冬の交通安全運動はじまる 他【新千葉新聞】
- 2021/12/10
- ニュース
新千葉新聞2021年12月10日発行
冬の交通安全運動はじまる
子供と高齢者の交通事故防止目標に
飲酒運転根絶など きょうから県下展開
~その一杯 愛車も走る凶器に 早変わり~をスローガンに「冬の交通安全運動」がきょう1-日から19日まで県下一斉に展開される。
年末は、日没が早く、日の出は遅い時季であり、夕方や明け方の視界が著しく悪化する。
さらにこの時期は、忙しさから先を急ぐことも増え、注意力の低下による重大事故の発生も懸念される。
今回の運動の重点目標は、
①飲酒運転根絶
②夕暮れや夜間、明け方における交通事故防止
③子供と高齢者の交通事故防止
同運動にちなみ
▽富津警察署と富津市は初日10日(金)午後3時から市役所1階ロビーで出動式を行う。
▽木更津警察署と木更津市・袖ケ浦市は、13日(月)午後4時から、木更津警察署駐車場で合同出動式を実施する。
▽君津警察署と君津市は15日(水)午後2時から、日本製鉄かずさマジック監督の渡邉俊介氏(元プロ野球選手)を1日警察署長に委託して、「年末年始特別警戒取締り・冬の交通安全運動」の出動式を、市役所駐車場で実施する。
各署とも出動式の後、各種団体の協力を得て、交差点での立哨活動、市民への啓蒙活動などを行い、交通安全、防犯意識の高揚を図る。
電気自動車寄贈に対し
渡辺木更津市長 エレクトロ(株)を表彰
木更津市(渡辺芳邦市長)は7日、駅前庁舎8階市長応接室で、HW ELECTRO(エイチダブリュー エレクトロ)(株)(代表取締役・蕭 偉城 、ショウ・ウェイチェン、本社・東京都江東区)に対し、「寄付に伴う功労表彰」を行った。
同社との『災害時における電動車両等の支援に関する協定』締結(今年6月24日)にともない、同社から移動可能な電動ぢゃりょう「電気自動車・ELEMOエレモ200」1台と、「ELEMO搭載オリジナル防災品1セット(30種類)」が寄贈されたことに敬意を表し、氏の表彰規定に基づき表彰したもの。
功労表彰式にはHW ELECTRO(株)の蕭ショウ代表取締役、大谷敏之常務執行役員などが来庁、木更津市からは渡辺市長、田中幸子副市長、伊藤浩之総務部長、植野博総務部次長など関係者が出席。
渡辺市長から蕭代表取締役に表彰状を贈呈、記念写真に収まった。
席上、渡辺市長は、木更津市の電気自動車普及促進のため、防災備蓄品掲載の電気自動車1台の寄贈に深く感謝し、「行財政運営及び、避難所等での電源確保が容易になると、市の防災施策がより強固なものになり、市民に安心を届けることも出来る」など御礼の挨拶を行った。
続いて同ビルの地下1階で、「電気自動車・ELEMOエレモ200」が披露された。
ELEMOは、HW ELECTRO(株)が製造・販売するオリジナルの多用途小型電気自動車。
100%EV(電気自動車)で、温室効果ガス排出量の削減や、ガソリン車と比較して燃費も格安。
1階の充電で約200キロメートル走行が可能。
多動電源としても活用できるほか、荷台には(一社)日本防災教育振興中央会監修の、避難所等で必要な救急用品や備品類などが搭載されている。
平時には市役所朝日庁舎で業務に使用するほか、各種イベントや防災訓練等では展示公開し、同車両の有効性等も市民にPRする。
同社では今年7月から販売開始で、既に日本湖k内に100台ほどの受注があるなど人気を博しているという。
トイレ清掃や窓掃除等
学校・家庭・地域による共同活動
富来田小学校 ボランティアが尽力
木更津市立富来田小学校(校長・佐藤雅之、児童数188人)では、「すべては、子どもたちの未来のために」を合言葉として、学校、保護者、地域が一体となって活動している。
その中で学校支援ボランティア活動として結成された「富来っ子見守り隊」や校舎内外環境美化作業ボランティア、読み聞かせボランティアが日ごろ積極的に活動している。
コロナ禍の影響もあり、しばらくは職員の手で行ってきたトイレ清掃についても、ボランティアを募ったところ140有る家庭から30家庭近くが集まった。
早速、午後4時~5時、校舎内トイレ清掃と1階窓清掃が行われた。
見違えるほどピカピカになり、「明日、子どもたちはなんて言うだろうね!」など話題になっていた。
学校では「地域、保護者の皆様には本当に感謝の言葉しかない」とお礼の気持ちを表していた。
路線バスの乗り方教室
安全に利用するために4つの確認など
木更津市と日東交通(株) 西清小児童が体験
木更津市と日東交通(株)は連携して、実際に運行している路線バス車両を使用して、小学生を対象にした「路線バスの乗り方教室」を開催している。
今年度は6日(月)、旧市役所西側駐車場で実施、木更津市立西清小学校(校長・藤平善史、児童数247人)の3年生37人が参加した。
