ、挙党体制の構築を目指す考えを示した。
防衛大臣に再起用された浜田靖一氏は、父親の浜田幸一元衆院議員の秘書などを経て、岸田首相と同じ平成5年の衆院選挙で初当選した。
平成10年7月、防衛政務次官、平成15年9月、防衛庁副長官、平成20年9月二防衛大臣(麻生内閣)に就任した。
このほか、自民党水産総合調整会長、同千葉県連会長、同国会対策委員長、衆議院予算委員長、同安全保障委員長、同国家基本政策委員長などを歴任している。
濱田氏は、これまで安全保障分野を中心に取り組んできた。
岸田首相としては、ウクライナ情勢や米中対立など厳しい安全保障環境の中、浜田氏の安全保障の知見を生かし、年末に控える「国家安全保障戦略」など安全保障関連の3つの文書の改善に向けた与党側との調整を円滑に進める狙いがあるものとみられている。
富来田ファイターズ優勝
「東京新聞旗争奪上総少年野球大会」
小櫃スポーツ広場で準優勝は祇園ブルーS
「第25回東京新聞旗争奪少年野球大会」(上総少年野球指導者指導連絡会主催、東京新聞など後援)の決勝トーナメントが6日、君津市の小櫃スポーツ広場で行われ、富来田ファイターズ(木更津)が祇園ブルーソックス(木更津)を破り優勝を決めた。
同大会は、エントリーした12チームのうち、2チームが新型コロナウイルス感染などで参加を見送り、10チームで実施。
7月31日にブロック予選とブロック代表戦を行い、勝ち上がった3チームが決勝トーナメントに進んだ。
結果は次の通り。
【ブロック予選】
▽上総小櫃ベースボールクラブ(不戦勝)-八幡台ボーイズ
▽大和田少年野球クラブ6-5木更津モーニングス
▽富来田ファイターズ16-11子安クラススポーツ少年団
▽請西ブレーブス(不戦勝)-八幡台ベアーズ
▽木更津ジャンボ9-1清川ライナーズ
【ブロック代表決定戦】
▽祇園11-1上総小櫃
▽富来田10-5大和田
▽請西20-1木更津
【決勝トーナメント準決勝9
▽祇園9-2請西ブレーブズ
【決勝】
▽富来田15-5祇園(5回時間切れ)
16日おえんま様ご開帳
選擇寺のお盆行事「夜店」は出ない
木更津市中央1-5-6、選擇寺(せんちゃくじ、山本恵司住職)のお盆行事、「おえんま様ご開帳」が、来る16日(火)午後3時~同6時まで行われる。
江戸の昔より年に一度、8月16日に「閻魔大魔王尊像」や「地獄極楽の絵図」を奉安し、厄除開運・家内安全など諸願成就を願う。
新型コロナウイルスの影響で「夜店」は出ない。
また本堂には入れないが、「おえんま様」はご開帳するため、本堂前よりお参りをしてほしいとしている。(マスク着用)
御祈願法要はあり、2000円で御祈願(厄除開運、家内安全)も受け付けている。
「御祈願の御札」は授与される。
前もっての申し込みを願っている。
御札は全て、郵送で送られる。
問い合わせは選擇寺TEL0438-22-2293。
4市合計で373人が感染
県9日発表コロナ 県内7058人
県によると、君津地域で9日(火)、新型コロナウイルスの感染者が新たに木更津、君津、富津、袖ケ浦の4市合わせて373人確認された。
前日8日(373人)と同人数で、1週間前の火曜日(317人)から56人増加した。
各市の新規感染者数は木更津市が169人、君津市87人、富津市44人、袖ケ浦市73人。
前週の火曜日(木・154人、君・66人、富・36人、袖・61人)と比較すると、各市で増えた。
木更津市は15人増、君津市21人増、富津市8人増、袖ケ浦市12人増。
9日現在における地元各市の累積感染者数は、木更津市が13657人、君津市7294人、富津市3574人、袖ケ浦市7100人となっている。
県内では同日、12人の死亡と7058人の感染が新たに判明。
前週の火曜日(6823人)から235人増加した。県内各地で13件のクラスター(感染者集団)が発生した。
航空機運用の懸念事項等
漁協部会と区長部会 駐屯地の対応方策④
「木更津駐屯地に配備されている航空機の運用に科難する懸念事項等について」
【その他】
▽質問等、▼回答。
▽暫定配備期間の再確認をしたい。
また、暫定廃部終了後の定期機体整備について、新格納庫が建設されることによって配備機数が増加し、騒音の被害が再拡大するような事態になるのではないか懸念する声が上がっている。(久津間地区)
《暫定配備について》
▼陸自オスプレイの暫定配備の期間については、渡辺市長と河野前防衛大臣の間で、配備の開始から5年以内を目標とすることについて確認しています。
また、令和2年2月14日付けで、市が防衛省との間で取り交わした合意事項の中でも、暫定配備期間を明記しています。
市としては、陸自オスプレイの暫定杯に関する市民の皆様の負担は5年以内であります。
また、防衛相からは、防衛相として、5年以内の陸自pスプレイの暫定配備期間を目標とさせていただく旨の回答をしたからには、佐賀県の有明海漁協との協議の加速化を含め、防衛省として取り得る、あらゆる措置をとる所存であると伺っています。
いずれにいたしましても、市としては、引き続き5年以内を目標とする前提配備期間の遵守を防衛相に求めてまいります。
《定期機体整備用の新格納庫建設に係る騒音等の負担増について》
▼防衛省からは、木更津駐屯地内において、新たに建設しています2棟の格納庫については、日米オスプレイの整備用の格納庫として、米側の整備需要(最大同時7機整備)と今後整備が見込まれる逐次オスプレイの整備需要に対応するため新しく格納庫を整備すると伺っています。
(続)