県内津波注意報 他【新千葉新聞】
- 2022/1/18
- ニュース
新千葉新聞2022年1月18日発行
県内津波注意報
トンガ海底火山噴火
日本から約8000キロ離れた南太平洋の島国・トンガの海底火山が噴火したことに伴う津波は、15日(土)夜から16日(日)午前にかけて、千葉県の海岸にも次々と押し寄せた。
18市町村に津波注意報が出され、沿岸の住民は不安な一夜を過ごした。
気象庁によると、館山市の50センチ(午前5時25分)を最大に、勝浦市で40センチ、銚子市で30センチ(同4時)の津波が観測された。
県のまとめによると、館山、鴨川など13市町村で避難指示が出された。
JRは外房線の茂原‐安房鴨川間で16日始発から運転を見合わせた。
午前中に再開。
大学入試共通テスト2日目の16日、会場の清和大学(木更津市)では20~30分贈らせて試験を開始した。
また館山市の受験生1人が電車の運休で会場の同大学に来られず、2週間後の再試験となった。
みんなで「いじめ」考える
弁護士たち4人により1,2年生に
波岡中学校 いじめ予防教室開く
木更津市立波岡中学校(校長・中務公明、生徒数456人)で、同地区のスクールロイヤーを含む4人の「弁護士たちによるいじめ予防教室」が実施された。
差別や偏見を持つことなく、相手の立場を尊重し、公正・公平な態度で接することのできる「心」を耕すことがねらいである。
同授業を実施するため、前もって、「いじめアンケート」結果をもとに、生徒指導主任と道徳推進教師を中心に「いじめ」を題材にした授業を行ってきた。
いじめによって自殺に追い込まれた実際の事件を題材にした授業は、生徒の内面を大きく揺さぶり、不安や緊張が生じやすいことを踏まえ、弁護士と教師の共同による授業を行うこととした。
同校は、コロナ禍において「『いのちの大切さ』に重点を置いた道徳の授業の充実』」を低間にプロジェクトチームを編成し、研究を進めている。
毎週の道徳授業の実践をはじめ、「ありがとうの木」を港内に提示するなど、「生徒の心の耕し」を推進する試みを行ってきた。
そして、今回、学校生活の基盤となる「学級づくり」「心の育成」に視点をおきながら、弁護士による一歩踏み込んだ「いじめ予防教室」を企画した。
対象は1,2年生。
ある学級の担任は、授業後、「子どもの内面に背松授業を行うことによって、これからの学級経営に向けて、」大きなヒントをもらうことができた」と語った。
また別の担任は、「大きな社会問題に対して、自分なりに聞き入棋士はもって学級を見てきたが、今回の授業を通して、多様な生徒たちの考え方やとらえ方にふれ、自分たちの学校の問題でもあるのだと再認識させられた」と語った。
授業後は、生徒たちからは「今私たちができることは、まずは一人ひとりが充実した学校生活が送れるような仲間づくりをしていくことだと思う」「いじめがある、ないだけを問題にするのではなく、いじめをしない、させない、見すごさない、そして許さないというみんなの強い決意表明を形にしたい」の声が上がった。
同地区のスクールロイヤーのひとりである反町義昭氏(豊田・大杉総合法律事務所)は、最後に生徒たちを前に「いじめを許さない。仲間を大切にしたい。楽しく充実した学校生活を送りたい。これがみんなの願いだ。我々大人も、その願いをかなえるために全力でサポートしていく。そして先生たちは、これからもみんなの声に真摯に耳を傾けていく」と語った。
15日に84人、16日に54人
県発表コロナ 県内は16日は1207人
県によると、君津地域では新型コロナウイルスの新規感染者が4市合わせて15日(土)に84人、16日(日)に54人、合計138人確認された。
各氏の内訳は15日が木更津市34人、君津市24人、袖ケ浦市17人、富津市9人。
16日は君津市24人、木更津市15人、袖ケ浦市10人、富津市5人。
このうち15日の木更津市・34人は、42人だった昨年8月30日以来の30人越え。
また君津市は15日と16日共に昨年8月16日の過去最多に並ぶ24人が感染。
14日(金)から3日連続の過去最多となる。
地域全体の年齢別で最も多かったのは、15日がv20代で25人、16日は10代で18人だった。
袖ケ浦市は16日、教育部学校休所kセンターに勤務する50代の男性事務員が感染したと発表した。
市職員としては11人目となる。
濃厚接触者は現在、保健所に確認中。
市では通常通り業務を継続する。
また県警は16日、職員8人の感染を発表。
この中には木更津署交通課の40代男性巡査部長(君津市)も含まれる。
16日現在の4市の累計感染者数は木更津市が1873人、君津市が920人、富津市453人、袖ケ浦市745人に増えた。
千葉県内の新規感染者は15日が945人。
16日は1207人で、1日の新規感染者が1200人を上回るのは1202人だった昨年9月4日以来。
2日間とも死者の発表はなかった。
社会福祉にと
渡邉康則氏が寄付
(株)WATANABEの渡邉康則氏は今月11日、社会福祉事業に役立ててほしいと、1万円を社会福祉法人木更津市社会福祉協議会に寄付した。
木更津市を内外に紹介
令和3年度木更津市観光写真コンクール
木更津市観光協会 今月末まで作品募集
(一社)木更津市観光協会(会長・野口義信)では、「令和3年度木更津市観光写真コンクール」の作品を今月31日(月)まで募集している。
木更津市内の名所・旧跡・風俗・行事・風景・観光客百態など、木更津市を内外に紹介するのにふさわしく、観光意欲をそそるような主題の作品を募るもの。
窓口・郵送のほか、WEBでも受け付ける。
募集概要は次の通り。
◎応募資格=制限なし。
◎作品
▽窓口・郵送応募=カラーまたは白黒プリントのワイド4つ切り判に限り、3年以内に撮影の自作品で未発表のもの。
応募は1人5点まで
▽WEB応募=3年以内に撮影の自作品で未発表のもの。
1人5点迄。
またJPEG形式で10メガバイト以内。
これより画像が大きい時は10曲げバイトにあ祝して応募のこと。
◎各賞
▽推薦1人(千葉県観光物産協会長賞、3万円)
▽特選2人(木更津市長賞・木更津市議会議長賞、1万円)
▽入選10人(公園・協賛各社賞)
▽佳作10人(木更津市観光協会会長賞)
▽その他特別賞。
◎応募方法
▽窓口・郵送応募=作品の裏面に必要事項を記入した応募票(自作のものでも可)を貼付する。
応募作品は原則として返却しない
▽WEB応募=木更津市観光協会ホームページ上の写真コンクール特設サイトより応募する。
◎応募先=木更津市観光案内所(木更津市富士見1‐2‐1 スパークルシティ1階、TEL0438‐22‐7711)
アドレス http://www.kisarazu.gr.jp
◎締め切=1月31日(月)必着。
◎発表=2月下旬。
新千葉新聞紙上に発表するとともに重傷者に通知。
入賞作品の著作権は撮影者に帰属する。
ただし、入賞作品は各種媒体へ画像提供されたりすることがる。
入賞作品、及び撮影者の指名は、木更津市観光協会ホームページ上で公表する。
問い合わせ先は木更津市観光案内所(TEL0438-22-7711)。