この教室は、日東バス社員を講師に路線バスの乗り方・降り方、社内でのマナー、バス停の看板と時刻表などの見方等の説明を聞いて、路線バスを身近に感じてもらうとともに、運転席からの死角や、バスの内輪差等についても学び、児童たちが自ら交通事故防止など、より安全に生活できるようにすることを目的に開催されている。
同社では路線バスの運行区域の自治体と連携して年間4回、同教室を開催しており、公共交通の役割・必要性について考える機会となることから「モビリティ・マネジメント」(国交省の交通施策の一つである過度の自動車利用から公共交通等を適切に利用すること)の推進や、昨今の利用者減少により運行の継続が困難になりつつある路線バスの利用促進にもつながるものと期待されている。
今回の西清小児童たちは、「路線バスに乗る時の4つの確認」として、
①バスの行き先を確かめる(バスの表示やバス停看板等で)
②乗る時に整理券をとる
(車いすのひとがいたら先に乗車してもらう)
③自分が降りるとき「次止まります」のボタンを押して運転手に知らせる
④整理券番号の運賃を整理券と一緒に料金ボックスに入れて下車する
などの説明や注意時k場をきいてから実際にバスに乗って会場を一周、乗車気分を味わった。
最後にアンケートに記入、感じたことでは「バスに乗る時に居は約束があることが分かった」「話を聞いて一人でも乗れそうと思ったので今度乗ってみたい」などが多数聞かれた。
同教室は木更津第二小学校(平成29年度)、東清小学校(平成30年度)も受講している。
アートとふれあう
木更津中央公民館
木更津市の芸術文化に親しむまちづくり振興事業「アートとふれあおう」があす11日(土)午前10時~午後3時、中央公民jン巻多目的ホールで開かれる。
講師は浅羽睦美氏。
対象は大人。(高校生、大学生可)クレヨン、画用紙など持参。
問い合わせは市文化課TEL23-5309へ。
県内4人感染
コロナ地元はゼロ
県によると、8日、君津地域4市で新型コロナウイルスの新規感染者は確認されなかった。
千葉県内では、新たに20歳代~40歳代の男女4人の感染が判明した。
死者の発表はなかった。
同日現在の県内の感染者累計は100515人に増えた。
十両昇進の千代嵐を応援
会員を広く募集 地元後援会を再起
今年12月の大相撲九州場所で3度目の重量復帰を果たした、木更津市出身、岩根中卒「千代嵐」関(30)=本名・渡邉慶喜(わたなべ よしのぶ)、九重部屋所属=を応援しようと、河辺伊知郎さん(木更津市)が発起人世話人となり、地元後援会を再起することになった。
来年の初場所(1月9日初日、東京・両国国技館)で千代嵐が関取として地元の生会陰を受け活躍できるよう、広く会員を募集、同場所に間に合うように講演会を発足させる。
講演会の名誉会長は棋士の羽生善治氏。
千代嵐は2007年(平成19年)3月に九重部屋に入門、同ねん3月に初土俵。
177センチ、145キロ、得意技は押し。
2011年(平成23年)秋場所で新十両に昇進したが、けがで陥落、その後2013年(平成25年)に十両に返り咲くも、またしてもけがによって再度重量から陥落、さらに番付をさげた。
そこから苦節8年、今年の旧称場所で見事、3度目の重量復帰を成し遂げた。
講演会は2011年の新十両昇進の際に、地元有志によって結成されたが、十両から陥落してからは自然消滅した状態で教に至っている。
本人の血のにじむ努力の結果、十両に復帰した千代嵐に、今では多くの地元市民から称賛の声があがり、講演会を再起させることになったもの。
河辺さんは、「お相撲さんには、地元の声援が一番元気の元となるようです。まずは、”小さく生んで大きく育てる”の言葉通り、私が世話人をしてまずは講演会のマッチ箱を作って、多くの市民の皆様がマッチ棒のごとく束になって協力し、活躍の火付け役となるようお世話させていただく事となりました」とコメントしている。
会員の対象は、地元に在住する人、企業、もしくは千代嵐を応援したい人で、会の目的「国技である大相撲の世界で頑張っている地元力士『千代嵐」を応援し、励ます」に賛同する人。
入会申し込みはファックスで。
▽一般会員(年会費5000円<分割可>。開放や情報の共有、総会に出席して発言でで、懇親会に参加できる)
▽特別会員(会費無料。様々な自分流で応援する)
▽サポーター会員(会費無料。会の要請があった場合、支障のない範囲で応援する)
の中から選択し、その会員の種別と、氏名・団体・企業名、郵便番号・住所、電話・ファックス、Eメール・ライン・その他、コメントを明記する。
申込・問い合わせ先は河辺さん(TEL0438-55-1014、FAX同55-7207)。